ごきげんよう｡
[ラパン]
日進月歩な進化を続ける先進技術・・・
かつて机上の空論と揶揄されてきた多くの物や､
エレキテルの制御技術や生産者さん達の､たゆまぬ努力により
次々に実用化されていくするのに比例しまして・・・
消費者側の我々もまた､その要求の度合いも高くなっている事に､お気付きでしょうか？
いやはや[慣れ]とは恐ろしいもので・・・未発見や未開発､未曾有の事態や未知の衝撃も､
いつしかソレ等は時間が過ぎるにつれ慣れと化し[あって当たり前]という､
相応にして生活の一部に最低条件として組み込まれていくのです｡
窓にエアバック？
誤発進抑制機能？
追突防止強制停止機構？
[今日のプリウス]の様な無法運転の撲滅？
はたまた､尻が温かくなる椅子？
もぅ､それらも我々が自動車を購入時に吟味する､一つの判断基準程度であり､
先ほど述べました通り保険にも似た先進な付加価値であったソレ等が､
付いて当然という価値観になりました｡
要はソレって便利で安全なモノなんでしょ？
まぁ他の便利用品の多くが､そういう認識です｡
ましてやソレが軽自動車というコンパクトな枠の中､
昨今叫ばれる普通車に引けを取らない室内空間を売りにした設計や､
多目的な価値を提案する自由度の高い汎用性・・・
そして生産者側は､市場からの要求に対し[応え､提供する]という誠実性・・・
未だ見ぬ可能性の模索に対し､実現という分かりやすい成果の体言が､
市場を湧かす起爆剤となるのですが・・・
ソレも世に放たれた瞬間には[あって当たり前]と書かれた山に埋もれていくものです｡
そんな､１秒前の過去を置き去りにするような生き急ぐ現代日本人に軽自動車という存在は､
維持費やランニングコストという財布事情に直接響く度合いを考えますと､
ＥＶだぁ水素だぁ､でかけりゃ偉い大排気量だぁ､と先進技術の看板に､
カッコイイ英語名のバッジを､いくら掲げましても・・・
我が国で１番売れている車は６６０ｃｃで４人乗りの[軽自動車]であるのです｡
この事実､もはや町を見れば疑いようの無い事実の体言であるのですが・・・
それを揶揄する事も先進技術が要らないなんつー事は勿論言いませんが､
所有するに足る水準を自動車メーカーならびに､それ等を支える中小の部品生産会社達の
努力により､[軽自動車]が誕生した頃より現在まで､
いつの時代の軽自動車達は売れるに等しい､
時代に合わせた水準を持ち続けていた､という事ではないでしょうか？
ここにきて当然ながら
｢ばっきゃろー､軽なんてダサくて小っせーワゴン車なんかに乗れるかよ！｣
という方もいらっしゃるでしょう｡
居て当然､だからこその価値観の多様性｡
自身の利便性に合致した普通乗用車というクラスを所有する愉悦と
車輌価値の意義がソコにあるのです｡
６００万↑の､言わば高嶺の花と呼ばれる高級な自動車は・・・
ソレを必要としている方が市場経済を回す歯車の一つとして是非､どんどん購入なさってください｡
まぁそんな方々は今回､横に置いておきまして・・・
私は､けっこうと言いますか､かなりラパンという軽自動車を楽しんでます｡
正直､ここまで[楽しい気持ち]を持続できる車だとは思ってはいませんでした｡
で・も・ね？(何だ何だ？)
運転中に視界に入る箇所に､どーしても気になる点があるのです(今度は何だ？)
ずばり､此処です｡
三角窓の所です。地味な箇所ですが・・・気になりますね～
車輌価格＆軽自動車という絶対的なサイズ枠の中に､これだけの利便と機能を確保しながらも
限られたスペースの中での抑揚をつけた内装デザインと同時に､
コストダウンの縮図たる後処理の粗雑さや末端の処理は正直致し方ない点なのかな？
と思いますが・・・
しか～し､ソコは発想の機転で､ございます｡
これは言わばメーカーからの挑戦状ではないか？と考えてしまうのが・・・
Ｂ型という生き物なんですよ｡
さて・・・コレをどうしたものか？
｢表面処理がソレっぽくはなっているが所詮はプラによる成形品(ぶつぶつ)
布で表面を包んでしまえば質感も変わる､か(ごにょごにょ)｣
という事で､答えが出ましたので作業に入りたいと思います｡
まずは前哨戦としましてＡピラーから手を付けていきたいと思います｡
