先のブログでマフラー様が終了した事は記載しました。
場所が場所なだけに、早晩断裂することは確実。
んで。
先にも記述していたように、「もしかして」と思ったあたりからリプレース品についてはポチポチ検索しておりました。
んで、「交換確定」の日に「ポチ」しました。
WEBで通販購入->ディーラー持ちこみで交換
完全穴あき前なら、皇帝陛下様のところに遊びに行きがてら交換も考えていたのですが....
200km以上、爆音くん状態で走りたくない上、そこまでフランジ部分が原形を保っていてくれるか? 破断しないで行けるか?
それ、無理w
という事でディーラー持ちこみ交換ということもあり、JASMA認定品を選択。
fujitsuboが本命でしたが、GA2で使った事があるのと、形状から、他メーカーのものに比べて軽量化があまり見込めないと思い、パス。
柿本改は、よさげだったのですが最後の最後で「派手なのは微妙orz」と思い、除外。 取付時の留意事項があった、というのもちょっとアレかな、と。
ブリッツはサイレンサー部分の美しさには引かれたものの、"ニュルスペック"という単語にビビって回避(w
という事で残ったのが、HKSのサイレントハイパワー。
タイコもいい感じに大きい上、フルステンという必須条件にも適合。
強いて難点があるとすれば、テール径93mmでちょい大きい。
基本、スポーツマフラーの抜けを求めて買うわけではなく、純粋にメーカー品相当の"消音性能"が欲しくて買うわけで、いじるにしても、ベースモデルで静かなほうが有り難いのです。
ディーラー持ち込みを考慮し、
JASMA認定マフラーのなかで、
フルステンレス製マフラーを選ぼうとしても、
音が大きいスポーツマフラーしか無い、
という現状は追認するとしてもorz
んで、現物。
現物は、テールエンドピースの他
・ 吊りゴム x 2(対ノーマル比で強化品相当)
・ ガスケット x 1
・ 交換時に使用する(ボルト+ナット+スプリングワッシャー)x2
・ 取り扱い説明書
・ 保証書
・ シール
つまり、交換時に発生する物理的な消耗品は全てついてきます。
他に買う必要があるものは、ありませんでした。
これから「買おうかな」と思う方には有益な情報かな。
んで、インストールした結果。
・ アクセルオンでの音は、音質は悪くはないものの、基本、大きい。
音量は、体感的にはテールエンド側のマフラーよりも前に、穴があいているものと大して変わりません。
・ 巡航時の音だけは、対ノーマル比で遜色はありません。
・ 減速のためにシフトダウンした際の音は、やはり大きい。
そして、ボコボコ音は結構内部に響く。
まぁ、「スポーツマフラーだから当然」とはいえ、ふつーを標榜するユーザとしては、引け目を感じますわね(--;
そしてそれ以上に。
AT(CVT含む)系にスポーツマフラーをインストールすると、これほど恥ずかしい音色の変化があるのかと、本気でへこんでますw
勝手にシフトアップしていく際の、エンジン回転数の変化に伴う「中折れ」的なものを感じさせる音色の変化は、MT海苔には本気で恥ずかしいと感じるに十分でorz
なお、音については、別途後述します。
んで、物理的特性。
テールエンドパイプ部分の突き出し感は、結構強いです。
ノーマルの、あるかないかくらいの感じは、望むべくもありませんw
ま、スポーツマフラーだからしかたないんですが。
これは横から見た時に端的に感じる事で...

こんな感じ
個人的にはちょい微妙(^^;
ついでに腹下の状態はというと

こんな感じ。
で。
交換時にディーラーのメカニックの方とお話をして得た情報。
こと寒冷地(解氷剤巻きまくりの塩害強化地域)において。
・ マーチ/ティーダ/ノート は、エキゾースト系のトラブルが多い。
・ 逝くのは、腹下の一次サイレンサー以降の中間パイプと、テールエンドピースの間のフランジ部分(つまりうちの場合は一通りやって、おかわりまで行っている)
・ 対策は「まめに洗浄して塩を落す」以外にはない
・ このトラブルに関する情報は、少なくとも秋田県のディーラー経由で、日産本社まで情報は行っている。
・ 年改等で、材質は変わっているように見受けられ、対策はされているようだが、完全解消にはほど遠い状態。
んで。
ぴくせる的解決法というか、お薦めの対策としては、以下のとおり。
ノーマルのサイレンサーのままであっても、フランジ部分の「こじり」回避のため、ゴムマウントは硬い「強化品」に変更する。
:テールエンドピースが動きにくくなるため、フランジ部分にかかる応力は小さくなるので破断しにくくなる。 コスト削減が理由と思われるが、ノーマル品はテールエンドピースの重量に対して数が少なすぎる上、材質を見ても容量不足は明らか。 接合部分に、金属疲労を招く原因になっている。
腐食により破断が見込まれる場合、出来ればテールエンドピースは軽量なもので、且つ"フルステンレス"を公示している社外品に交換する。
:要は、「エキゾーストパイプ」という長い棒の先についている「おもり」の重量が小さければ、横方向の力がかかっても、テールエンド側が大きく動く事はないので、フランジ部分に対してかかる力は小さく、破断する可能性や、金属疲労による錆の促進は起こりにくくなるだろう、ということ。
今回は"軽量化"を追求した結果としてパスしましたが、大柄なfujitsubo製であっても、アルスター材(と言えば聞こえはいいが、要はガン鉄に毛の生えた程度のもの)よりは遥かに軽量の筈です。
んで、最後に「音」。
今回選択したHKS製のフルステンマフラーもまた、「サイレント」を名乗っていても、スポーツマフラーであり開口部は大きく、音は大きめです。 これは、事実。
これについて、製品そのものにどうこういうつもりはありません。 納得ずくで買っています。
ただし、"錆対策"としてノーマル品に対するリプレースを行った場合、メーカー数値を考慮した上で買ったとしても、想定以上に音が大きく感じる事も確か。
で、HKSの場合、「インナーサイレンサー」と呼ばれる開口部部分の径を小さくするオプションパーツを販売しています。
これを装着する事で、ノーマルの状態でも「保安基準適合」で、JASMA規格を満たしているマフラーの音を、更に小さくすることは、可能です。
これもあって、最終的にHKS製を選んだというのもまた事実。
まず、吊るしの状態でそのまま使用してみて、音量に問題があると判断した場合は購入し、さらに付けてみるつもりです。
ちなみに、HKSの場合、「エンドパイプに穴あけ加工」は必要なものの、付け外しが出来るタイプのものと、打ち込みっぱなしで外せないタイプの、2種類のインナーサイレンサーが販売されています。
テールエンドパイプの径別の共用品、っつーのが微妙で、サイレンサーそのものの開口部内径が今のところ不明ですが...こちらについてはもう少し研究してみるつもりです。.