ごきげんよう。
2週に続きまして週末を狙って来襲してくるニクい台風の進路でしたが、
東京モーターショーの一般公開日の初日たる土曜日もまた、
天気予報では直撃コースで、ございました。
言うならば、天空から舞い降りてくる雨や雪を避け、体温低下から身を守る、傘と言う道具を
用途並びに、そのスタイルを好ましく感じておりますが・・・
降雨前特有の強烈な睡魔や、湿気の高い日などは
目元が痙攣する悪癖が猛威を振るう雨の日等は基本的に苦手な為、
この日は台風接近による不安定な空模様を心配しながらの1日になりました。
さて近年の自動車業界を騒がすニュースと言いますと、
自動運転の施行に向けた更なる技術開発と共に、
海外では化石燃料を用いて駆動する自動車の廃止に向けた法整備などが挙げられております。
前者の方としましては昨今、お茶の間を賑わすダイナミック駐車や、
落ち葉マーク携帯者達による高速道路の逆走や、阿呆が顔に出ている殿様ハンドルや、
無意味な追い抜き走行等、かつての中年層が年数を経れば高齢者の仲間入りとなり、
己が鉄の弾丸となりアクセルを人波に向けて踏んでいく、
いつでも危険運転の予備危機を含ませたまま、我が物顔で今も公道を走り回っております。
そうゆう方々には正直、さっさと免許を返納して頂きたいもので、
代案として生活を支える移動の足だけでは無くモビリティ社会の発展が急がれます。
後者は、いつか決断を迫られる時が来るでしょうし、その覚悟はしております。
そんな事を考えながら東京モーターショー2017を歩かせて頂きました。
まずデザイン面ですが、あくまでコンセプトモデルとしての感想ですが・・・
キャラクターラインの象徴であるプレスラインが大袈裟な起伏よりも
太陽光や意図したライティング等による陰影を重視しているサイド面が
多く見受けられる印象的でした。
そして我らがマツダですが新コンセプトモデルの出展が2台ありました。
VISION COUPEですが、一目でRXーVISIONの系譜と分かる
新しい魂動デザインの4ドアモデルです。
既存である初代魂動デザインから、
上からブッ潰した様な前後のライト造形を持つ2世代目に現在移行中であり、
そして来たる第三世代型への姿が、同時公開された KAI からも読み取れます。
思えばRXーVISIONが公開された時に、かなり悪態を吐いた記憶がありますが・・・
やはり、この両車のコンセプトモデルを目新しいか?と聞かれますと難色は拭えません。
手厳しい様に聞こえると思われますが全てはマツダ愛ゆえとご理解ください。
他の車両で気になりましたのはSUBARUのVIZIVコンセプトです。
ヘキサゴングリルと、コの字ヘッドライトから一目でSUBARU車両と認識出来ます。
そして代名詞たる六角形をホイールハウスに取り入れているのが面白いですね。
競技車両としましては以前にも触れましたヤリスWRCですが再び見れたのは嬉しかったです。
このエアロダイナミクスは見ていて飽きません。
ドアの膨らみや、側面のガイドによる跳ね上げられるライン等、ワクワクさせられます。
次代への先取りたる体験コーナーでは、
来たる自動運転社会を映し出すVRゴーグルを用いた映像体験や、
自動車から運転者に伝えられる道路や環境状況等、インターフェイスの充実を図り、
運転操作が楽しいという詰まるところ移動場所への運転時間、
言わば運転者に対する必要悪の拘束時間に対して、
その概念を終わらせる為の足跡が聞こえました。
物販コーナーでは公式グッズや書籍各社と共に、
トミカコーナーに足を向けますと絶賛放映中のアニメ、トミカハイパーレスキュー ドライブヘッドの
サイクロンインターセプターの、2m程の頭でっかちな立像が展示されてました。
かくゆう筆者も最近、同製品のブレイブバックドラフトの丸目4灯に惹かれて購入し
その機構に驚いた勢いそのままにトランスポーターガイアも購入させて頂きました。
しかしながら、こちらのシリーズは実際、売れているようですね。
