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2021年07月08日 イイね!

トヨタGRヤリスに乗ってみた その2

トヨタGRヤリスに乗ってみた その22021年6月。GRヤリスに乗ってみました。

その1からの続きです。走ってみたらどうだったか? いや、ホント楽しいです。

今回は、和歌山市から高野山の方面に向かって、関西の人なら知ってらっしゃる方も多いでしょうが、高野龍神スカイラインを走り、龍神温泉付近の道の駅まで。そこでUターンして戻った感じですね。乗った距離は、約300km。一般道(山道含む)が200km。高速が100kmって所です。



高野山にて。終始曇っていて、少し雨も降りましたが、気持ちよく走れました。


○走り
GRヤリスでは、3つのモード選択があります。ノーマル/スポーツ/トラックで、4WDシステムの駆動配分を変更するものです。それ以外の部分は変わるのかな? よくわかってません。
前後でノーマルが60:40、スポーツが30:70、トラックが50:50です。今回、トラックは試さず、街中と高速はノーマルで、山道はスポーツを主に使っていました。

動き出しは割と普通。車重は比較的軽めなので、スルスルと動きます。ハイパワーだからと言って、気負う必要はないですね。ただし、少し踏み込むとすぐかなりの速度になっていて驚きます。スピードメーターが、280km/hスケールなので、針の位置だけだとちょっと感覚が違うから余計(笑)
今回は慣れてないからか、なぜか微妙なアクセルコントロールが難しく感じました。その1で書いた、シートポジションの影響かなと思っていますが、ゆっくりスムーズに走るのには気を遣いました。


280km/hなメーター。既に150km近く走ってたと思いますが、山道多めなので燃費は落ちてます。トータルでは、普通に10km/L超えましたね。

走り出して感じるのは、箱の硬さ。TNGAだし専用設計だしってことで、先入観もあるんでしょうが、ホントそこは塊感があって、特にコーナリング中は足回りなんかの取付剛性も高く感じます。これは乗ってる間ずっと感じていたので、この辺が高品質/高性能なイメージにつながっています。

エンジンは、やはりそれなりに主張します。1.6Lの直3は気持ち良いビート感で、振動は車内でも結構感じられるので、静粛性とかは期待するものではないですね。走行時の音としてはロードノイズの方が目立つかな。元気よく走ってると、ブローオフの音もかなり聞こえました。7000rpm位からがレッドゾーンですけど、気持ちよく吹け上がりますし、ターボ含めてのパワーは凄いです。公道では速すぎると思う位です。

また、6MTも気持ちよく繋がります。実際には、踏むと吹け上がりが早くパワーもあるからか、回しきって上げる感じにはなりませんでした。4000~5000rpmも回せば十分でサクサク上げちゃってましたね。久々のハイパワー四駆ってこともありましたけど、かなりラフに踏んでも安定感抜群で、ぶっ飛んで行く感じです。ちょっと怖い位(笑)


ボンネットは、ダンパーじゃないんですね。

ハンドリングは素直な感じで、グイグイ巻き込むような感じは受けず、この辺は4WDらしいかなと。重めの手応えは、個人的には走りやすい設定です。高野龍神スカイラインでは、ノーマルとスポーツのモードを切り替えて試してましたが、前後30:70のスポーツの方が、鼻先が軽いのと後ろが蹴り出してる感じがして好みでした。4WDの恩恵なのか安定感があって、動力性能の高さからどこからでもいける感じです。

全長は4mを切っていますが、ホイールベースも結構あって直進安定性も高く、高速も得意です。ステアリングの手応えが適度で、まっすぐ走ることに気を遣わなくていいのが良いですね。ただ、100km/hで6速 2500rpm位だったので、今の車では高めでしょうか。長時間は疲れるかもしれませんね。

ブレーキも当然ながら良く効いて、タッチも良かったです。リニアな感じを受けました。街中でも気にならず、走らせやすいものだと思います。ウェットな路面でABSも効かせてみましたが、全然安定してました。
その1で少し書きましたが、iMT(インテリジェントMT。意外とそのまんまの名前なのね)をオンにしていると、自動ブリッピングがすごく楽です。特に下りだと、ブレーキに集中出来るのは、ありがたかったですね。必要ない人もいるでしょうけど、私は楽しかったです。

乗り心地は、やはり硬いと感じます。当然ですかね。しかし、揺れの収束も早く、嫌な感じに揺れないので、さっぱりしていると言うか、コーナーで多少路面が荒れてようが、気にせず踏める安心感があります。車体が硬く剛性感があるのと、内装も変な音しないので(笑)、それも大きいのだと思います。



