ごきげんよう。
「寒い!寒い!寒い!(寒さに耐え兼ねて、その場ジャンプをしながら)」
「あ?俺からしたら逆に夏の方が嫌ぇだな。なんなら、このまま冬が続けばいいぐらいだ!」
「そ、それはどうしてですか?(ガチガチ震えながら)」
「だってよ~夏は、暑ぃじゃんか!」
「・・・はは、流石先輩さん(遠い目をしながら)」
そんな・・・寒い寒い冬に対し思わぬ強さを発揮している
自他共に認めるSっ気が強い先輩さんと行ってきました!東京オートサロン2013!
今回は、その報告をしたいと思います。
オートサロンとの付き合い(?)も思い返せば長いモノになりまして・・・
中ぼーの頃は父に連れられ、高校時は友人達と、社会に出ては
車友達や単身とで何だかんだ毎年必ず、足を運んでいるイベントです。
先日、仕事中に聞いておりましたラジオの[今週のイベント情報コーナー]で
オートサロンの事を紹介していました。
「日本最大のカスタムカーの一大イベント、東京オートサロンが幕張メッセで開催されます。
エコカー、セダン、SUV、軽自動車等のカスタムカーが大集合します。
開催日時は・・・」←うろ覚えですが、こんな感じです。
さて・・・何か感じる違和感に皆様は、お気づきでしょうか?
スポーツカーがないじゃんよ!もしくはスーパーカーでも!
はい、ここで質問です・・・チューニングカーと聞くと皆様は、どういった印象を
持たれますでしょうか?(みんカラ登録者の皆様には愚問でしたね)
「あ~アレだ、奇抜な色と派手な外観を好み、ウルサイ音楽と
やかましい排気音を我が物顔で撒き散らしながら夜な夜な暴走行為をする
マナー知らずな輩の車に施された改造、つまり違法改造車の事だろ?」
・・・うわぁ(あまりの極端な物言いに我ながら絶句)
車を荷運びのツールとして、それ以上も以下も無いと、お思いの方々からしましたら
ステッカーチューンも平穏を拒絶する立派な迷惑車輌、つまり・・・
ソレに乗る輩達が生きる世界は真っ当な人生とは程遠く
社会性を欠如した破綻者(それは言い過ぎです)
車遊びをするのはアンダーグラウンドな世界の住人・・・という印象は
エコが叫ばれる昨今においては急速に高まっております。
しかし時は2013年!
自動車の誕生から〇〇年を数え、というのを踏まえてですね・・・
とある自動車メーカーが世に送り出した高性能車、毎年メーカー自身が
改良を加えて性能の向上をしている一方、完成された器に手を入れる事を
良しとしないハードチューンユーザーに対する突き放しにも取れる!と
一時騒がれました、とあるメーカーの考えと、
過去から現在まで、それはある種、奇異な愛情にも似た
当初メーカーは予想だにしていなかった今や抜群の認知度を誇る
とある車の現代版はユーザーに育ててもらう車として世に出されました。
それぞれのメーカーの言い分に対し、正解も不正解もありませんが
それはやはり費用対価の高性能車故にメーカーから
ユーザーに対する安全対策の一つなのでしょう。
ならば・・・それ等が同じ目線になった場合、我々は何を感じるのでしょうか?
例えば同じ素体があるとしましょう。皆同じ素体を所有している横並びの世界。
だが時が経つにつれ同じ素体だったソレに個性が宿る不思議さを感じた事はありませんか?
それは何か?・・・つまり百人百様の事情と価値観、美観と多様性の発達により
抑えられぬ個の存在証明・・・広島の自動車メーカーから発売された
FC3S RX-7という大量生産された車ですが(知ってるよ!)
過去これまでFC3Sと同一の外観を有したFCは
見た事がありません(ホントか?・・・多分↓)
ガソリンエンジンの恩恵よる強靭な移動力と
絶対なる貨物力を合わせ持つ運搬車というツールが
快適、速さ、所有欲、他者への見栄、個性という名の傲慢を加えたのが
自家用車ではないでしょうか。
・・・であれば過去様々な車が世に出されましたが
街で国内外の様々な色形をした車種を見掛ける事、それは即ち・・・個性であります。
しかし絶対にもマイカー=個性の体言と言えないのも忘れてはいけません(はぁ?どっちだよ?)
先にも触れましたが自動車という高額な買い物をする前に
それぞれ百人百様な事情があるのですから。
ソレを踏まえましても昨今の自動車メーカーのデザインは、いいですね・・・(腕組みしながら)
ひと昔前のフロントバンパーの開口部から比べると面積の大きさに驚かされます
(王冠のイナズマグリルには驚かされましたが・・・もう慣れました)
リアバンパーの面積も、ひと昔前のリアアンダーを装着したサイズまで純正は広がり
ボンネット高から来る車格の向上、ボンネット長の短縮によるAピラー&インパネの
位置変更等、10年前の車と並べてみると、車=箱型から全体的にラインが
丸みを帯び有機的なデザインに変化しています(その中でマツダと日産は顕著な感じがします)
優雅なデザイン(新型アテンザはフロントもリアもマジカッコイイですと)
挑戦的なデザイン(ジュークはただ、凄ぇとしか言えません)等の車が
メーカーチューンドとしてエアロ付きが普通に販売
