子供達がスーパーマリオの映画を見ている間の待ち時間の暇つぶしに書き始めてみました。
GSからGSへの乗り換えの方以外の人にとっては以下のような悩みが出たりするんじゃないかなと思います。
第一段階:
GSにするのか、他のバイクにするのか
第二段階:
GSのどのモデルにするのか
今回はその
第二弾のほうについて私が22年式R1250GSプレミアムスタンダード(以下、PS)に決めた経緯を紹介したいと思います。
GSのどのモデルにするのか?
①GSにするのかGSA(GSアドベンチャー)にするのか
②プレミアムライン(PL)かプレミアムスタンダード(PS)か
中古車も考えていたので年式も関係していますが、以前に少し触れたのでここでは述べません。
まず①GSにするのかGSAにするのか?
GSAを選択する場合は、大型のタンク(30L)とアルミパニアが外せないという方は迷う余地なくこちらを選択するでしょう。
GSでもアルミパニアをオプション設定できなくはないですが、それをするとGSAと価格がほとんど変わらないか下手すると逆転する現象が起こるかもしれません。
GSAには標準でサイドパニアのホルダー諸々が付いていますのでアルミパニアの価格とロックの価格だけの約¥18万で購入が出来ます。
一方で、GSにアルミパニアをつけるとなるとホルダー諸々の費用が加算されて約¥40万となります。
他の方のブログにも記載がありますが、GSにエンジンガード、パニアケース等のオプションをつけていくと、GSAの価格に近くなっていきますので、GSとGSAはオプションなしの価格で比較すると価格差があるように見えますが、実はそうでもないというところが悩みの種となります。
カラーで基本価格が異なってもくるので比較は難しいですが、参考にラリーカラーのモデルで比較してみます。(2023.4.30時点)
オプションなし:
GS
¥3,005,000
GSA
¥3,145,000
すでに¥14万の差しかありません。
これに、オプションをつけて同じような仕様にしてみます。フルパニアとエンジンガード。
GS(アルミではないパニア)
¥3,332,690
GS(アルミパニア)
¥3,628,568
GSA(アルミパニア)
¥3,411,024 (GS+¥78,334)
アルミパニアが付いてGSよりも高々約¥8万高だったらお得な感じがしますね。
改めて計算しながらGSAが良かったかなとついつい思ってしまう差額ですw
樹脂製パニアにもメリットはあって、容量を可変できることと、着脱が楽で持ち手が付いていることが挙げられます。