平日だったので、高野龍神スカイラインでは対向車にもほとんど合わず。


○感想
今回乗ってみて、こういう車がトヨタから出ていて、確かに安くはないのですけど、選択肢としてこんな楽しい車があるってことだけで、嬉しくなりました。自分自身で考えれば、FDから乗り換えることは今の所考えにありませんが、もしそういう時が来れば、ロードスターと悩むだろうなぁって思います。

GRヤリスは、専用設計ではあるのですけど、イメージ的には普通の車をスーパーウェポン化したような雰囲気で、昔のインプレッサWRXやランエボを思い返さずにはいられない感じがしました。日本メーカーがいくつも出場していたWRCとか、そういうのを懐かしいと感じるような気持ちです。


返却する前にオフになってたのに気づき、HUDをオンにした所。結構使えそうじゃないかなー

翌日、FDに乗る時間があったので、GRヤリスの感覚が薄れない内に乗ってみて、いろいろ比べてみたんですが、当たり前ですがやっぱり大きく違いますね。
発見としては、アクセルのコントロールがうまく出来なかったことについて、運転姿勢以外にも理由がありました。FDに比べて、アクセルペダルが軽かったのかなと。FDではジワーっと踏力を掛けたり抜いたり出来てたのが、FDが重いのか渋いのか(笑)は置いといて、GRヤリスの方が軽くて、踏みすぎ抜きすぎだったんじゃないかと思います。

あと驚いたのは、FDの方がフロントウィンドウ、上下の視界が広い?って思ったこと。



改めてサイドビューを見ると、バルクヘッドも高く、Aピラーもかなり寝ていて、車高も普通のヤリスより45mm低いので、かなり狭くなってると思います。実際、比べてどうかはわからないですけど、FDも結構狭いと思うんですよね。
ちなみに、GRヤリスはリアウィンドウもかなり小さめですし、Cピラーなんかの斜め後ろも相当見づらいです。センサー機能のRCTA(リヤクロストラフィックアラート)が付いてますが、無いと厳しいかもしれないですね。あっ、もちろんバックカメラは付いてます。

FDを運転しながら、何が違うのかなって考えるのはなかなか楽しかったです。違いを感じて走りながら、気持ちいいなーって思えたので、それはそれで至福のひとときでした。

今回、GRヤリスをじっくり走らせることが出来て良かったです。また機会があったら、走ってみようと考えてます。興味がある方は、ぜひ乗ってみてほしいですね。きっと良い刺激になると思います。
Posted at 2021/07/08 18:15:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2021年07月07日 イイね!

トヨタGRヤリスに乗ってみた その1

トヨタGRヤリスに乗ってみた その12021年6月。GRヤリスに乗ってみました。

今日は7月7日。セブンの日なんですが、FDじゃなくて久しぶりの試乗ネタです。
最近、ストレスが溜まりがちだったので、ちょっと発散する意味でも、刺激のある車に乗りたくてレンタカーで借りました。

最初に結論書いておくと、スゲー車でした。めっちゃ楽しい。

GRヤリスは、トヨタレンタカーで借りることが出来ます。関西では、MT車を借りられるのが割と限られていて、今回は和歌山で借りました。早朝、大阪から南海電鉄で和歌山市駅へ。1日借りて、高野山方面に行くことにしました。

この車は、WRCで戦うヤリスのホモロゲ取得モデルとして開発・販売されています。ちょうど先日あった今シーズンのWRCサファリラリー、勝田選手が2位で初表彰台。大変めでたいですね。今後も活躍して欲しいです。



○モデル仕様
2020年に販売開始。先行予約版のファーストエディションが出たあと、現モデルは4種類。競技ベースのRCを除くと3種類。4WD/6MTのRZハイパフォーマンスとRZ。FF/CVTのRSという括りになりますね。今回、6MTを借りたのですが、素のRZでした。ハイパフォーマンスとの違いはいろいろありますけど、走る部分については、LSDの有無、ホイール/タイヤ、足回りも少し違うのかな。

サイズは、3995mm x 1805mm x 1455mm WB:2560mm 車重:1280kg

通常のヤリスは5ドアですが、GRヤリスは専用設計3ドア。サイズもかなり違い、全長で55mm、幅は110mmも違います。車重は装備で違いますが、普通のヤリス1.5L 4WDは1100kg位なので、結構違います。サイズがこれだけ違って、フェンダーなどの張り出しも凄くて、写真でも相当違いを感じますが、実物みると本当に別の車です。ヘッドライト周りとテールランプユニットが同じような感じだから、ヤリスかなって思う程度かと(笑)