記念ナンバープレートの交付についても、コーナーを設けていましたね。
ちなみに私も波に乗らせて頂きましてラパンのナンバープレートを
ラグビーワールドカップ仕様にしております。
幾分駆け足な、お届けとなってしまいました東京モーターショー2017でしたが
次回2年後には、どんな未だ見ぬ先進技術が世間を席巻しているのでしょうね。
それは、まだ見ぬ明日を追い求める技術者さん達により生み出される日進月歩の先進技術、
その恩恵を受ける立場である消費者たる我々もまた、その先進技術を貪欲に求めているのです。
そして合わせてロータリーエンジン誕生50周年 を今年迎えまして、
マツダさん・・・我々は次なる吉報をお持ちしている事を声を大きくして伝えたいと思います。
次なる目的地はガンダムベースでございます。
その前に・・・9月23日、先のRXー78に代わりまして
新たに建てられましたRXー0の御尊顔を拝む日を指折り数えておりました。
何を隠しましょう筆者は、このRXー0という機体が大好きでありまして、
あまり大きな声で言えませんが1/144のHGモデルを色違いで20体近く所有し
他にもMG やPG、GFF等、もはや飾り棚には収まらない数を有する程、
惚れ込んでいる機体でございます。
魅力的な直線基調と共に、アクセントとなる豊富なプレスラインは、どツボなデザインです。
駐車場を上がり、木々の間からその白い機体を覗かせた瞬間、
RXー78の時を超えた感動を感じました。
「うおぉぉぉ、ユニクォォォオオオーン!!!」
感動ってコレだよね、パトラッシュ・・・
いやマジで阿呆と笑われるほど四方から写真を撮りまくりましたね。
赤や虹色に変わる、モード変更がある機体ですが、ユニコーンモードも勿論かっこいいです。
個人的には・・・あまり出番はありませんが、モード中に色味を失った仕様(2話冒頭とか、
シャンブロ戦後とか)が一番好みなので、
半変形状態であるユニコーン立像が好ましいと感じるポイントがソコにあります。
高まった勢いそのままに期待のGベースへ向かいます。
前情報通り見事にGFT観覧施設&限定ショップから、ガンプラショップとして生まれ変わりましたね。
ガンプラという年代を問わず売れるプラモデル商材は
定期的に過去発売された商品の再販をしておりまして
、模型店のみならず、一般的な複合玩具コーナーでもガンプラは
幼子の頃に所有していた商品が今も購入出来る面白さがあります。
大きいお兄さん達が連日、足を運ぶ中古商材店では、全国からそういった商品が
集まることによって世代の垣根が突破られたプラモデルとなっております。
ベース内の商品は思わず唸るモノでした。
再販が掛かったと言いましても、その全てを小売店が入荷している訳でもありませんし、
いささか売れ行きや評判を耳にしない商品は期を逃しますと中々巡り合うのに苦労しますが、
そういった商品が陳列してある商品棚は流石、公式ショップと納得するものでありました。
あれもこれもとカゴに入れていきますと山盛りになったカゴを持って
店内を歩く自分の姿には苦笑いは隠しきれません。
Gベースで唯一残念だったのはショップ限定のクリアモデルが
数種類売れ切れになっていた事です。
時間的には昼頃なので大丈夫と思っていただけに、
おいそれと足を運べない地方民の私は肩を落とす結果となりました。
大袋を抱えながら意気揚々とベースを後にしまして外に出ますと、
白い機体はNTーDを発動しておりました。
「うおぉぉぉ、ユニクォォォオオオーン!!!(2回目)」
泣いていいよね、パトラッシュ・・・
予期していなかっただけに不意を突かれた、かっこうですので喜びもひとしおです。
続いてヴィーナスフォートに向かいます。
ヒストリーガレージではハイブリッド20周年企画展が開かれてました。
総評としまして、自動運転社会待った無し!どんと来い、AIカー!
いやーそれにしましても、どの角度からでも絵になるカッコイイ機体ですので
まだ見に行かれていない方は是非、この感動を分かち合いたいものです。
どうぞ、よしなに。