2008年03月18日
今さらなネタですが、書いておいたり(w
用意するもの
(普通の人向き)
・WD-40
・グリス
・ウェス
・クロスレンチ
・交換用のタイヤ
・パンタグラフジャッキ
・チョーク
(中級の人向き)
・トルクレンチ
・エアゲージ
・空気入れ
・(パンタグラフジャッキの代わりに)油圧ジャッキ
(エキスパート向き)
・新聞紙 朝刊4部 濡らした履歴のないもの。
承前:
普通の人は、作業が終わったら必ずガソリンスタンドに行って、空気圧のチェックをしましょう。そのためにも「給油直前」に行うのが吉。 満タンにした後に行うのは「凶」です。
§1:タイヤの交換準備
事前に、全てのタイヤのホイールナットにWD-40を塗布し、たばこを1本ふかしつつ、交換するタイヤを各所にばらまき、ホイールのハブ当たり面にグリスをさらっとスプレーしておく。
グリスをちらっと吹いておくと、たとえ接触面が錆びても固着する事が無く、必ず簡単に外れるので、固着予防のために吹いておきます。
その後、全てのホイールナットをこの段階で緩めておきます。
§2:タイヤの交換
・ジャッキでボディを持ち上げる。
・クロスレンチでナットを外す。このとき、「どこから外したか?」が判るようにすると、吉。
・タイヤを外す。
・ハブ側のホイール当たり面部分を、ウェスで拭く
・交換タイヤを、エアバルブが「エアチェックのし易いところ」になるようにはめ込む。
・ホイールボルトに、WD-40を吹く
・クロスレンチで仮締め
* エキスパートな人は、タイヤの着地予定地点に新聞紙を一部置きましょう。折り目の短辺部分は「上になる側」を裂いておき、長辺側の折り目が外側(ボディから離れた側)なるように、敷いておくと、モアベターです。
・油圧ジャッキを操作し、とにかく「ゆっくり」ボディをおろします。そして、タイヤが少し着地したら一旦降ろすのをやめます。 エキスパートな人はこのとき、新聞紙の上の紙が「ズリズリ」と外側に滑る筈です。滑らないのは一部車種を除き「凶」です。
・ホイールボルトを増し締め。規定トルクで締め込むのが吉なので、トルクレンチ推奨。十字レンチでもいいですが、3000円くらいの安い奴でもいいので一本買った方がいいですよ。緩める時にも楽だし♪
・増し締め後、ボディをゆっくり最後まで降ろし、ジャッキを撤去。
めんどくさく細かく書いてますが、実際には1本当たり10分もかかりません。 手慣れた人が行えば、全工程を手を抜かずに行っても、6~7分くらいで1本の交換が終わります。
§3:交換後。
自分でエアチェックが出来る人で、空気入れも持っている人は、まず空気圧のチェックをしてしまいましょう。 空気入れがない場合はさっさとGSに行って空気圧のチェックをします。
また、エアチェックを自分の所で出来る人は、空気圧のチェックを行った後、家のまわりを少し走ってみます。これで、タイヤの状態を知る事ができ、しかもタイヤの交換の際にかかったボディのストレスも、走らせる事で逃がす事ができます。
§4:外したタイヤ。
外したタイヤは、タイヤ部分は水洗いし、ホイールは洗剤をつけてきちんと汚れを落とします。ナットのかかる部分と、内側は特に念入りに洗いましょう。
陰干しして乾かした後は、家の場合WD-40を吹いた後、ホイール全面を乾拭きしています。
また、水洗いをした後、「次のシーズンにどこにつけるか」が判るように、トレッド面にチョークで大きく書いておくと吉です。 家の場合、区別をつけられるようにという事で
・前後のホイールで、エアバルブのキャップを、変えてある
・内側のサイド部分に「翌年に付ける場所」をチョークで書いておく
・タイヤを保管場所に置いた後、トレッド面に「翌年に付ける場所」をチョークで書いておく
ってのをしてあります。
ちなみに、タイヤの保管は家の場合、4本を横に「積んで」あります(w で、積んだものに業務用ゴミ袋(100リッターくらいのもので、業務用なので地が厚く、やぶれ難い)をかけて、油分の蒸発を避けてます♪
以上でうちのタイや交換の方法の記述は終わりです。
さて、工具について。
全然何も持ってないところから始めても、2シーズン(4回)自分で交換すれば、工具の元は取れます。 しかも車載工具で行うよりもずっと楽で、確実。
油圧ジャッキとトルクレンチがあって、きちんと扱う事が出来れば、めちゃくちゃ楽になる事は太鼓判を押します。 空気入れ(自転車用と兼用でOK)とエアゲージがあればさらによし。さー自分でやってみたっ♪
Posted at 2008/03/18 20:31:46 | |
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