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西山72のブログ一覧

2016年01月03日 イイね!

自動車用電球-4.HIDランプ-

さて、今回はみんな大好きHID、

ではどうぞ。



4.HIDランプ
High Intensity Discharge Lamp(高輝度放電ランプ)の頭文字から付けられた名前で、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、高圧水銀ランプ等の総称。自動車用としては、現在はメタルハライドランプを指す。

【構造】




発光管の中は、放電を発生させるための一対の電極を対向して配置し、大気圧の数倍の不活性ガス(キセノンガス)と金属ハロゲン化物(メタルハライド)を封入(周期表参照)。
点灯中の発光管内部は高温高圧のため、発光管は耐熱性と耐圧性のある石英ガラス(二酸化ケイ素100%最高使用温度1000℃)を用い、かつ発光管温度を素早く上昇させるために熱容量を小さく設計。また、発光管から出る紫外線のカット及びブラックストライプ(グレア防止の遮光膜)のコーティング目的で、発光管をUVカット機能付き石英ガラスの外管が取り囲む。HIDバルブを『バーナー』とも呼ぶ。

【原理】
HIDランプは、蛍光灯と同じように電極間で放電するときの発光を利用している。放電現象を利用するため、バッテリー(DC12VもしくはDC24V)に接続しても点灯しない。インバータ(変換器)とイグナイタ(昇圧器)を接続する必要がある。
HIDランプは、インバータで直流電源を交流電源へ変換(ランプの封入物が一方の極性に偏ることによる色むらの発生及び電極の偏磨耗の防止)し、イグナイターから印加される高電圧(瞬間的に約AC20、000V)により、電極間でキセノンガスが電離しアーク放電が発生する。そして、バラスト(安定器)により電圧を制御しながら(AC85V又は42Vで安定)アーク放電を維持することによって発光管温度の上昇を引き起こし、金属ハロゲン化物を蒸発させる。蒸発した金属ハロゲン化物は、発光管内にて電子との衝突により各金属固有の色を発光する。点灯直後、金属ハロゲン化物は固形で発光せず、始動用のアルゴン・キセノン・水銀のみの発光となるため青白い光となり、時間の経過と共に発光管が高温になり白色に変化する(そのため、ハロゲンランプのようにハイビームとロービームを切り替えて使うことは出来ない。 ロービームのみをHIDとし、ハイビームはハロゲンとするか、あるいは常時点灯とし遮光板の方向を機械的に切り替えてハイ・ロー切り替えとする場合が多い)。


【タイプ】
自動車メーカー純正採用のHIDランプは合計8タイプ
●イグナイターの有/無
●水銀の使用/未使用
●ヘッドランプのタイプ(リフレクター/プロジェクター)
日本国内では、イグナイターの無いD2・D4タイプが一般的。輸入車では、イグナイターをHIDランプに内蔵した、D1、D3タイプを使用。D4とD3は、環境保護の目的で開発された水銀フリーランプで急速に普及。
またヘッドランプによってリフレクタータイプ(D#R#)とプロジェクタータイプ(D#S#)がある。タイプを間違えた装着は、不点灯や配光不良(法規違反)となる。
点灯回路はHIDランプのイグナイターの有無、水銀フリーかどうかによって違う他、バッテリー電圧(12V系/24V系)によっても異なる。アフターマーケットでは、ハロゲンバルブをHIDバルブに変換する商品もある。



【光色と光色の法規制】
『光色』
HIDバルブの色温度は、自動車メーカー純正装着ヘッドランプでは最も運転中の視認性が高いとされる4000~4500Kであるが、市販のバルブでは、3000K(黄色)、5000K(白色)、6000K、8000K、20000K(水色)といった様々な光色がある。一般的に車検での色温度の上限は6000K。色温度が高いほど青白い光となり自動車の外観的イメージを変えられるが、ライトの明るさが減少し、かつ人間の目の感度も落ちるので視認性向上の目的では色温度が高いほうが良いとは言えない。10000Kを超えた極端に青いヘッドランプは純粋に暗く視認性が悪く危険。また、2006年1月以降生産された車はヘッドランプがイエローバルブ(雨や霧や雪などの悪天候の中での視認性に優れる)では車検不適合になる。
●初期点灯~安定するまでに発光色が変化
●交換時に色が違う
・公差範囲でバラツキあり(ハロゲン電球と同様)
・経時的に色が変化→基本的には2個同時交換が望ましい
●左右の色が違う
・公差範囲でバラツキあり(ハロゲン電球と同様)
※HIDランプはハロゲン電球と点灯原理・構造が違うため、光束量が多く(明るく)、色温度が高い(白い)ので、ハロゲン電球に比べ、人間の目に対し色の違いが大きく感じられる場合がある。
『光色の法規制』
道路運送車輌の保安基準により、規定された用途と光色の組み合わせ以外の光色の場合、周囲の誤認による事故を誘発するおそれがあるために、法規違反となり、車輌検査規定にも抵触する。