いつか使おうと､事前に購入していました薄茶色の生地を
貼っつけて完成しましたのが､コチラになります｡
[施工前]
[施工後]
｢うん､いいね｣
常に視界に入るピラー部が黒一辺からの脱却により車内が､やわらかな雰囲気が出ました｡
と同時に薄茶色のピラーが常に視界入るという軽微な主張は無視出来ません・・・
これは言わば元の色が黒(グレー)色という､造形を埋もらせる色だったからこそ､
その先の視野を広く見れていた､という事実でして・・・
ソコに映える色を持ってきますと答えは自ずと出てきましたのが今回です↓
この黒を用いました手法は液晶画面の枠や､
中心に主役を引き立てたい時等の枠等に良く使われています｡
度々､[ＭＭＯ]のドレアで｢黒は逃げだ｣と吠えておりますが要は陰影や強弱､
手前の色を引き立たせ破綻を無くせる便利な色なんですよ黒色という存在は・・・
この一点は後学の為にも無視の出来ない点になります(まぁ慣れの問題でしょう)
この調子で来月！？(来週じゃないのか？)は本命のドア上部の内装張替えに
取り掛かりたいと思います｡
続くﾞ
そうそう１月は､ラパンに車検問題という大きな試練があったんですよ｡
簡単に言いますと・・・
事前点検後､車検切れまで１週間＆予約日となり車検の為ディーラーに入庫に赴いた際､
アンコ抜き＆フレームカットの椅子が整備許容範囲外に相当する(そりゃそーだ)､との事で
ディーラーさんから車検作業の拒否を言い渡されました｡
ま､そうですよね・・・(大馬鹿者と笑ってやってください)
整備｢◯◯様､大変申し訳ございませんが当店では､
お客様の車の現在の状態では車検が通らないんですよ・・・｣
椡｢あ､そうですよね・・・いや､こちらこそ阿呆な事をしてすみません｣
整｢それでしたら部品をお取り寄せしましてシートを元に戻してから､
車検の作業に取り掛からせて頂きたいのですが､いかがでしょうか？｣
椡｢え､その部品・・・い､いくらっすか？｣
整｢こちらと､こちらの部品を注文になりますので､それだけでまず合わせて６万ほどに｣
椡｢！？､すみません・・・ちょっと考えてみます(他で)｣
整｢はい､かしこまりました｡よろしくご検討ください(にこにこ)｣
っと自らの行いが招いた愚行によりディーラーでは車検に通らなくなってしまいまして・・・
車検期日が２週間と迫り気持ちに余裕がありませんので､その帰り道は放心にも近く・・・
｢困った～マジ困った～｣と明日､量販店や町で見かける車検屋に相談に行こうと決めました｡
そして翌日､最寄りの量販店に相談に行きましたら→車検予約→明後日引き取り､と
順調に話が進みまして・・・
結果､難無く車検が取得出来ました｡
まぁ今回のでディーラーさんの厳格さが良く分かったのと二度と､この店舗に
足を踏み入れなくなってしまったのは・・・言うまでもありません↓(購入店なのに､ね)
奇しくもＦＣ３Ｓとラパン､２台ともディーラーさんから作業拒否を宣告されてしまった
困った車となってしまいまして・・・
まったく・・・新車で買って､どうしてこうなった！？
誰が悪いの？はい､私です！
[ＦＣ３Ｓ]
約１０年にも至るＮＡ仕様への夢を叶える為に､とあるショップさんに遂にＮＡ化の相談に
行ってきました｡
こちらのお店さんはＦＣ＆ＦＤ問わずターボ→ＮＡへの仕様変更を
得意とされているショップさんでして､紙面にて記事が組まれた時には
腕組みをしながら何度も熟考を重ねておりました｡
作業相談の後その帰り道・・・私は肩を落としていたのでした｡
細かい内容諸々は割愛させていただきますが・・・
やはり２年半前に計測しましたコンプレッション値がプロの目には引っ掛かるようです｡
それとタービンブローでもないのにソレを取っ払うのは勿体ないよ？と逆に諭されまして・・・
そんなこんなで破談になってしまいました｡
今回､ＮＡ化への道は残念ながら躓いてしまいましたが・・・夢を憧れで終わせる気はありません｡
そぅ私はまだ諦めた訳ではないのです(大声で)
時期と勢い､懐具合にもよりますがＮＡへの仕様変更が可能なショップさんを
再び探して行きたいと思います｡
今回､相談に行かせていただきましたショップさん､ありがとうございました｡
どうぞ､よしなに｡
