電気柵

電気柵をホームセンターとかで簡単に買って取り付けできるとは知らなかったです。

テレビを見ていて、今回の事故は、論理的にありえない。と言っていた。
論理的？　論理的に感電死は、流れる電流が致死量を超えたということであり、
いいかげんな報道は止めてほしい。
電気は論理的です。オームの法則に始まる電気理論というのがあります。
すべて計算できます。
今まで電圧が公表されていなかったが、最大４００Ｖ（ボルト）だったらしい。
電流の致死量は、１００ｍＡ、０．１Ａ（アンペア）です。
人間の体の抵抗は、１５００～３０００Ω（オーム）なので、１５００Ωとして
電線の抵抗もありますが、仮に４００Ｖを直接触ったとしたら、流れる電流は
４００Ｖ／１５００Ω＝０．２６Ａ（アンペア）となり十分致死量を超えます。
さらに今回は水に浸かっているので、体の抵抗はさらに小さくなり、仮に１／３の
５００Ωとして計算すると、
４００Ｖ／５００Ω＝０．８Ａ（アンペア）
体の抵抗を１／１０の１５０Ωで計算すると
４００Ｖ／１５０Ω＝２．６Ａ（アンペア）
今回の場合、０．２６～２．６Ａの電流が流れたことになり、７人全員の死亡に
ならなかったのが、不思議な位です。

ちなみに、１００Ｖの電源に手で触ったとしたら、
１００Ｖ／１５００Ω＝０．０６７Ａ　つまり６７ｍＡ（ミリアンペア）となり
致死量にはならないことがわかります。（条件にもよりますが…）
僕は子供の頃、電気スタンドの豆球の穴に指を突っ込んで感電したことがあります。
ビリッときて飛び上がりました。死ぬかと思いましたよ。