9月8日~9日、関西の大天狗
「まる源」氏が、ついに鳥取県に降臨!!
過去に鳥取県とは所縁のある人生を送ってこられた「まる源」氏。
迎え撃つ鳥取県勢としては、名の知れた観光地案内ではまるで物足らないことは百も承知で、マニア向けオフプランを密かに準備していた。
そのプランとは・・・
「投入堂」参拝である。
投入堂とは
、三徳山という鳥取県中部に位置する山の頂上付近の崖に1000年以上も前に建立された仏閣である。
その立地から、現代の建築技術を持ってしても、その建立は不可能と言われており、伝説では麓で組み上げられた堂が、僧侶の念で「投げ入れられた」とされていることから、この名が付いている。
今回、まる源氏を迎えるにあたり、これ以上のプランはないと考え、提案させていただいた次第である。
まず8日の夜は米子市内で「山陰の海の幸」を肴に「呑みオフ」
翌、9日は早朝より「ミツバチ500」の基地に集合し、三徳山出撃準備を整えた。
出撃前に某ドイツ車の試乗をされる「まる源」氏
堅気には見えない・・・・汗
まる源氏、about氏、クロノスSP氏、ミツバチ500の4台編成で、一路三徳山を目指した。
約一時間半で、現地駐車場に到着。
(about氏は愛車のアバルトが故障修理中のため、代車のゴルフⅣで参加)
三徳山・三佛寺の参道は厳かな空気が流れ、明らかに俗世間とは解離した世界観を感じる。
三佛寺の本堂を抜けると、その奥には「入山事務所」があった。
そこで入山料を支払い、「輪袈裟」を受け取り、さらに履物のチェックを受けた。
我々は事前準備を整えていたため、問題なく合格を頂いたが・・・・
「履物」に不合格を言い渡された入山者は自費で「わらじ」を購入し、履くこととなる。
「輪袈裟」
「わらじ」
三徳山は、山そのものが御神体となっているので入山にはそれなりの心構えが必要なのだ。
観光気分の客は「お断り」の雰囲気が漂っていた。
厳かな心構えでいよいよ登山を開始。
しょっぱなから「登山道」とはいえない「崖」を木の根に掴りながらよじ登っていく。
登山開始10分で鳥取県勢はヘロヘロに・・・。
しかし、さすが「まる源」氏、息一つ乱すことなく、平然と崖をかけのぼっていった。
途中、あちらこちらに
「滑落現場」の看板が見られた。ここから滑落したら間違いなく助からないと容易にわかる絶壁である。
まさに死と隣り合わせの危険な登山である。
その後、ついに「鎖坂」に到達。
文字通り、鎖に掴ってよじ登る岩壁である。
もはや、危険以外の何物でもない。
鎖坂を何とか乗り越えると、そこは「文殊堂」
断崖絶壁にそそり立つお堂で、高所恐怖症の方は立ち入ることさえ不可能な領域である。
我々は恐怖に打ち勝ち、写真を撮ることに成功した。
その後も過酷な絶壁を越えて、ついに最終目的地の「投入堂」に登頂を果たした。
この時の感動は予想をはるかに上回るものであったことを申し添えたい。
全員で記念撮影
さらに私が目にした究極の光景・・・・
「天狗降臨」
岩肌から突き出る木の幹にたたずむ「まる源」氏
もはや人間を超越した「神の領域」踏み入れた奇跡の瞬間である。
崇高な気持ちを携えて下山し、参道の宿坊にて「精進料理」を頂く。
まさに至福の瞬間であった。
最後に・・・
今回のオフに「なんでうちを呼ばへんねん!<(`^´)>」とお怒りの貴方。
危険を伴うオフでしたので、お誘いを遠慮させていただきました。
次は危険を回避したコースでご案内差し上げますね。(^^)
Posted at 2012/09/11 01:23:20 | |
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