
2022年11月。やっと開催されたラリージャパンを観戦してきました。
2020年、2021年とオアズケを食らって、3年目。遂に開催されましたね。11/10(木)のセレモニアルスタートから、11/13(日)のフィニッシュまで。愛知県豊田市を中心に開催されました。
結果は、WRCでトヨタは優勝を逃しましたが、勝田貴元選手が母国で3位表彰台。これはホント感動しました。最終日2本目のSSまで、トップ争いをしていたエバンスが、パンクにより後退。繰り上がりのように3位になったことを、SS後のインタビュー時に知って、チームメイトのアクシデントを本当に悔しそうな顔をして残念がっていたことが、見ていてすごく印象的でした。人柄が出ていますね。
さて、今回は11/11~12のDAY2、DAY3に現地にいたので、その観戦記です。長いのでお暇な人だけ、見てみてください。
11/11(金) DAY2
ラリーの朝は早いです。なので、夜中に出発して直接SS観戦に行き、その後サービスパークに行くような予定を立てました。チケット発売は7月、行きたかったポイントは取り逃したものの、稲武SS3/6(黒田ダム)を観戦です。
この観戦ポイントは、別途駐車場があり、そこに車を停めてシャトルバスを利用し、現地に行くパークアンドライド方式です。観戦ポイントが、競技コース内になるので、競技開始時間のかなり前から規制が入り、退出も全車両の走行が終わるまで出来ないので、拘束時間が非常に長くなります。
大阪を0時頃出発。同行者と合流し、愛知県へ。行程としては250km位ですが、問題なく駐車場(夏焼グラウンド)に5時15分頃到着。途中のコンビニで休憩したら、ラリージャパンのスタッフの人が、早い朝ごはん(?)を食べてらっしゃいました。まだ、4時位だったかと思いますが、大変ご苦労様です。

到着直後の駐車場。競技開始予定は8:01なのに、大変多くの車が停まっていて、既に現地に向かっているようでした。気合の入り方が違いますね。すごいなぁ。

受付を済まして、入場用の紙製リストバンドを貰いました。他に1人1000円分の、観戦ポイントや稲武付近の道の駅などで利用出来る金券をもらいましたね。

シャトルバスに乗ったのが、6時前。20分位乗って、その後10分程徒歩で軽い登りです。6時半位に着いた時には、現地はもうかなりの人でしたね。観戦ポイントは、紅葉が非常にきれいな場所でした。黒田ダム近くを結構登った所になるのかな。早朝ということもあって、大変寒かったです。写真は、7:50頃に通ったセーフティの00カーGRヤリス。競技車両じゃない車も、大変カッコいいですよね。

写真は、コース図のAとある直角コーナー。退出時に撮りました。
00カーが通ったので、もうそろそろ開始だなーと思っていたら、その後何も来ない。結果的に、SS2でヒョンデ(個人的にはヒュンダイなんだけど、最近はこう呼ぶそうなので合わせます)のダニ・ソルドの車が炎上し、大変なことになってた関係で、SS3がキャンセルとなりました。えーマジですかって感じです。
観戦ポイントでは、ドコモがほぼ圏外、ソフトバンクも3Gになるとか、かなり通信状況が悪く、auだけは繋がる状況。3種類とも持って行ったのに、auだけ車に置き忘れるというミスをして、情報がなかなか掴めなかったです。ちょうど近くの人が、JSportsのライブ中継を流していたので、SSキャンセルなったのが分かったのですけど、場内でアナウンスされるのも結構遅いので、なかなかしんどいですね。
キャンセルが決まったので、9時頃に規制解除で退出出来るようになりました。
DAY2は、午前にSS2~4、午後にSS5~7で、同じ所を2回走る設定です。なので、SS3と6がセットなのですけど、SS3を見たらSS6は止めて、サービスパークに行くかなと思ってたら、キャンセル。。。いきなり予定が崩れましたけど、仕方ないですね。
SS6を見るなら、サービスパーク往復はちょっと現実的ではなく、結局一旦退出し、SS4の後の設楽町付近のリエゾン区間を見るかなと移動です。
実際には、この日の午前中は大変なことになっていて、SS2では車両炎上により途中キャンセル。SS3は時間が押してキャンセル。SS4はクラッシュ発生で途中キャンセル、加えて一般車両の侵入による安全上の理由によりSS7もキャンセルとなる事態。選手もスタッフも観客も、みんな大変だったでしょうねぇ。

駐車場に戻り、設楽町方面へ。リエゾン区間に着いた頃には、既にラリー1含めて、出走順が先の方の車は、通り過ぎた後でした。写真は、#45 山本 悠太選手のトヨタ 86。86は数台出てましたけど、FR2駆で頑張っていました。カラーリングカッコいいですね。