(ヴィッツGs仕様を前に同RSオーナーの不憫さが伝わります)
される昨今に、そこで満足される方が多く見受けられ
段々とアフターパーツメーカーの生き残りが厳しくなってきてますのが見て取れます。
そうなると・・・純正から社外パーツへの交換はやはり悪なのか?
いやいや、ソレはきっとイメージ先行であると同時に、一部のマナー知らずの阿呆が
抱かせてしまった悪しき印象であると思います。
だって[チューニング=調律、同調]という、そのままの意味を汲むとですね・・・
メーカーが世に送り出した市販車を、守るべきルールの下で自分好みに
チューニングをする事は決して悪では無いハズ(小さい声で)。
しかし同時にメーカーが世に送り出した市販車をユーザーが価値相応?の
対価を払って買わせて頂く・・・という考えも実際にはあります←この考えですと
自動車=個人資産に手を付ける事は即マイナス評価で資産の減少に
繋がりますので→悪になります。
「うがぁ~ならどうすりゃあ、いいんですか!(半泣き)」
無い頭を掻きむしりながら無理矢理導き出された答えは・・・
つまり!分厚いハンドルカバーも!追加したドリンクホルダーも!幅広ミラーも!
闇夜にキラリと光るネオンポールも!意味不明なカーテンも!阿呆なフルスモも!
これらが自身の都合により後付けされました車は総じて立派なチューニングカーです!
アナタも私も立派なチューニングカー乗りです。
ほら?身軽に考えられるでしょ?こんなんで、どうでしょう?(大泣)
それと・・・とあるラジオ局様には、もう少し2ドアクーペという素晴らしい自動車に
光を当てて頂けましたら嬉しいです・・・はい、それだけです。
すみません話が飛んでしまいました↓オートサロンに戻ります。
メーカー渾身のレースカーとユーザー目線のチューニングカー
流行りモノを先取りした製品や自動車雑誌等で拝見しておりました凄ぇ車達を
間近に拝む事は後学の為に大変勉強になっております。
(何の勉強?いえいえ、ジャンルを問わず貪欲に吸収しております)
流行りモノとは文字通り、今この瞬間に対する人々の関心事であります(ん?)
それは時に偶発的な代物であり、時に企業の思惑であり
時に報道による民意の操作であり・・・それ等は第三者の賛同を通じて始めて広がりを
見せるモノで、ヒト社会において流動的な流行とは、一種の文化と呼べます(また話が脱線ですか?)
我々は、それ等をマルっと囲んで[流行]と称し、そんな流行に対し
「おいどんは流行りモノには疎い方です」と視線を少し下げ気味に口を開く私ですが
仮に10年前の自分から今の自分を鑑みた場合・・・
それなりに時代の波に乗っているんじゃないの~?と言う事でしょう(何を根拠に?・・・何となく↓)
ではいつの時代が最先端の流行なのか?・・・
獣を狩猟していた頃か?
マゲを結っていた頃か?
刀から鍬に持ち替えた頃か?
洋服に袖を通した頃か?
帝国教育に染まった頃か?
高度成長期の頃か?
テクノサウンド全盛の頃か?
ガングロから美白の頃か?
スポコン全盛期に光り物に手を出した頃か?
前期から後期への乗り換えを決意した時か?
はたまた2013年の今か?
答えは今、外を眺めれば導き出されますね?・・・はい、その通りです。
(え?外を見ると・・・隣ん家が見えます・・・?)
自分が体感する事が出来なかった事柄と、そんな事あったな~と記憶を
思い返す事は全て過去の流行であります。
そうなれば日進月歩の社会の中を切磋琢磨して生きる我々こそが
2013年の時代の流行そのもので無いか?・・・と、
あまりの寒さにカーボンヒーターの前から離れられない私が、ふと・・・思った事でした。
はい・・・また話が余計な方に飛んでしまいました↓(毎度の悪癖)
まだ何も当日のオートサロンについて話をしていない事に苦笑いです(重ねて申し訳ありません)
さぁ気を取り直して・・・行ってきましたオートサロン2013!
まず長距離移動の事前準備として・・・プラグ交換(純正プラグにやっと交換しました。
外があまりに寒いので作業する気が起きなかったのは内緒です)&
オイル交換(10W50)&切れたフォグランプとドアのLEDの配線直し&
所々の色を塗り直して(ホイール塗装は間に合わず)&車内外の清掃をし
最後に「これでOK!」と田舎者の必需品、ポータブルナビを脇に抱えて当日の朝を迎えました。
今年の、お目当てはズバリ[極麗FC]さんです。
と同時に今年の勉強テーマは[整流]です。
さらなる空力=安全運転の為、バンパー下部→フロア→ディフューザーを通る乱気流達に
誘導看板を掲げたいと思いました。しかし現実、フロアをフラットにするのは困難・・・
って事で2013年はディフューザーに何かしらの手を入れたいと思います。
早朝、自他共に認めるSっ気が強い先輩と合流しましたら
スマートフォンの画面を見せられました。
そこに映し出されておりましたのは[改造車取締り]なる警告文。「パンダ共め、ヤル気だな?」
正直かなりビビりながら→会場に無事到着。

