2005年11月09日
今日は稚内に戻ってきてだいぶ落ち着いてきたので、再び総研をガリガリと進めてました。
さて、現在パジェロミニに乗っているという事で4輪駆動について調べてみました。(ホントは昨日調べていたのですが書く時間が無くて・・・^^;
メモ代わりにブログに書いておきます。間違って解釈してたりした場合、突っ込みとか入れてくれると助かります。
4輪駆動=雪道に強いと誰もが思うかもしれませんが調べていくうちに4WDの欠点や利点が色々と見えてきました。
まず、昨年何度か家の駐車場などでスタックした経験をふまえて、4WDはどうなの?って事で調べてみました。
FFやFRなどの車は雪で腹がつっかえたり、穴に落ちたりして駆動輪の片側が浮くと、浮いたタイヤから駆動力が抜けてしまいます。(LSD装着車はまた違うのでしょうが)
経験ある人ならお分かりでしょうが、この状態から脱出するのは結構骨が折れます^^;
じゃあ4WDならば大丈夫なのか?と思って調べてみると・・・
一般的にフルタイム4WDと言われる種類の4WDはセンターデフという物があり、前輪と後輪の回転差を吸収してくれています。このセンターデフにより4輪に駆動力がかかった状態でもコーナーなどでスムーズに曲がる事が出来ます。
しかしセンターデフといえど、デフであることに違いはないはずです。つまり1輪スタックすれば普段4輪にかかっている駆動力がスタックしたタイヤから抜けてしまい脱出は難しくなります。
よって、深い雪上においてセンターデフを持つフルタイム4WD車の走破制が高いと一概には言い切れないという事です。
しかし、センターデフを持つ4WD車の中にセンターデフをロックさせる機能を持った車種が存在します。あまり車種に詳しくないのでたくさん例は出せませんがランドクルーザー100などがそうです。
ボタンやレバーなどでセンターデフをロックする事により1輪、もしくは前2輪や後ろ2輪がスタックしても駆動力を得る事が出来ます。ただしセンターデフをロックしたとしても前後でそれぞれ1輪ずつスタックしてしまえばフロントとリアにそれぞれあるデフによって駆動力は抜けてしまう・・・はずです。(っと言う事は前後にLSDが入っていれば最強?)
さて、次にパートタイム4WDについてですが
パートタイム4WD車は普段はFR、FFで走行していますがドライバーの判断によってトランスファーレバーを操作する事により4WDに切り替える事が出来ます。
三菱車よりの話になってしまいますが、親パジェロ、デリカなどの車種はセンターデフがありパジェロミニ、ジムニー(ちょっとあやしい)などの車種はセンターデフが無く直結四駆などと呼ばれたりします。この場合ミッションからトランスファーを経由して直接ドライブシャフトに駆動力が伝わるらしいです(ちょっとあやしい)
この親パジェロ、デリカにはスーパーセレクト4WDというのが搭載されていて4つのモードを持ちます。
2H,4H,4HLc、4LLcとあり、それぞれ2輪駆動、デンターデフ機能付き4WD、センターデフロック4WD、高いギア比のセンターデフロック4WDとなります。
さらに、このほかにリアデフロック機能も持ち合わせています。
そしてパジェロミニにはイージーセレクト4WDという物が搭載されていて、2H、4H、4Lの3つのモードがあります。
それぞれ2輪駆動、CDロック状態4WD、高いギア比のCDロック状態4WDとなります。パジェロミニにはリアデフロック機能はないです。
と言うようにパジェロミニにはセンターデフがないので乾燥した舗装路面では4WDで走行する事が出来ません。
出来ない事無いでしょうがやらない方がいいでしょう。
それは前後の回転差を吸収できないために、「タイトコーナーブレーキング現象」が発生するからです。
ようは回転差が吸収できないから車に無理がかかってブレーキがかかったみたいな状態になるという事です。
乾燥した舗装路面で頻繁にこの現象が起きるとタイヤや駆動系をいためるそうです。
っとまあ色々書いてみましたが4x4は奥が深いです。
20年近く4x4マガジンを読み続けた親にも言われましたが、ちょっと勉強したぐらいで理解できるほど四駆は簡単じゃないと・・・
これから地道に勉強していきます。(その前に卒研か^^;
ちなみに、今回はスポーツ走行をするための4WDや駆動力を動的に変化させるような最新型の4WDについては調べてません。その辺はまた今度時間を見て調べてみます。
Posted at 2005/11/10 00:31:51 | |
トラックバック(0) |
4x4 | 日記