
ライコネン・アロンソの圧倒的な速さが光ったレースでした。
ミハエルは、何度もオーバーテイクを許し屈辱の鈴鹿となってしまいました。
まさしく、マクラーレン・ルノーの快進撃、フェラーリの衰退と、2005年を象徴するレースとなったわけですが、皮肉にも琢磨にとっても今年を象徴する結果となってしまいました。
琢磨の今の心境は、来期のシートが約束されかかった時の失態だけに、心中穏やかではないと思います。
今週末の2005年最終戦中国GPの結果如何によっては、来期へ光が差したのもつかの間、一転暗闇へ引き戻されてしまうでしょう。
今、琢磨に要求されることは、優勝や表彰台ではなく、バトンと同等の結果を出すこと。
(中国では、琢磨はNEWエンジン、バトンは2戦目のエンジンとなるので、エンジンセーブ不要となり、期待が持てるため)
また、その過程において安定的でクリーンなレース運びをすること、一時の感情に溺れることなく、冷静沈着に努めること。
今度こそ、F1の世界に留まれるか、肩書きに元が付いてしまうかの岐路に立たされるのは、間違いありません。
今回のトゥルーリとの接触について、反省の弁がなかったようですが、省みることは人として重要な事です。
誰しも、自らの非は認めたくありませんし、他人に非を押し付けるほうが楽です。
しかし、反省をしない人間は、社会の中では絶対に日の目を見ることはないでしょう。
ここで、我を張って相手が悪いと主張してみた所で、誰もかばってくれないぞ!
いいかげん、気づいてくれ・・琢磨
写真は、栄光のシャンパンファイトの横で、撤去されるモントーヤのマシンと、セーフティーカー5ラップの立役者のクレーン
Posted at 2005/10/10 13:33:44 | |
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F1 | 日記