実際、行きも帰りもパンダを見掛ける事はありませんでした。
というか毎年、土曜日に足を運んでいる私はパンダの遭遇数は0です。
つまり彼等の決戦は日曜なのかもしれませんね。
会場時間までの合間に駐車場を数回ウロウロ・・・え~FCいないじゃんよ!
(見逃しておりましたら、ごめんなさい)
そんなこんなで9時に会場しまして散策の開始です。
(先輩さんはカメラ片手に雑踏の中に消えて行きました←武勲を期待しております)
ヤバいねF40・・・カッコ良すぎます!しかも3台も・・・(涙)

隠れF40好きな事は内緒です。
チューニングカーからレースカーまで下回りを激写し続けました。

お姉ちゃん達を撮りまくる、カメ子さん達の熱意を横目で見習いながら・・・
私もローアングルからの撮影に燃えました(萌え?)
次に気になりましたのは、ご覧のアクリル板です。
往年のボンネットスポイラーや、近年のCカーしかり、D1では手塚選手のR32が
他の選手達よりも早い、2006年から装着している姿が見られました。
GTっ羽根ステーの肉抜き穴を塞ぎ直進時の風の通り道を強引に誘導・・・いいですね。
いよいよ、お待ちかね[極麗FC]さんのFC3Sです。

・・・凄ぇ!凄ぇ!凄ぇ!
実際、凄過ぎて何が凄いのか分からないくらい色々凄いです。
(午後に再び訪れますと極麗FCさん?と思しき方を見掛けましたが
来場者の方と話に花を咲かせておられましたので声掛けは断念しました←またの機会に)
続いてEVのFC3Sに衝撃を受け、

A-RFさんのNA仕様のFCに七海さんの未来を感じました。

そして最後の駐車場散策・・・丸目4灯発見!

お!にゃんこせぶんさんのFCを発見!や~とFCを見付けました(涙)

暗くなる前に会場を後にしまして向かう先は大黒PAです。
シュウマイ♪肉まん♪シュウマイ♪と歌いながら大黒へ(馬鹿発見!)
PA内に仕掛けられましたシャコタン殺し(歩道)に盛大に餌食になりました(泣)が

無事、目的を達成出来ました。
しかしその帰り道に突如、オーディオ&追加メーター照明&シガーライター関連(ナビも含め)の
電気が落ちましてパニックになりました↓
(明日からまた修理の日々です。足元のヒューズは大丈夫だったので原因不明です)
そして一夜明けました現在、美味い肉まんを食べながら
山に積まれたパンフレットを読んでいます(筋肉痛・・・つらい)
今年も楽しいオートサロンでした!
どうぞ、よしなに。