なんていう大事では無いとは思うんですが。
さて。
家のフィットくんですが、ドック入りとなりました。
修理シナリオとしては最悪な、「コンプレッサー」 の異常orz
リビルド品で修理することにしましたが、「場合によってはコンデンサーも交換が必要かもー」と。
結構....痛いorz
2024年2月に発生した、謎の「メインフューズブッチ事件」の主犯は、これなのかなぁ....
で、代車としてパッソがやってきたんですが....
これがトヨタの,車に対する考え方なのだとしたら、
私は多分、トヨタ....OEMだからダイハツもか。
この2社の車は、多分買わないわ(--;
と思うところを見つけてしまいました。
何かというと.... 「ウインカーレバー」。
-*-
基本、私はおっさんなのでw
ウインカーレバーってのは出すと、入れた方に倒れたままになり、曲がった後にステアリングがニュートラル方向に戻されると、ウィンカーレバーもニュートラル(中立)に戻るものだと思ってたのですが、このパッソは違うらしい。
どう違うかというと、
ウィンカーを出すと、すぐ中立に戻る。
これが、気に入らない。
(パッソ乗りの人、ごめん)
多分これ、内部はロジックスイッチになっていて、
「右(左)ウインカー動作ボタンを押された」 ってとこで機能としては完了していて、 後はハンドルの切れ角センサーで「ステアリングがニュートラルになった」事を検知すると、ウィンカーの点滅機能がキャンセルされる、という構造になってるんでしょう。
(ウインカーそのもののキャンセルに関しては省略)
この変更によって、何を実現したいのかというと....多分最大の目的は「コスト削減」。
物理的に「倒れ込んでいる」ウインカーレバーを、ハンドル操作に合わせてニュートラルに戻す物理機構を省略出来るので。
- * -
「ウインカーを点灯/消灯」させる事だけを考えた機構としては、論理的には、正しいんです。
ただし、「自分がウインカーを動作させたかどうか」 を確認する方法は、1つ減ってるんです。
以前のような 「倒れっこみぱなし」 の場合、 「ウインカーを点灯させたかどうか」「どちらの方向のウインカーを点灯させたか」 を、レバーの位置によって、目視しなくても 「触れる」 ことで確認することが出来た。
ですがこのパッソは、 「メーターの中のランプ」 の目視以外に、ウインカーをつけたかどうか、そしてどちらのウインカーを点灯させたかを確認する方法が、無い。
ウインカーレバーはすぐ中立になってしまっているので、 「レバーの位置情報」 という形での確認は、出来ない。
これって、どうなの?
「ウインカー周りのコストの削減」 をしつつ、「機能を果たすものを作ろう」 という観点において、パッソのウインカー周りの設計は、正しいんです。 ウインカーを点灯させるという所だけを取れば、 入れた方向という情報を保存する必要はない。 結果として、 倒れ込んでいるレバーのポジションを、ステアリングがニュートラルに戻り始めた時点でニュートラルに戻すという機構をオミット出来るので、安く作れるし、製造する際の単純化も出来る。
けれど、 「人間(運転手)が、自分のしたことについて、確認しやすいものを作る」 という観点で考えた時、この作りはどうなのよ、と。
「物理的に動くもの」 の経年変化や、面圧をかけることによる摩耗を減らせるという部分では正しいのかもしれない。 それによって長寿命化も期待出来るかもしれない。
けれど、それを実現する際にバーターとして、 「自分(人間)が触っているもの」 の持つ情報量が減る事を差し出す、というのはどうなのかな。
若しかしたら、ここ最近増えてるように感じる 「ウインカーを出さずに曲がったり、車線変更をしたりする人」 という印象は、 「マンマシンインターフェース」 という視点で、物理的な情報をコストと一緒に切って捨ててるからじゃないのかな、と感じた次第(--;
まぁ、ロープライスな車両だから、そこはしかたない、という物言いはあると思います。
でも、それを理由にしたとしても、 「捨てちゃいかん部分」 ってのは、あるだろうよ、と。
私的に、 「一線を越えてる」 と思うことを盛り込んでくる会社の車両ってのは.... やっぱ、無理。
これは考えすぎなのか? 拘って然るべき部分なのか....
笑って許してやるべき部分なのか、 「きちんとした環境が欲しい」 という意味で、拘る人がいておかしくない部分なのか....
ちなみに。
私は 「タッチパネル」 も嫌いですw
Posted at 2024/06/28 21:18:33 | |
トラックバック(0) | クルマ