いったいいつになったらハイレゾ音源の設定に行くんだと文句のひとつも聴こえてきそうだが
そんな事は気にしない。
今回はアクセサリー周辺の事について少々。
基本、オーディオって言うのはプラシーボやオカルトが蔓延してると思って差し支えない。
むしろ悪の巣窟と言ってもいいぐらいなのだ。
オーディオ屋の親父やマニアもぐるだ。
なので数十万円掛けても下に記すアクセサリーでも絶対にブラインドテストでは見破られないのでご安心を。ちなみにブラインドテストで正解率が50%だと1/2の確立なので運と言う事になる。
スピーカーケーブル
これは16ゲージサイズで一番安価なものを買えば良い。
200円/mから高くても350円/mで十分だ。
拘りたいのなら別に構わないが、それでも700円/mまでと考えれば良い。

ベルデン 8470/8471 300円/m程度

カナレ 4S6G 240円/m程度
問題は値段じゃなく、左右でキチンと長さをそろえる事。
突っ張った感じに取り付けずにゆとりのある状態で取り付ける事。
これを守っておけば全く問題は無い。
多分、セッティング的には片側1.5m~2.0mもあれば良いだろう。
スピーカーの設置は両側に1.8m以上、後ろの壁と最低20cm以上離すのが好ましく
リスニングポジションとは正三角形になるのが理想。液晶TVの左右に設置した場合は1.2mぐらいになると思うが致し方がない。そこまで細かくは考えなくてもいいからだ。
デジタル同軸ケーブル
これも900円/mのもので十分だ。
ただし問題はノイズ対策になる。
前出にも言ったがノイズを受ける影響と長さについては関係が深く
USBケーブル>デジタル同軸ケーブル>スピーカーケーブルの順となる。
PCとアンプの距離が長い場合はUSBケーブルよりもデジタル同軸ケーブルが長いのが基本。
USBケーブルは1.0m以下なのでケーブルが3mにまで長くなる場合は少し奮発してシールド性能と伝達ロスの低い物を選んだほうが後々後悔しないだろう。何せケーブルが原因でノイズを拾った場合、究明にも時間がかかるしお金も掛かる。

オーディオクエスト VDM-1
3Mの長さになる場合でも2000円/mまでのもので十分
気になるならそこらへんで売ってる磁石巻きつけときゃプラシーボにはなるだろう。
他にも電源タップや電源ケーブル、壁コンセントにホスピタルグレードなど書き出したらキリがないので今は設置する上で必要と思われるものを書いておく。電源タップは必要かも知れないが、今の所個人的にはっきりとした違いを説明できるタップがないのでホームセンターに売ってる雷対策のある、スイッチ付のものでOKだ。オーディオ専用だとか3ピンアース用とかあるがスバル専用とさして変わらないと考える。
補足
オーディオラック(棚)はもちろん質実剛健、硬くて振動に強いものが好ましいが、現時点でアンプとスピーカー・ブルーレイやDVDプレイヤー程度ならホームセンタで売ってるもので良い。アンプの下にだけ石板やブロックを敷くのも良いが、気をつけなければならないのはアンプは熱を持つので放熱を考える事。下敷きに分厚い板を敷いた為に天井との距離が無くなって熱がこもるなんて言う話はよくある。

ホームセンターで手に入るMDF板やコルクボード、ソルボセインシート。
2000円もあれば手に入る。別に買わなくても良いがカラーボードなどにアンプを入れる場合はおススメする。ウーハーの下に敷いても効果あり。特に畳の部屋。

YAMAHA YST-SW015 重低音が好きとか、まぁ好みで買えばよい。
正直な所、2個しか聞き比べたことが無いので語りようがない(笑) 5.1chにしなきゃそもそも必要も無い。
スピーカースタンドなんかもホームセンターで売ってる丈夫なしっかりした椅子かブロックで十分。
500円/個ぐらいで探せるだろう。かっこ悪いかも知れないので専用台がある場合は中古で狙うのも良し。ただし気をつけないと本体よりも高い場合がある(笑)
スピーカーと台の下に敷くインシュレーターと言うのがあるが、音の振動を伝えない役割がある。
購入してもせいぜい3000円ぐらいなのだが、ホームセンターや100均一でも同じようなものはそろえられる。無くても問題はないが、見た目的にはかっこいい。

オーデイオテクニカ ハイブリットインシュレーター

ドーナツ状のゴム板に円錐や球形の木材を設置しても同様の効果を期待できる。
アクセサリーの最後になんだが、もしもSACDやDVD-Aも聴いて見たいと言うのであれば
安価なマルチプレイヤーの購入をお勧めする。

画像はパイオニアのマルチプレイヤーDV-610AV
実売価格9000円程度でDVD-A、SACD、DVDにMPEGやJPEGなども再生可能とコストパフォーマンス最強である。PS3が無いならなお更おすすめの1台だ。
しかもこいつ、正確には旧モデルのDV-600になるのだがゴールドムンド社製の140万!もする超高級マルチプレイヤーと同じシステムを搭載していると話題になったのだ。
考え方としてはゴールドムンドが定価2万のプレイヤーと同じだったと言う話なのだが、マニアの中では結局オメガやロレックスの時計と同じでクォーツ自体は1000円の時計と同じでも、美術品としての価値が違うとの結論になった(笑)
ちなみにインドでは生活防水の時計が日本円にして45円で売っている。製造原価は10円ほどだ(笑)

ゴールドムンド EDIOS 20

上が140万の中身で下が2万円の中身。
レイアウトは異なるが基本システムは同じものが搭載されている。
140万の機器を良く開けて見たもんだと敬意を表したい。
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