1
その3です。
今回は不調の核心に触れようと思います。
ということで、
・吹けが悪い
コレの正体は何だったのか。
というものですね。
個人的にまず考えてたのが、
・イグニッションコイルの消耗(プラグコードとかも含めて点火系の消耗?)
・触媒・エキマニで何かよくない事が起こってるんじゃないか
この2点でした。
どっちかって言うと、考えは前者のコイル寄りでした。
吸気はエアフィルター替えたばかりだし、硫黄臭いのもマフラーの延長部の排気漏れだろうという事でコイルのせいにしたい考えでした。
2
まぁだいたい思惑というものは外れるもので・・・・
不調の原因、そいつは触媒でした。
この外した触媒、何が悪いのかって言うとまず見た目。
禍々しいオーラを放つと共に、明らかにおかしいくらい赤くなってます。
これは、この部分が発熱しまくって焼けた姿ということでした。
機能もほとんど果たしてないので、悪く言えば焼死体(汗)
こいつのせいで排気がフン詰まりになり、結果的に吹けが悪くなっていた。
更に、ウィンドウを締め切った状態でも、車内に硫黄臭が立ちこめる時があった。
という結果に繋がっている訳でした。
3
肝心な時にボケている・・・
外した事がある人なら分かると思いますが、普通白い部分だからこれ異常ですよね(笑)
時間が経ってから自分で眺めても、改めて引くくらい色おかしいです(爆)
焼けた上から錆が来ているような感じに成り果てています。
4
こちら普通の色をした触媒。
NRFさんで外された方のものを撮らせていただきました。
私のは4万キロいってない状態で真っ赤になってましたが、普通そんな風になるのはあまり無いです。
この写真のように、何万キロも走ってもだいたい見た目は白く、ただし中身が段々ダメになってくる程度でしょう。
社長さんも、今まで何台かは赤い状態を見た事があるとの事でしたが、やはり相当珍しい方だそうです。
5
ここで、ふと考えたわけですよ。
いつからこんな事になっていたのかを。
症状が出だしたのは、マフラーを交換して少し経った時くらい。
ではマフラーを変えた時くらいから焼けだしたのか?
それとも、実は納車時からこんな感じで、純正マフラーから交換したから顕著に不調が姿を見せ始めたのではないか。
どうなんだろう・・・どうすれば分かるだろう・・・
と思った時に、納車直後にDで点検した時に下回りを撮っていた事に気づいたのです。
6
探したらちょうどこの写真が出て来ました。
そして見た瞬間
おまwwwwマジかよwwwww
と爆笑したのでした(爆)
納車直後(14500キロくらい)の時点で既に焼けてた(笑)
この答えから何が言えるのかって言うと
私の手元に来る前から既に終わりかけの状態であった。
というのが言えると思います。
つまり私は悪くない!(必死
こんなになる理由としては、オイル管理や使用オイル、プラグ管理を怠ったり、走り方だったりが関係しているようです。
使用オイルは自分自身でもちょっとグサッと来る所がありましたが、純正ゴールデン使用して触媒死なせたらメーカーが目も当てられないと思います。
この時点で、中古で買ったこの車の状態や前オーナーの使い方が何となくわかって来ました。
・納車時タイヤの溝がほとんど無かった
・納車時から触媒は死にかけだった
・納車時からブレーキの段付きが酷かった
以上3点からでもドリフトなりジムカーナなりやってたんじゃないかと推測。
あと、オイルとかの管理が少しアレだった可能性も。
普通に走ってあのタイヤの溝はあり得ないし、触媒はもっとあり得ない。
ブレーキはパッドはたいして減って無かったけどあの付着ダストの量と段付きからは、そう捉えてもおかしくないんじゃないかと思いました・・・
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話が少し脱線しましたが、いよいよこの癌(笑)な触媒を取り払い、不調とおさらばする為に中古の触媒(SARD製)を導入。
音がアレになりましたが、吹けは改善しました!
特に高回転への伸びが段違いですね。
もさくて重い感じが無くなりました。
ちょっとしたブリッピングでも差が良く分かります。
比較動画も作ってますが、それの公開は後ほど(笑)
今回コイルも替えるつもりでいたんですが、見てもらった際にコイルはまだまだ白い所もなくキレイだと言われたので、5万キロくらいまで、まずは替えずにそのまま使ってみようと思います。
コイル替えてても吹けは更に良くなってたかもしれませんが、触媒変えるだけで感動するくらい吹けは良くなったので良しとしました(笑)
8
匂いがした頃から考えたら、ちょうど去年の11月頃くらいからだから、1年近いくらいのお付き合いだったんですよね・・・・
この長引いた不調、ようやくおさらばする事が出来ました。
しかし、私も負い目はあります。
ずっとほったらかしにしていたのもそうだし、厳しい夏場に死んだ触媒使って異常発熱を繰り返して、エンジンにも相当負担をかけてしまいました。
私も今後の教訓として生かしたいですが、皆さんも何かおかしい気がする・・・と思った際はダメ元でも
「何か分かるかもしれない」
という事で点検等へ持って行った方がいいと思われます。
以下、触媒が死んでるもしくは機能低下などの疑いがある場合はこんな症状になりますので、参考程度に書いときます。
・吹けが悪い
→高回転がかなりもっさりします。たまに調子良さそうに思えるときが私もありましたが、結果的には思い込みでした。
・硫黄の匂い
→走行中に車内に立ち込めたり、エンジン切って少し経ったら車の傍にいたら匂いがします。
本当に硫黄です。
・音が小さい
→社外マフラーの人だったら特に分かる点かもしれません。
私の場合も作った比較動画で良く分かりましたが、交換した直後より更に小さくなってるような音だったのが良く分かりました。
これは触媒がフン詰まりのようになって排気が上手く出来てないからです。
・水温が上がる
→これはサーキット走行とかで壊れるケースと同じにしていいのか微妙です。
私の場合は、あの真っ赤になった部分が発熱をしまくって、更に夏場なのもあり熱が入る一方で水温が凄まじいくらい上がっていた事で、エンジン切ったあともファンが回りっぱなしでした。
夏場に10分くらい傍で止まるのを観察してましたが、止まる気配がないのでキーON→OFFで無理やり止める行為をするくらいでした。
去年の夏はファン回る事すらなかったけど、今年の夏は走った後はほぼ回ってるほどでした。(夜でも涼しい朝でも同じ)
夏場に10キロほど走るだけでもファンが作動するくらいなので相当だと思います。
水温計を付けるなどでも、少しは違うのかもしれません。
・エンジン切って少しすると音がする
→「カチ・・・カチン・・・」とか
「チン☆」とか音がします(爆)
原因判明後に社長にコレを言ったら「あ、音してたの?w」
って言われるくらいなので、これも分かる基準だと思います。
長ったらしく書いてしまいましたが、皆さんも上記の不調なんかを適当に参考にして下さい。
そうすることで、早い対処をする事が出来るかもしれません。
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