
2022年11月。やっと開催されたラリージャパンを観戦してきました。
その1の続きです。
自分にとっても長い一日だったDAY2が終わって、翌日土曜日DAY3。天気も良くて、非常に良かったです。今回のラリージャパンでは、DAY3までは天気が良く、最終日DAY4が、雨でかなり荒れました。最終日は、観戦に行かれた方も大変だったかと思います。
それでは、今回も写真がかなり多いので、お暇なときにでもー。
11/12(土) DAY3
今日は8時過ぎに出発して、サービスパークから。本当は、5時起きしてSS前のリエゾン応援しようと思ってたんですが、さすがに体力無かったです。。。
9時頃に新豊田駅付近の駐車場に止めて、徒歩にて豊田スタジアムへ。やっぱり土曜日ということもあって、人は多いですねー。

スタジアム北側の豊田大橋の袂辺りまで、入場する人の列が伸びていました。列に並んで20分位で、入場出来ました。この時点で9:40位ですね。いや、もう既にすごい人。昨日の夜に頑張って見ておいて良かったなぁと思いつつ、見逃していた所を見学。
ちなみに、入場時にオマケで、ドライバーの描かれたトレーディングカードみたいなものを貰いました。何かと思ったら、WRC公式のストリーミングなどのサービスである、WRC+の招待コード付き。1ヶ月無料ってことですね。これはラッキーってことで、DAY4を家から見る際にJSportsと一緒に見ていました。
当然公式リザルトも分かりやすいので、来年現地行くときは契約しておこうかなとか思います。
でも、昨日は何ももらえなかったよ??

入場ゲートのすぐ近く。様々なGRヤリスが展示。今回の観戦では、とにかくGRヤリスを一杯見ました。ラリーカーの展示、スタッフカーや一般道の一般車においても、よく見かけましたね。さすがトヨタのお膝元でラリーって感じです。

写真は昨晩ですけど、GRのブースにGRカローラと、GRMNヤリスの展示。マットブラックがかっこいいですね。GRカローラは初めて見ましたけど、これも売れるのかなー。

10時位にマニュファクチャラーのサービス1に着いたら、どのガレージ前もすごい人。特にトヨタGRがすごいけど。昼のサービス待ちですかね。
タイムスケジュールでは、10:51から昼のサービス開始っぽいので、もうそろそろ戻って来ても良い頃。トヨタGRのガレージ向かい側に、スタジアムへの入口とタイムコントロールがあって、まだそんな人も待ってなかったので、ここで入ってくる車を見ることにしました。

10:30頃、外で待機していたラリー1の内、最初はフォードの#42 クレイグ・ブリーンが入ってきました。SS10終了時で総合32位。昨日のDAY2 SS4でクラッシュ、デイリタイアしたので仕方ないですね。復帰してくれて嬉しい。

続いて、トヨタ #1 のセバスチャン・オジェ。この時点で総合6位。SS1でトップタイム、さすがと思ってたら、DAY2 SS2にパンクで後退。でも、その後ジワジワ上がってきました。

フォード#44 ガス・グリーンスミス。この時点総合5位。フォードラリー1は、このパープルベースのカラーリング、実車を見るとすごくカッコいいです。

写真中央に、ガス・グリーンスミス。エバンスが入ってくる時に、偶然歩いてた。JSports実況で、ガスがすごくデカいって何度も言ってて、それが気になって撮っちゃったよ(笑) 確かに大きい人でした。

トヨタ#18 勝田 貴元。この時点総合4位。サービス入る前に、重量測って、車のチェックをされていますね。声援も多かったですね。

ヒョンデ#8 オィット・タナック。この時点総合3位。ヒョンデで最後のドライブのタナック。来年はどうするのか気になりますね。

ヒョンデ#11 ティエリー・ヌービル。この時点総合2位。DAY3は、エバンスと激しいトップ争いをしていましたね。ちなみにタイトル画像は、この後サービスが終わり、スタジアムを出ていく時に撮ったもの。

トヨタ#33 エルフィン・エバンス。この時点総合1位。今大会調子良かったエバンスですけど、最終日は大変残念でした。写真は、コ・ドライバーのマーティンも乗って、重さ測り中なのかな。

トヨタ#69 カッレ・ロバンペラ。この時点総合12位。DAY3開始時点で3位だったけど、SS8でパンク。その後、SS10でもパンクしたようで、スペアが無く、この時右側は見えなかったので分からなかったけど、右リアタイヤがリム落ちしてた? その状態で頑張って戻って来てたってことかな。すごいね。
チェック中、ドアが少し開いてたけど、ずっとうなだれているように見えました。

またもやガス・グリーンスミスですが(笑)
ラリー1の車はハイブリッドなのですけど、そういう意味では昔行ったラリージャパン北海道の時とは、えらく雰囲気が違います。電動カーモードだと静かなんですよね。なので、目の前を通ったのですけど、直前まで全然気づかなくてビックリしました。エンジン音が無いのも、ちょっと寂しいですよね。
この後、WRC2の車を何台か見ました。それからガレージを見ようとしたら、いつのまにか物凄い人。特にトヨタGRとか近寄りも出来ない状態。そりゃそうかぁ。

