2007年07月15日
『変な顔』...なんかこういう映画を見るたびに、自分が生きているってことの意味を考えてしまい、答えの無い焦燥感に駆られます。
YUI主演の劇場版。グジョグジョに泣きました。YUIはまさにはまり役。
シナリオ的にはまぁ安直な部類に入ると思いますが、YUIを中心とした人たちの心情描写がメインにすえられており、分かりやすい流れだったと思います。全体に流れる不器用さ、若さがテーマを形作っており、なんかよかったです。
本筋の感想から言えば、少々綺麗ごとが目に余るのは映画ですからさもありなん。ただ、YUIの存在、言動が周りに影響をあたえていく姿は、ボディーブローのように心に染みました。最後に主題歌が流れるところは、もう号泣モノです。
物語の中で、回想シーンらしいものが多用されておらず、あまり鼻につかないところはちょっと素敵でしたね。雨音薫の前向きで不器用なキャラクターを全編に感じられる構成だったと思います。
で、ハスに見れば(ぉぃ)...YUIカワイイ!通山愛里メガネっ娘でカワイイ!
「変な顔」のキスシーンのところのYUIのアップとか、もう、こんな娘、どうしてやろうかってくらいかわいい。通山愛里はいわずもがな。メガネはあのキャラを出すための道具ですね。彼女自体はもうすこしチャラいキャラに見えちゃうから。
間違いなく、この映画をニュートラルに見るとYUIのファンになります(苦笑)。
結論。比較的安易な話です。キャラが生きています。YUI見るためだけでお勧め。重厚な人間劇を期待すると肩透かしを食います。
Posted at 2007/07/15 22:33:20 | |
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DVD/映画 | 日記
2007年06月10日
最近、DVDを借りるとテレビで放映というのが多いなぁ...と思いつつ。
県庁の星。DVDで見ました。土曜日テレビでやってましたけど、あえて見てません(笑)。
なんていうか、題材が題材だけに、歯切れが悪いというかなんというか。
少々設定に無理があるし、この短い時間にイベントを盛り込みすぎた感があります。
なので、少々主人公(織田裕司)にもヒロイン(柴咲コウ)にも感情移入できず、なんとも歯切れが悪い感じです。
クライマックスも無理やりって感じだし...昔「ジュニア」ってドラマが政界を題材にしてやってましたが、あっちのほうがそれっぽくて面白かったかな。少々、織田裕司、このドラマの中で、悪役にもなりきれず、良い人にもなりきれず...で、結局なんなんだ、お前は...と思ってるうちに終わっちまいました。
なので、「踊る」シリーズ的な爽快感を求めて見ると、がっかりします(きっぱり)。
正しい答えなんて無い、という真理を狙っているようにも見えますが...明確なテーマとして見えたのは2点。大きな組織や慣習は少しづつしか変わらない、良くないやり方は外圧がないと変わらない。つまり日本型組織の自浄作用の無さを突いただけの平凡な映画にも見えてしまいます。少々、残念です。
そのほか、細かなテーマを束ねた作品になっているのですがね、いずれも歯切れが悪いのは、あえて答えを見せていないからなように思えて仕方がありません。これも狙いなのかな。
ただ、ひとつだけ。柴咲コウは良い。そして、あんなパート店員は居ない。
Posted at 2007/06/11 02:49:29 | |
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DVD/映画 | 日記
2007年05月20日
B級です。ストーリーがイマイチ。だいたい、主人公がアホ過ぎる...(=ストーリー展開に全く共感できない)。ま、そういう設定の映画なのかもしれませんが。
翻ってカーアクションはすごい。ドリフトです。ドリフト。
カーアクション部分はすべて実写というこだわりが分かります。CGではあのスピード感は出ません。土屋圭一監修はダテじゃないようで。
車好きなら車で楽しめると思いますが...だったらもう少し別の割り切り方もあったと思うな。イニシャルDのほうが、むしろ分かりやすくて良いと思ったのは僕だけでしょうか。
あと、よく見ると、外国映画にありがちな日本のイメージの勘違いがやはり散見されますので、そこで楽しむも良いです。良く見ないと分からないレベルなので、探すと面白いです。
結論:あまりお勧めはしません。
Posted at 2007/05/21 01:55:27 | |
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DVD/映画 | 日記
2007年05月19日
...で?って感じで終わっちゃった...
ミラジョボビッチで近未来アクションをやりたいという意図は非常にわかりやすくていいんですが、エピソードの選び方が悪いのかな...どうにもしっくりこない。
アクションはすばらしい。CGも効果的で素敵。ミラジョボビッチもセクシー。
でもストーリーが良く分からない。原作知ってればもっと楽しめる?
かなり微妙。連続ドラマとかでやってほしい感じかな。って、原作がコミックだからねぇ。
どうにも最近、同じようなシナリオが多いような気がするなぁ。これもトレンドなんだろうけど(一昔前であれば、冷戦ネタ、中東ネタ、北朝鮮ネタ...なんてのが流行った頃がありましたからね)、そういう意味では、今どきの人類の脅威って、やっぱり細菌兵器だったりするんですかね。
Posted at 2007/05/20 01:19:41 | |
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DVD/映画 | 日記
2007年04月28日
普通に面白かったです。いろいろと深読みしたくなるところもありますが、端的に長編アニメ映画として楽しめました。
ストーリーの最後に、矛盾との邂逅、そして選択という大きなテーマを見せるあたりはさすがの一言です。肩肘張らず、多くの人に見て欲しい映画だと思いました。
Posted at 2007/04/29 03:37:48 | |
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DVD/映画 | 日記