幅82cm
荷物が少ない時は横幅をスリムにできる。
私はすり抜けはしませんが、18cm差って結構違いますよね。気分的に。

幅93cm
GSAのアルミパニアでは100cmくらいあるようですので、そちらよりは若干スリムですが十分容量が確保できる。

高さ25.5cm

高さ31cm
ヘルメットが1つ入ります。
スリムにできるのが良いねと思ってこちらを選んだのですが(GSAは幅広すぎる)、結局のところ使用しないときは取り外して乗るので横幅は気にしなくても良かったのかもとも思います。
タンクに関しては、でかいのが良いならGSAで確定ですね。
デカくて不安という意見もあるかもしれませんが、youtubeとかでもいざ乗ってみると全然デカさを感じないとの意見が出ていますので、そうなのかもしれません。
私は、デカイのは良いことだとは思いつつもスリム(とはいえ他のバイクに比べて十分デカイですw)な方のスタイルも捨てがたいと思っていたので、ここでは選べませんでした。
乗り始めてからの感想ですが、ビッグタンクのタンク容量については航続距離が長いというメリット以外の点もありそうです。
GSは給油口が高い位置にあるため、セルフスタンドで給油の際には身長169cmの私では中が見にくく給油しづらいです。
車体の右側からの給油となるとホントに大変。
GSAに乗る方は、通常は重くなるのを避けるため満タン給油しないと聞きます。
(ショップの人からの聞いた話なのでほんとかどうかは不明)
例えば、残り5リットルくらいになったら、給油量固定で例えば20リットルとかすると、溢れることを気にせずに(給油口の中を覗かず)給油できるのでいいなぁと思いましたね。
あとは、タンクが大きいことにより風が当たりにくいため楽ちんと聞きます。
これに関してはGSとGSAでどれくらいの差があるかはわかりませんが、GSでも私のこれまでの乗車経験では十分に走行風の軽減ができていると思います。
結局、このへんの差では私はどちらを選ぶのかを決定することができませんでしたw
GSかGSAかの決定をできないまま、PS(プレミアムスタンダード)かPL(プレミアムライン)の悩みに突入します。
PS=ローダウン車高
PL=スタンダード車高
となりますが、身長が180cmくらいあればあまり迷う必要はないのかなと思います。
前述のとおり当方は、
身長169cm、体重62kg、股下76cm
のThe日本人な体型。
GS
PS 805mm/825mm ←motorradのHPの記載がわかりにくくて自信なし
PL 850mm/870mm ←同上
GSA
PS 825mm/845mm
PL 890mm/910mm
この時点で、GSAのPLは完全に可能性なしw
参考としたブログにPLをお勧めするものがありましたので、GSのPLがいいかなーと思っていました。
足つきはシートや市販されている対策パーツでどうにかできるようです。
また、慣れや修練でどうにかできるとも。
ただ、ちょっと正直乗り気でない。
標準シートのローポジションでも膝と足首の曲がりがきついんですよね。
ハーレーの次のバイクなのでなおのことそう感じるんでしょうね。
⇒K&Hのシートで、シート高は変わらないが足を下ろしやすくなる形状のシートなんかは良いなと思いますが。
できれば、乗車時のシート高はハイポジションと同じくらいだが足つきはローポジションと同じくらいという商品があったらほしい。
あと、GSは転んでなんぼだーという方もいらっしゃいますが、いや、できれば転ばないほうがいいでしょw
ですし、慣れとかテクニックにしても、常に停止するときに意識して乗らないといけないというのも疲れそう。
それが嫌になってほかのバイクに乗り換えるなんてことはしたくない。
オフロードで特に荒れ方が激しいところで遊ぶことを前提としているのであれば、サスのストロークが長いほうがいいに決まっているので、PLを選ぶのでしょう。そういった場所で遊ぶ方はオフに慣れた方で転倒にも免疫がある方なので気にならないという人もいらっしゃるかもしれません。
ただ、私は転びたくないw
ただの立ちごけだったらまだしも、転んだときに横に人や車がいてぶつけてしまったり、横に溝があるところで転んだりとか、あまりないけども可能性がゼロでないシチュエーションも考えると、踏ん張れる足つきが確保できたほうがいいと思ってしまいます。
それで、GSのPLの足つきチェックをしたいと思いショップへ行ってみる。
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ショップに到着
私「PLありますか?」
店「置いてないですし、取り寄せる計画もありません。売れないですから。」
なるほど。
足つきが悪いということで買う人が少ないため取り扱っていないようです。
もちろん注文したらと取り寄せられるみたいですが、納期はいつになるかわからないとのこと。
ここでPLを購入するという選択肢は消えましたw
ここで2択となりました。
選択肢1 GS/PS(プレミアムスタンダード)
・シート高805mm/825mm
・¥3,332,690 【現在のmotorrad見積シミュレーションによる】
(ラリーカラー、フルパニア)
選択肢2 GSA/PS(プレミアムスタンダード)
・シート高825mm/845mm
・¥3,411,024 【現在のmotorrad見積シミュレーションによる】
(ラリーカラー、アルミフルパニア)
(注 シート高はソースによって数値が違っていますので購入を検討される方は正確な除法をショップに問い合わせください)
この時点では、正直どちらでもいいかなと思っていましたw
いろいろ考えすぎて、考えるのが嫌になってしまった時期でもありました。
それでも選択肢1と2では、
(1)足つき性でGS/PS
(2)乗車時に目に入るタンクの形状の好みでGS/PS
(3)パニアの取り外し、容量が可変という点でGS/PS
それと、
(4)エンジンガードは社外品を取り付けたかったので、標準装備ではないGS/PS
という結果になりました。
長々と書きましたが、ここまでで 「GS/PS、ラリーカラー」を選択したと思われたかもしれません。
ここまでは、GSAと比較するために類似仕様同士ということでラリーカラー(ワイヤースポーク)で考えていただけなんです。
GSにすると決まった後は、もう一つの選択肢が出てきてしまいます。
もういい加減にしてと思いますが、選ぶのは自分なのでもうひと踏ん張りしなければなりません。
最終選択
選択肢1 ラリーカラー
選択肢2 トリプルブラック
選択肢1、2ともにお店には在庫があります。
大きな違いは、色とホイール。
細かい違いは、フロントフェンダーのカバーみたいなものとステップ、ラジエターカバーの有無あたり。
色は甲乙つけがたい。
ただ、ブラックはピアノブラックな感じの部分など磨き傷などが気になってくるのではないかと、若干のネガティブ。
ホイールも悩む。
ワイヤースポークはかっこいいと思います。
これはハーレー時代もそう思っていて、一番最初の車両はワイヤースポークでした。
ただ、清掃が大変で嫌になりアルミキャストに変更したことがあります。
でもワイヤースポークがよかったかなと後悔することもしばしば。
ショップ店主曰く、アルミキャストはやはり手入れが楽とのこと。
悩んだ末、ワイヤースポークのラリーカラーに決定!
決め手は、オフロード車感!(これを選ぶ人はだいたいこんな理由でしょw)
最後に、
バイクも車も悩んでいるときが一番楽しいといいますし、私もそうだろうと思っていましたが、正直長すぎる熟考は楽しくありませんし、バイクの楽しい季節を逃してしまう可能性まで出てきます。
最後に当方にハンコを押させたのは時間とキャンペーンでしたw
下手にもう少し時間をかけると、今回書いた選択肢をもう一巡してしまう愚行に入ってしまったことでしょう。
motorradでは定期的にオプション割引とか低金利とかやっていますので、そういったタイミングに乗ってしまうのもいいのかもしれません。
また、どのモデルを選ぶかというものについては、最終的には自分の好みについてケーススタディーをしっかり書き物にする等、整理しながらやっていくのが迷走せずに済み方法なのかなとも思います。
ブログやyoutube等、情報がたくさんあるがゆえに悩んでしまうこともあるかと思いますが、それらはあくまで参考として決して流されることなく、最適な選択肢にたどり着くことを願っています。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。