#47 国沢 光宏選手のルノー クリオ。自動車評論家として有名ですね。さすがベストカー目立ちます(笑)
ルノー車は、今回このクリオだけだったんじゃないかなぁ。

#30 福永 修選手のシュコダ ファビア。シュコダは、ラリーでは良くみますが、日本だとレアですよね。あと、THREE FIVE Motorsportの555ですけど、どうしても昔のスバル555を連想してしまいますね。ごめんなさい。

#32 ルーク・アネア選手のフォード フィエスタ。青のカラーリングがいいですね。旗振っていたら、車体を軽く振って応えてくれました(笑)

#36 フレデリック・ロサッティ選手のヒョンデ i20 N。ちょうど車寄せに停めて、先に来た関係者の人と何か会話してましたね。派手なカラーリングが映えますねぇ。

#41 新井 大輝選手のプジョー 208。ぎりぎりでエントリーされて、準備がかなり大変だったと読みました。新井 敏弘選手との親子エントリーでしたけど、お父さんはSS1で大クラッシュで入院。ケガはあったものの、無事とのことでホッとしました。大輝選手は、トラブルなく15位完走良かったです。

リエゾンで大体通り過ぎたかなという所で、来た道を戻り、道の駅どんぐりの里いなぶへ。ここでは、シャトルバスの中継ポイントとなり、パブリックビューイングやラリー車の展示、キッチンカーも出ていて賑わっていました。お昼ごはんと休憩してから、SS6のため、シャトルバスに乗ったのが13時位だったかな。

SS6の開始予定時間は、14:25。大体予定通り開始して良かった。14:43頃、最初にやってきたのは、トヨタのロバンペラ。22歳の年間チャンピオンは、この時点で3位。心地よい爆音を残して、すごい速さで去って行きました。5番目にやってきたのが、写真の#18の勝田。この時点で5位。こちらも良い音を残して、走り去りました。
ラリー1の車が通った後、WRC2が走り、国内エントリー車も大体一定の間隔でやって来ます。最後にやってきたのが、#49のダイハツ コペン。この時点で15:53だったかな。その後セーフティの1カーランクルなんかがやってきて、16時10分過ぎに規制が解除され、撤収となりました。
シャトルバスに乗り、駐車場に着いたのが、17時前。もうこの時点で結構ヘトヘトだったんですけど、サービスパークのチケットを持っていた為、豊田スタジアムに向かいます。20時まで開いているので、少しだけでも見れるのかなと。予想通り、道中渋滞もありつつ、タイトル画像の入場ゲートに着いたのが18時半過ぎでした。
入場ゲートを通るとお出迎えしてくれるのは、往年のWRCで活躍した名車4台。さっさとサービスの方に行こうと思っても、これは見てしまいますね。細かな仕様はわからないので、公式ページにある説明を記載します。

TOYOTA Castrol Corolla(1998年)
昔のラリーだと、セリカなイメージがありますけど、カローラもカッコいいですね。カストロールカラー。

TOYOTA Celica GT-Four ST205(1995年)
これなんかは、私も記憶によくあります。セガラリーとか(笑)

SUBARU IMPREZA 555 WRC98(1998年)
インプレッサWRC。やっぱりこのソニックブルーが良いですね。

MITSUBISHI WRC05(2005年)
2000年頃だったか、その辺りからエボから、WRカーに変わったんでしたっけね。その辺よく覚えてないなぁ。

4台を後ろから。どれも良いのですけど、やっぱりインプレッサが滅茶苦茶カッコいいです。そう言えば、夏焼グラウンド駐車場に凄い気合の入ったラリーレプリカのインプレッサが停めてあったなぁ。
他の展示も少しずつ見ながら、マニュファクチャラーのガレージ、サービス1に向かいます。

豊田スタジアム東側のサービス1に着くと、ヒョンデはタナック車がサービス中。多くの人が注目していました。

お向かいのフォードは、ほぼ店じまいで掃除中。閑散と。

一番奥のトヨタGRは、めっちゃすごい人。オジェとエバンス車がサービス中だったのかな。
少ししか見えませんでしたが、最悪間に合わないかなぁと思っていたので、サービスでラリー車を見ることが出来て良かったです。
この後、マニュファクチャラー以外の車のガレージがある、サービス2に向かいました。こちらはまだ何台もサービス中だったので、しばし見学。サービスパークは、やっぱりこの雰囲気が良いですよね。
その後、終了時間も迫ってきたので、会場を後にしました。長くなったので、DAY3のお話は、その2に続きます。