で、結局これはどっちが正しいのかね?
てか、ロワアームってどこから出てきたのか自分でも出どころ不明で最近頭が混乱しています。
さて、月曜に取り付けした
『AutoExe ロアーアームバー MDJ4B00』
これは結構な曲者だった。
まず第一に、つけて真っ先に体感できたのが
・加速時にて、路面に伝達するロスが減った。気がする
これは結構大きい効果だと思う。
伝達ロスは
大体エンジン出力からミッションへの動力ロス、
ミッションからドライブシャフト、
シャフトのベアリングとアクスルへとやってきてタイヤへ
などと適当なこと言ってるが、
カタログスペックの1~2割減った状態が正確な伝達能力だと
言われている。
更にそこから路面の状態やタイヤの性能、サスペンションの仕事量と
いろいろと要素が絡み合うが、ここでのサスペンションの要素に注目したい。
サスペンションの仕事を向上させるならタワーバーだろ?
いやいや、ロアーアームバーが一番効果が大きいと思う。
サスペンション部の独立懸架構造ではタワーバーの効果が
イマイチだったり、欲しかった効果が体感できない車種が多いらしい。
その点、ロアーアームバーはボディの底部を補強し、
路面からの衝撃、左右のカーブを曲がるときの遠心力による
ボディの歪みが抑えられる。
クロスメンバーの歪みが抑えられるならば、挙動が不安定になるデコボコな路面でも
軽やかな足取りで走り抜けることができる。 あとはサスペンションの仕事です。
結構厄介なデコボコがある交差点が近所にありまして、そこは右折後に
横断歩道侵入手前にギザギザ状のうねったデコボコが横断して、
さらにその前には谷状の凹みが、一車線分横断するという
頭がおかしい路面が五年以上も放ったらかしになってる場所を走った時だ。
厄介なのは旋回時、これから加速に入るタイミングでこの路面だ。
以前だったら車内にダイレクトに来る衝撃で暴れる車体が厄介だった。
そのせいで加速するタイミングが横断歩道通過後になってしまう。
ところが、ロアーアームバー装着後の挙動ではそこまで酷い衝撃がやってこなかった。 むしろ後輪側が足を引っ張るような感覚が生まれてきた。
前輪駆動の動力がまるまる伝わってるかのような感覚は
結構気持ちがいい。 直進時のデコボコ路面も
『純正の車体にロアーアームバーつけただけ』 なのに軽快に通過する。
これは凄い発見でもある。 いい買い物したなーとこのときは思ってました。
じゃあデメリットを語ろう。
・後輪に引っ張られる感覚がある
・適正なブレーキングと舵角が求められる
まず、フロントを強化したということはリア側はそのままということだ。
これにより車体とリア・サスペンションとの結合部は未だ捻じれ、歪みは
発生する。 それにより
「歪み発生 → 歪み停止 → サスペンション仕事」
のうち、 歪み発生から停止までの時間が
「前輪と後輪で大きな差が出た。それにより以前と比べてアンバランスな状態」
となったのではなかろうか?
まーなんにせよ、これは誤差の範囲で済めばいいが、気になる人はいるはず。
一昔前にドッキリ! 系のネタで前席と後部席の間が切り離されるネタがあったのを思い出した。
まさにそんな感じがしたから、フロア下は今後の課題になるかと思う。
次に、いつものカーブを曲がるときのことだ。
急ではないが90度の右カーブでいつもと同じ舵角にて進入。
アクセル調整で車体をコントロールしてたが、
「ひ、左にいっちゃう!? 行っちゃう逝っちゃう!?」
以前なら問題ないことでも、ロアーアームバー取り付け後は
『まるでコンパスで円描きました ってくらい優等生な円を描く挙動だった』
確かに以前なら歪だけど路面の白線にほぼ沿った走りになってたが、
コンパスで描くような感じで矯正されたかのような違和感バリバリな
感覚が気持ち悪かった。
ブレーキで減速、これ大事。
メリット、デメリットを自分なりに述べたが、考えた結果
『つけてよかった、気がする』
日数はそれほど多くはないが、ブレーキの減速がキモとされる部分が大きい。
カーブでの曲がるときに神経を使うが、それでもつけてよかった。
そんなパーツだと私は思う。
ブレーキを変えるのか、
金がほしい。
Posted at 2022/07/31 03:28:10 | |
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