2006年10月18日
鈴鹿のGPも終わり、すっかり忘れていましたが、鈴鹿の思い出シリーズを再開します。(今回が最終回かも・・)
93年の日本GPを最後に、9年間F1から離れた時期がありました。
セナが94年に亡くなってからというもの、F1を見たいという気持ちになれず、
F1=悲しみ といったネガティブな気持ちになってしまう自分がいまして、結果鈴鹿に足を運ぶことはおろか、テレビ観戦することすらなくなりました。。
時は過ぎ・・9年後の2002年、この年は久々の日本人期待のドライバーである、佐藤琢磨がジョーダンホンダからエントリーするとあって、開幕戦からテレビ観戦を欠かしませんでした。
夏も終わるころになると、気持ちが鈴鹿に向かう自分がいることに気づきます。
この年、自由席での観戦!(~_~;)
S字・逆バンクにて土曜・日曜の観戦です。
ここで、とっておきのハプニングが
土曜日、午前のフリー走行中のこと。。
終了間際、デグナー入り口でスローダウンしたのは琢磨の黄色いマシン。。
数分後のこと。。なぜか周りがざわついています。
私は、周囲のざわつきの原因を探るべく後ろを振り返ると、そこには
全身黄色のつなぎにヘルメット姿の小柄な人が、こっちへ向かって歩いてきます。
琢磨だ!!
次の瞬間、私の真横を通り過ぎようとした琢磨選手に、思わず手を差し伸べた私。
すると、彼は私の手を握り返して握手してくれました。。
アクシデントの後のドライバーは気が立っているのが普通。
しかし、彼はいやがるどころか、自ら手を取ってくれたのです。(感動)
実はS字席から秘密の通路(ピットへのトンネル)があって、その通路へ彼は消えて行きました。
ほんの一瞬の出来事でしたが、心に残る印象深い出来事でした。
この時以来の琢磨ファンの私。。
ほんと、いいやつなんですよ。
もっと、速いマシンに乗せてあげてくれ~~あぐりさん
Posted at 2006/10/18 01:21:27 | |
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