エンジン載せ替え!!(GDA-G EJ205)
1
過走行によるヘッドガスケット抜けで、クーラントがダバダバ溢れ、オーバーヒート気味になったりと、エンジンがほとんど使い物にならないので思い切って載せ替えにチャレンジしました。
アプライドGの走行距離が4万キロのものが手に入ったので、そちらに載せ替えます。
開始時走行距離約20万8千キロ
まずは、古いエンジンをおろします。
2
はい、降りました!
3
次に、新しいエンジンをのせます。
4
はい!のりました!
かんたんですね!
5
というのは嘘で、実は途中で苦戦するところや、きちんと知っておかないと整備できないところが多々ありました。今後またエンジン載せ替えを自分でやる日が来るかはわからないですが、備忘録として残しておきます。
時系列順に書いていきます。
・エンジンと結合を解くときに、工具が入れられないボルトが多すぎます。特に、タービンとフロントパイプの結合を解くのは一苦労でした。とにかく整備性の悪い設計になっているので、外せる部品はめんどくさがらずにきちんと外すべし!ドライブシャフトのミッション側は、絶対抜かないとまず工具がはいりません。
・シフトフォークの軸を抜かなければならない→インプレッサのクラッチはプル式なので、ミッションについているシフトフォークが、エンジン側に残るレリーズベアリングにひっかかっています。その引っ掛かりを外さないとエンジンは絶対に取れないので、引っ掛かりを外すためにシフトフォークの軸になっている棒を抜かないといけません。これは、プル式クラッチの車種ならみんな同じだそうです。
・結合を解いたが、一向にエンジンが外れない→エンジン側から生えている二本のスタッドボルトが、ミッションに刺さっています。エンジンを持ち上げて引いて、そのスタッドボルトがミッションから抜ければエンジンは取れるのですが、それが曲者で一筋縄では抜けません。ここではほんとに詰んだと思いました。なにやら、ミッションとエンジンが平行になっているときしか動かないので、手でエンジンを持ち上げたり、ジャッキのかけ方を少し変えてみたり試行錯誤して下さい。
・今度はエンジンが載らない→外すときと一緒で、最適なバランスのところをみつけないとスタッドボルトが刺さっていってくれません。人力で持ち上げたり押したり、かなりしんどい作業でした。
・いよいよエンジンが乗ったが、始動しない→燃料配管のつなぎ間違いでした。配管はしっかりマーキングしておきましょう。
6
この整備を終えて思ったのは、もう二度と自分ではやりたくない。
しかし、長い間かからなかったエンジンがかかった瞬間は、嬉しすぎて鼻血がとまらなくなりました。
7
少し走ってみた感想ですが、前のエンジンに比べて、ターボのかかり方がマイルドのように感じました。
ドッカンの感じがすこしやさしくなった…ような。
そのせいか、それほど速くなった感じはしませんでした。
でもやはり新しめのエンジンなだけ、上までスムーズに回ります。
圧縮もぬけていないので、低回転トルクがきちんと(といってもスカスカには変わらないけど)出ていました。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク