
昨夜は風呂上がりに一杯やろうと思ったが、食事処も閉まっていたので、エレベーター近くにあるテーブルで、自販機のビールで飲んでいた。
するとツレがそのままベンチで寝てしまい、ゆすっても起きないので、仮眠室から毛布を持ってきてかけておいた。
自分は、仮眠室で寝たが、ツレもそのうちトイレとかで目が覚めて仮眠室に来るだろうと思っていた。
起床して朝風呂に入ろうと思ったが、仮眠室にツレの気配がない。
先に風呂に行ったのかなと思い、仮眠室を出てみると、昨夜の状態で寝ていた。
もうすぐチェックアウトの時間になるので、ゆすって起こしたが起きない。
あまりにも気持ちよく寝ているのでツレを残し風呂に入る。
ここは7Fなので露天風呂からスカイツリーや浅草寺、五重塔などが見えた。
今は、目隠しみたいのが出来て、相当、背伸びしないと見えなくなった。
風呂上がりにツレを起こそうとしたら、先にスタッフがもうすぐチェックアウト時間だと起こしにかかっていた。
しばらくしてやっと起きたが、時間がないのでツレは風呂に入らずチェックアウトする。
飲み過ぎと風呂の入りすぎで2人ともむくみ、そして少し赤い顔をしている。
祭り湯の下足入れスペースから見たスカイツリーとアサヒビール本社ビルなど。
この「スカイツリー」と「アサヒビール本社(アサヒビールタワー)」と「スーパードライホール(炎のオブジェ=通称 うん○ビル)」を併せて「墨田御三家」と呼ぶんだそうだ。
ツレが浅草に泊まった時はお決まりの浅草寺での観音様参拝。
日々の無事と、ツーリングの無事を祈る。
雷門通りの吾妻橋から「墨田御三家」を撮影。
(スカイツリー・アサヒビールタワー・うん○ビル)
墨田区側に渡ってスカイツリーを撮影。
ツレが朝風呂に入ってないので月島の「月島温泉(ゆパーク月島)」に行く。(中央区月島)
ここは月島のメインストリートである「西仲通り商店街」沿いにあるビルの中の銭湯だ。
温泉とは屋号なので実際温泉ではない。
入口はメインストリートの三番街レトロ交番横から路地に入ったところにあり、そこからエレベーターで2Fへ行く。
ちまみに下には月島観音がある。
銭湯なので備え付けのボディソープなどはない。
主浴槽は電気、気泡、打たせジェット、座湯など。
サウナ、水風呂、薬湯の露天風呂もある。(目隠しされていて外気に触れられる程度)
水は軟水を使用しているらしくお肌にいいそうだ
利用者は家族連れや子供など地元民が多い。
壁にはミッキーなど、某有名キャラのタイル絵がはめ込んである。
もんじゃで飲んだ時などに便利な場所だ。
月島は、文字通り築島で、明治25年に埋め立てられて出来た場所だ。
さっぱりして「佃島」を散策。
ここは、高層マンションが建ち並ぶ都会の中に、昔ながらの風情がある町並みがポツンと残っている。
島の名前を取った「佃煮」が有名で、今でも江戸時代から続く老舗がある。
もともとは徳川家康が江戸に入った頃、石川島の南側の干潟を埋め立てて、摂津(大阪)の佃村から、ここに漁師を移住させたそうだ。
島なので悪天候時の保存食として小魚や貝類を塩や醤油で煮詰めたのが「佃煮」の始まりらしい。
特に白魚の鮮魚は徳川将軍家に献上していたそうで、この白魚が収められた漆塗りの献上箱をかついだ行列は、生ものなので、「途中通行構いなし」と言う事で、大名行列より優先さらたらしい。
月島名物の「レバーフライ」を食べに「ひさご家阿部」に行く。
「レバーフライ」は豚のレバーを薄くたたきフライにした物で、駄菓子屋で子供が食べるおやつっぽいものだが、お酒にも合うし、最近ではすごく有名になった。
記憶を元に入ってみたら、引っ越したらしく、近所の人に場所を聞いて行く。(中央区佃)
清澄通りを渡った相生橋のたもとに「元祖月島レバーフライ」の看板を発見。

予約注文が優先なので、少し待って焼きたてを食べる。
レバーも新鮮で、これならレバー嫌いでも食べられると思う。
清澄通りを渡ったはす向かいのところにある「肉のたかさご」に寄る。(中央区佃)
ここは「佃の焼き豚」で有名なお肉屋さんだ。
味はちょっと甘めのタレだ。
ここは米沢牛でも有名だが、他にもチャーシューやお弁当も有名なので、「やき豚重」「やき豚めし」などを買う。
「やき豚めし」の方には名物の焼き豚の他にコロっとした肉が入ってる。
「採茶庵」跡に行く。
ここは「松尾芭蕉」の門下「杉山杉風(さんぷう)」の庵室があった場所で「奥の細道」の出発地だ。
元禄2年(1689)芭蕉はこの採茶庵の横にある「海辺橋」の下の仙台堀川から船に乗って隅田川をのぼり千住に向かって「奥の細道」に旅立ったそうで、今にも腰を上げて旅立ちそうな松尾芭蕉の像がある。
この採茶庵跡の右側に「水辺の散歩道」があり、「奥の細道」の旅先で詠んだ十八句が掲示されている。
バイクも携帯もゴアテックスの合羽もない時代に東北を回って日本海に出て大垣まで行くなんて、芭蕉は屈強なツーリングライダーだったんだなと思う。
カレーパンを食べに「カトレア」に行く。(江東区森下)
ここは明治10年創業、カレーパンの元祖のお店で、焼き上がったら早めに売り切れてしまう。
ニンジン、タマネギなどの野菜がたっぷり入ってトロトロした具と、サクッと揚げてある薄い生地とのバランスが絶妙。
が!しかし、次回の焼き上がりまでけっこう時間があったのでギブアップして次回リベンジする事にする。
なぜか写真だけおさえてしまった。。。
なんか2人とも寝不足でぽーっとしてるので、まだ日は明るいが、解散する事にする。