【特性】
●白熱バルブに比べて明るい上、消費電力が低いため発熱量も少ない。フィラメントを使わないことで、消耗と突入電流や振動による断線の心配がなく長寿命
●指向性の高い照明が可能で遠くまで照らすことができる一方、ハロゲンランプよりも配光が不安定で、配光範囲に明るいところと暗いところのムラが生じることがある(特に後付けのHIDランプは、純正ライトリフレクターがハロゲンランプに適合した反射となるよう設計されているためムラが生じやすい。また、発光点が変わるため光軸調整が必要)
●発熱量が少ないため、降雪時や積雪時にヘッドライトのレンズ面に付着した雪が外気温と走行風によって氷結し、照射範囲が狭まって夜間走行の妨げとなる場合がある(LEDヘッドヘッドランプ仕様車も同様)。 保安基準上一定以上の光束を持つ可変配光型前照灯を対象に洗浄装置の装備が義務化されているが、雪氷による減光や照射範囲の低下を解消しきれない(このため、ハロゲンランプ仕様の寒冷地ユーザーは多い)
●内部に水銀等の有害物質を含んでいる為、点灯中に破損した場合、水銀等の有害物質が拡散する可能性がある。また、廃棄時にはそれら有害物質により環境汚染の原因ともなり、また使用されている希少金属類の再資源化のため、適切に回収される必要がある(一部に水銀フリーランプもある)
●イグナイター及びバラストを介してランプを点灯させる為、バラストへの供給電圧が上昇してもランプにかかる電圧は殆ど変化しないので、明るくなったり寿命が大きく短くなったりすることは無いが、始動時に最も熱衝撃がかかるので点灯回数が寿命に影響すると考えられる
●HIDランプの寿命は、電球の種類・用途及び点灯消灯の頻度によっても変わる。基本的にはJIS規格で定められている寿命時間を参考にして設計及び製造。但し特別な理由で明るさを重視するために、寿命時間が短い種類もある。
●点灯始動時に高電圧が掛るので、取り付けには専門店での作業が必要
●HID2灯式(ハイビーム・ロービームは同一の灯体)の切り替え方式は2種類(ヘッドランプ内部に可動部が存在するため、切り替え時に動作音がする)
 ○H4バルブ互換(アフターマーケット品=一般的)・・・ソレノイドにより機械的に可動する灯体で、ロービームとハイビームの配光を切り替える。発光点の位置をハロゲンバルブのフィラメント位置と合わせることで、疑似的にハロゲンバルブ使用時と同一の光軸や配光特性を維持
 ○バイキセノンヘッドランプ(主にメーカー装着品のディスチャージランプ)・・・ロービーム時:ソレノイドで駆動する構造の遮光板でハイビーム側の光軸を遮断。ハイビーム時:ロービーム側の光軸を維持したままハイビーム側の光軸も出せる。マルチリフレクターレンズ及びプロジェクターレンズで利用可能
●フォグランプ(本来直近を照らす)にHIDを導入すると、光が散乱し又、遠くまで光が届くため、歩行者及び対向車への迷惑となる場合がある
●不具合(一部のアフターマーケット商品)
 ○石英ガラスの紫外線カット処理が未処理による、リフレクター及びプラスチックレンズの紫外線焼け(黄変、反射率・透過率の低下)
 ○バラスト・コントローラー及び配線に、防水・耐熱・耐高電圧・耐振性能がない
 ○入力電圧及び電流に対する安定性が乏しく、不点灯やちらつきが発生
 ○H4型のランプでロービームとハイビームの切り替えに電磁石を使用している場合、切り替え機構が不動
 ○色温度が厳密に合わせられておらず、左右の光色が違う
 ○有名ブランドの製品あるいは部品使用と謳っておきながら、実際には未使用
 ○保証を謳っておきながら、故障時の対応窓口が日本国内にない。あるいは連絡先すらない
・・・など












自動車用電球については以上です。
ご覧くださった方、ありがとうございました。

Posted at 2016/01/03 04:32:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 灯火類 | クルマ
2015年12月27日 イイね!

