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この程、諸事情により、この車を降りることになりました。

最後に、雑感など、、、、、。

全体として、コストパフォーマンスが非常に高かったように思います。


特に、チューニングされたN55エンジンの回転フィーリング！素晴らしいものがありました。

巷では、いまだにSエンジンでないことによる批判がありますが、個人的見解として、そんなことは全く問題ありませんでした。

乗るときは、常に、スポーツプラスモード！踏むとすぐにフルブースト！そこからのパワー感は無くなってしまうものの、公道ではそのパフォーマンスに不満はありません。

このモードでもガンガン踏んでいけるという楽しみがありました。よりパワフルなS55では、そうはいきません。

上から目線的な表現ですが、使い切れるパワー！そして、それを支えるシャシ！それらがよくバランスされていたと思います。

今後、このN55のようなエンジンは、もう出てこないと思われます。

またの機会には、N55目線に立って、S55搭載車を語ってみたいと考えています。

そろそろ、1号車の納車が始まりつつあります。

この車両に触れてみて、少しばかり、、、、、、

MTシフトの左右のストロークが、従来のM235やM4と比べて、より短くなっている？感じがしました。

公道では、問題ないのでしょうが、サーキット走行などで、旋回Gがかかったりすると、シフトミスしないか？ふと心配になります。

試乗記などみていると、やはり、おんなじようなことが書かれてあります。

友人のP乗りによると、GTモデルのMTでは、ショートストロークが故に、サーキット走行でのオーバーレブの事例が散見されているそうです。

この車においても、注意が必要なのかもしれません。


また、普通のS55エンジンは、N55エンジンと比べると、吹けあがりが重たく、それは、この車両も同じでした。N55のあの軽快な回転フィールはありません。

通常のモードでは自動ブリッピングに助けられてしまうのですが、最速モードでこれが強制解除になると、2速や1速へのダウンが苦しくなることが予想されます。

ネガなことばかり、書いてしまいましたが、特に、MT購入を検討される場合は、ちょいと頭の片隅に置いておいたほうがいいかもしれません。

先日、つい、ふらふら、見に行ってしまったのが、運の尽きでした。

試乗してから、考えよう！そう思っていたのですが、、、、、、

自ら、試乗車を卸してしまったようなもんです。


この車両にも、今年9月より施行されたEUの排ガス規制をクリアーするために、微粒子フィルターが装着されております。

エンジン出力には影響はないと思われますが、エキゾーストノートには、影響する可能性がる！とも噂されております。

現に、先日の車両では、Ｍ４初期型と全く異なった音色を呈しており、良く言えば、洗練されている！

悪く言えば、刺激がなく物足りない！と言った感じでした。

車は、トータルとして評価されるべきであるものの、ノーマルＭ２の軽快なエンジンの回転フィールや排気音がなかなか素晴らしいだけに、今回のS５５がどうなっているのか？非常に興味があるところです。

自ら、人柱となって、検証してみることにしたいと思います。

初期ロットが入ってきました。

ホッケンハイムシルバーという新色です。薄いブルーかかったような、何とも表現しがたいシルバーです！

目的は、S55の音と回転フィール！


S55の回転フィールは、予想に反して、洗練されています。S55初期にあったザラザラした感触はありません。

マフラー音もN55と比べると籠るものの、いい音のように思います。

回転フィールは、既に慣らしモードになっているためか？今のところ、重たい印象です。N55のような軽快さはありません。

あとは、実際の車の動きですが、こればかりは、乗ってみないとわかりません。

乗ってみたら？欲しくなるかも？しれませんねぇ！

日本仕様の詳細が来ました。

7月生産より開始。

MT902万、DCT927万。

OPは、ノーマルM2と似たような感じで、あとは、Mドライバーパックのようです。

９月生産からがメインのようですので、日本にやってくるのは、年末あたりでしょうか？

とりあえず、楽しみな1台です。