マニュファクチャラーのガレージは諦めて、サービス2の方に向かおうと思ったら、人が集中しすぎて動けない状態に。。。
サービス1は、トヨタGRの所で行き止まり、更にヒョンデとフォードのガレージがほぼ対面で、通路も狭くなっている所に、戻りたい人と入ってくる人、ヒョンデとフォードを見る人が居て、どうにもならない状況。瞬間風速だとは言え、結構危険な状態でした。

サービス2に来たら、WRC2でトップ争いをしている、#21 エミル・リンドホルムと#23 サミ・パヤリのシュコダ ファビアが並んでサービス中。

これは現地で知りましたが、土日で開催していたACCRクラシックカーラリーのエリアも、サービス2にありました。こちらにも、見てて楽しくなる車がいっぱい止めてありました。

こちらは前日に撮っていた写真ですけど、マルティニカラーの初め何の車かわかりませんでした。フェラーリとは分かったけど、308なのかな? ライトポッド付きで、すげーかっこよかったです。

えーと、ポルシェ914とアルファロメオ ジュリア。。かな?

マルティニカラーの037ラリーとデルタ。037ラリーは、8月の富士スピードフェスティバルでも見た車でした。

RX-7のSAもいるーって、めっちゃテンション上がりました。右はフォードなんですね。わからなかったなー。

横からも写真。かっこいいですねぇほんと。
本当は、もっとサービスパークにいたかったのですけど、午後はSS13/14の岡崎SSSのチケットを取っていたので、ここでお昼ごはん。名古屋ではありませんが、味噌カツを食べました。美味しかったです。
移動は割と時間に余裕を持ってたと思ったんですけど、ラリーのせいか、岡崎市方面が途中からすごい渋滞で大変でした。岡崎SSSの開始予定時間は、15:35。結局、観戦ポイントの岡崎乙川河川敷に辿り着いたのは、16時前になってしまいました。この場所は、岡崎城のほんとすぐ近くになります。

観戦ポイントはこんな感じです。川の向こうの特設トラックを走るラリーカーを見るような感じになります。既に車は来ているのですが、開始遅延中で間に合った感じです。

写真右側の建物前付近に、ラリーカーの車列が見えます。ここで待機していた感じですね。結局、SS13はキャンセルとなり、SS14のみ実施されました。

日も陰り始めた、16:27頃、第一走者のクレイグ・ブリーンがスタート。
写真中央辺りに小さくて見えにくいですが車がいます。砂埃は舞うものの、まだこの時点では車は視認出来ました。高い所から見たほうが良かったかなぁ。

多分4台目の勝田 貴元が走っている時の状況。かなり視認し辛い状態。砂埃もすごいですね。

しばらくすると、砂埃が流されてきて、割と周りも真っ白な感じに。これは上の写真の位置から、割と離れて撮っています。車のオンボード映像を見ると、走行にはそれほど支障ない感じでしたけど、観戦は結構大変ですね。

暗くなってきたのと、かなり見づらかったので、17時頃に撤収。
写真は、東側にある桜城橋の上。いろんなコンテンツがありました。

桜城橋から西方面。中央辺りにちらっと岡崎城も見えますね。
岡崎市は、この辺りにラリー関連の展示をしていて、かなり力を入れてるようでしたね。時間があれば、ゆっくり見たい所でしたが、今回は諦めました。次回は、もっとリエゾンを見たい所です。

駐車場に戻る途中で、交差点待ちをするラリーカーと出会いました。街中を走るラリーカーって、雰囲気が良いんですよね。
この後、私はサービスパークに戻ることなく、帰途につきました。
これが現地で2日間見て回った内容です。DAY2のSS観戦が、いきなりキャンセルになって驚いたり、実は午前中のSS全てで、何らかトラブルが出ててもっと驚いたり。DAY3になって、サービスパークの盛況ぶりに驚き、マニュファクチャラーガレージの過密集中っぷりに危険を感じたり、岡崎SSSでは予想外に視界真っ白になってたり(笑)
2日間、とてもとても楽しめました。運営に携われた方には、開催して頂いたことに感謝しかありません。
最終日のDAY4は、朝8時のSSからJSportsとWRC+の両方で観戦。最終パワーステージまで、ずっと見ていました。結果は、最初に書いた通りですが、最後の最後までハラハラしていましたね。
足掛け3年待ったラリージャパン2022。運営トラブルや道の難易度、環境の難しさなど、12年間のブランクもあり、日本でのWRCはまたノウハウを蓄積し、これから成長していくのだと思いました。
何より現地に行って感じたのは、みなさんラリージャパンを成功させようと、頑張って活動されているのが、すごく伝わってきたことです。山奥でのSS観戦、スタッフの人だけでなく観客も、キャンセルになっても、誰も不満も言わず淡々と待っている。言っても仕方の無いことだから当たり前だけど、結構すごいなって思いました。
現時点で、来年のWRCスケジュールは発表されていませんが、きっと日本も入っているでしょう。ワークスドライバーもどうなるのか気になりますし、WRCの情報を気にしつつ、来年の日本開催を楽しみに待ちたいと思います。