自動車用電球-3.ハロゲンランプ(高効率/高色温度)-

HIDの前に、高効率/高色温度 ハロゲンバルブについて説明したい。
(画像はいずれもIPFのHPより)



※高効率ハロゲンランプ

【構造】
基本的な構造は通常ハロゲンバルブと同じ。発光効率が高くなるよう、フィラメントの設計を変更。また、不活性ガス成分の変更及び封入圧を上げることにより、同レベルの消費電力で寿命を確保

【特性】
●通常バルブと同レベルの消費電力でハイワッテージバルブ(モータースポーツ用のより明るさを追求したバルブ)クラスの明るさを発揮、当該バルブの使用の際に必要であったリレーハーネスの交換が不要、樹脂製レンズのランプへの装着が可能
●フィラメントの耐久性は通常のバルブより低く、使用頻度と状況及び印加電圧の影響を受けやすい。明るい設定のバルブ程、寿命は短い傾向にある(印加電圧が高い程、発光効率は高い→効率が高い程、フィラメントの耐久性は低い)
●通常バルブよりも光束が多くなる=ランプ装着時の光度が上がるため、保安基準において光度制限があるランプの場合注意が必要(ランプは個々の特性により光度要件は異なる)
●メーカー独自の規準で仕様及び特性を設定しており共通の基準はない。
●明るさ設定の表示は一般的に「##Wクラス」


※高色温度ハロゲンバルブ

【構造】
高効率ハロゲンバルブをベースにガラス球自体に着色加工や成膜加工(コーティング)の特殊加工処理により、高効率バルブより発光色の色温度を高め、白い光色を発光する仕様としたバルブ

【原理】
ガラス球自体に施した特殊加工処理により、発光の分光分布から赤色成分光を低減させることで、光を白くさせている。カット処理の方法や設計値は各メーカーによって異なる

【特徴】
●HIDランプレベルの白色光を発揮できるバルブとして開発(光が昼光色に近づくことであり、明るくなるということではない)
●一般に光色は色温度K(ケルビン)という単位で定量的に表現



次回は本当にHIDの話。お楽しみに!
Posted at 2015/12/27 11:58:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 灯火類 | クルマ
2015年12月26日 イイね!

自動車用電球-3.ハロゲンランプ-

さて、前回に続いて今回は馴染み深いハロゲンランプです。
ではどうぞ。



3.ハロゲンランプ
【構造】


ハロゲンランプの構造は原則として白熱電球の構造と同様。 ガラス球には、硬質ガラス・石英ガラス(白熱電球よりも内部温度がはるかに高温になるため、その高温に耐えることができる)を使用。
ガラス球の内部には不活性ガス(アルゴン・クリプトン・キセノンなど)のほか、微量のハロゲンガス(フッ素・塩素・臭素・ヨウ素)を封入。

【原理】
ハロゲンランプの発光原理は白熱電球の場合と同様(ガラス球内のフィラメントに電気を通すことで、電気抵抗が生じ、高温となることにより光る)。加えて、黒化(昇華したタングステンがガラス球面に付着し電球が暗くなる)の進行を著しく少なくし寿命末期まで明るく保つ。
ハロゲンランプと白熱電球の発光原理の違いは「ハロゲンサイクル」にある。
※ハロゲンサイクルとは・・・
「フィラメントから昇華したタングステン(W)が、ハロゲン元素(X)と結合(ハロゲン化タングステンWX2)し、ガラス球内の対流によって循環することによりフィラメントに近づくと、タングステンだけがフィラメント上や導入線上に堆積し、ハロゲン元素は再びガラス管近くで別のタングステンと結合を繰り返す。通常、ガラス温度が250℃以上で起こる」
一部の結合物はガラス管に付着するが、この結合物は半透明のため光量の低下はほとんどない。
ガラスサイズが小さいと黒化しやすくなるため、不活性ガスの量を増やしタングステンの昇華を抑制。一般に大気圧の数倍のガス圧のため、フィラメントをより高温に加熱できガス入り電球よりも明るくできる。
尚、ガラス温度が250℃以下の場合、結合物はガラス内壁にほとんど付着し、ガラス内にハロゲン元素がなくなる。昇華したタングステンはそのままガラス内壁へ付着して黒化が起こる。