スペックは、1.6L直3ターボ。272psに370N・mとか、やっぱりラリーベース車なので、すごいなという印象です。タイヤサイズは、前後225/40R18で標準装着のダンロップ SP SPORT MAXX050でした。
車検証上では、2021年2月登録で距離計は約2万km。登録後5ヶ月って所ですが、かなり走ってますね。借りる時に聞いたら、毎日稼働してますって言ってました。そりゃ人気ありますよね。

新車価格は、RZで396万円。RZハイパフォーマンスが、60万高くて456万円。一応、Bセグメントの車で言えば高いとは思いますけど、特殊な車なので、この値段は十分納得出来るんじゃないでしょうか。寧ろこういう車が売られていて、乗る機会があるのが嬉しいです。

○見た目



フロントマスクは、確かにヤリスではあるものの、大きなバンパーの存在感で、かなり押し出しの強い顔つきになっています。GRのエンブレムも控えめですが付いていますね。




3ドアハッチバックなので、前席ドアはかなり大きめ。前席と後席の窓部分を見てもらうと、ドア部分の方がより後ろまであります。何気なく開閉するとドアの端が体に当たりそうになりましたね。天井はリア下がりになってるので、四角い印象でしたが、真横から見ると意外とスリムに見える(?)
リアフェンダーは、横から見てもかなり主張してますね。




リアフェンダーの張り出しにより踏ん張り感がすごい。只者ではない存在感があると思います。ちなみに目で見た感じだと、リアフェンダーはドアミラー端よりは内側でした。




3気筒なので小さめだと思いますが、密度高いエンジンルームですね。

○使い勝手
内装の質感は普通です。ドアトリムの一部が、スウェードっぽい素材だったりします。安っぽくはないですが、この価格帯の車で言ったらちょっと。。って思うかな。そもそも、高級さを求める車では無いので、マイナスポイントではありませんけどね。




運転席の環境。メーターはシンプルな二眼で、真ん中は情報表示。あまりイジってなかったのですが、最後にいろいろ見てたら、前の誰かが結構運転支援系をオフにしてたようで、HUD付いてたのに使ってなかったです(笑) 貸し出す時に設定初期化して欲しいなぁ。。。一発では出来ないのかな。

ナビはオプションが付いた状態で、Apple CarPlayを使うまでもなく。iPhoneをUSBで挿せば、音環境も問題なく。この辺、今どきの車は楽ですね。
シートは多分、ハイパフォーマンスとは、違うものですが、もちっとしたボリュームのあるセミバケットで、かなり良かったです。サポートも、公道なら問題ないんじゃないでしょうか。

ただ、運転席のシートポジションで言うと、ちょっと物足りないです。シートアジャストが、前後とリクライニング以外に、座面後ろが主体の前後連動型ハイト調整しかなく、非常にベーシック。

ヘッドレスト部分の形状が、割と前傾なのか、私だとポジションを取るとヘッドレストが頭に微妙に当たる。ということは、もう少し寝かせた姿勢の方が良いのでしょうけど、そうすると手が遠くて、テレスコが足りない。ちなみに私は身長が180cm位で、ガタイは良い方だと思います。
加えてシートの座面位置が高めなので、ずっと乗ってるとちょっと足首が辛かったですね。もう少し調整をしていったら、良い落とし所はあったのかもしれませんが、今回は見つけられませんでした。

ステアリングは割と小径に思いました。重さはそこそこありますが好みですね。中央付近は少し遊びがありますけど、元気よく走ってるとビシッと安定します。あと、フィードバックはあるんですけど、生々しい感じではなかったかなぁと思いました。

シフトは、気持ちよく入ります。表現としては、カチッと入る感じと、コクッと入る感じのちょうど中間位。トヨタ86のシフトは、カチッとした感じを受けた自分としては、こんな風です(笑)

ペダル配置はオフセットしてるみたいですが、今回は気になりませんでした。ブレーキとアクセルの間が広いというのは知っていたので、最初からヒールトゥとか気にしてないと、逆に山道の特に下りなんかではiMTの自動ブリッピングを非常に気持ちよく使えました。めっちゃ楽でした。

そういうと、この車は4人乗りで後席にも座ってみましたけど、やはり乗り降りは面倒です。エマージェンシー用でしょうね。ラゲッジとかも確認しましたが、至って普通で特に気になる所もありませんでした。

思いもよらず長くなってしまったので、走った感想はその2で書こうと思います。
Posted at 2021/07/07 18:03:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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大阪在住でMazda RX-7(FD3S)とLexus IS(ASE30)に乗ってます。 FDが好きで長く乗っていて、2022年で20年経ちました。これからも...
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