【タイプ】
使用目的が同じであっても、数多くの構造が違う電球を設定しているのは、灯具の仕様が異なり、適用にあわせて使い分けているため。
表にまとめた。


【着色電球と光色の法規制】
『着色ハロゲンランプ』
ヘッドランプ・フォグランプの光色を淡黄色(セレクティブイエロー、レモンイエロー)にすることは、雨や霧などの悪天候に有効(白色光に比べて照射した光が悪天候時の路面で乱反射しにくいため比較的視認し易くなる)。直接ガラス球にコーティングする。
●積層膜コーティング
高屈折率の膜と低屈折率の膜を交互にコーティングすることで、透過光の色を調整
●色ガラス
ガラス球自体を色ガラスにしているもの
※いずれも色を調整するために、クリア球と比較して明るさは若干低下
『光色の法規制』
道路運送車輌の保安基準により、規定された用途と光色の組み合わせ以外の光色の場合、周囲の誤認による事故を誘発するおそれがあるために、法規違反となり、車輌検査規定にも抵触する。

【特性】
●供給電圧が上昇すると明るくなるが、寿命は短くなる。一般に電圧が1割上昇すると寿命は1/3になり、2割上昇すると約1/10になる。ヒューズの付け間違い及びリレーやハーネスの追加などで電圧が変わる場合がある。
寿命末期には電球のガラス部が黒化する。黒化が進んだ電球は、安全運転のためにも即交換が望ましい。
●電球の寿命は、電球の種類・用途及び点灯消灯の頻度によっても変わる。基本的にはJIS規格で定められている寿命時間を参考にして設計及び製造。但し特別な理由で明るさを重視するために、寿命時間が短い種類もある。
●光束維持率が高いため、寿命末期まで一定の明るさが保持される
●白熱電球よりも演色性が高い(光色が白熱電球よりも白いため、色の再現性がよい)
●白熱電球よりも発熱温度が高いため、使用用途が限定される



次回は、みんな大好きHID。
お楽しみに!
Posted at 2015/12/26 21:35:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 灯火類 | クルマ
2015年12月24日 イイね!

自動車用電球-2.白熱電球-

今回は白熱電球について。
では、どうぞ。



2.白熱電球
【構造】


「フィラメント」「ガラス球」「口金」で構成。ガラス球の中は真空または不活性(アルゴン、クリプトン)ガスを封入。真空の場合を真空電球(フィラメントの昇華が大きい)、不活性ガス入りの場合をガス入り電球(フィラメントの昇華防止に不活性ガスを封入。ガス入り電球は真空電球よりも寿命が長いか明るい)と呼ぶ。
尚、ガス入り電球は軟質ガラス(加工性は大変よいが硬質ガラスよりも脆い)のため、大気圧よりも低いガス圧に設計。

【原理】
導入線でフィラメントが固定されており、フィラメントに電流を流すことで電気抵抗が生じる。この抵抗によりフィラメントの温度が上昇(2200~2700℃)し、高温となることで白熱化して光る。そして、白熱化によりフィラメントは昇華する(→昇華したタングステンがガラス球内に付着しガラス部が黒くなる=黒化・・・可視放射効率低下の原因)。
やがてフィラメントは小さくなり、終には切れる。フィラメントが切れる(導入線とつながらなくなる)ことで電気が通らなくなり、点灯しなくなる。

【タイプと分類】
『タイプ』
●金属口金タイプ・・・口金が金属
●ウエッジベースタイプ・・・全体がガラス
車内照明や信号灯(ストップランプ・テールランプ・ターンシグナルランプ)等に使用。
また、使用目的が同じであっても、数多くの構造が違う電球を設定しているのは、灯具の仕様が異なり、適用にあわせて使い分けているため。
『ガラス球の分類』
●水泡形(B) ●なす形(S) ●洋なし形(RP) ●管形(T) ●丸形(G)
形状を示す記号及びガラス球最大部直径の標準値の組み合わせ
“S25”: なす形の形状で最大外径が25mm、“T10”:管形の形状で外径が10mm
『口金の分類』
―電気接点の数―
s・・・1個(Single Contact:シングル コンタクト)
d・・・2個(Double Contact:ダブル コンタクト)
t・・・3個(Triple Contact:トリプル コンタクト)
q・・・4個(Quadruple Contact:クアドラプル コンタクト)
●差込口金(バイヨネット口金)
口金側面のピンの位置関係、口金の外径および口金底面にある電気接点の数を表す記号の組み合わせ
―ピンの位置関係―
BA・・・平行  BAY・・・段違い  BAU・・・角度位置違いで平行
“BAY15d”:口金側面のピンが段違い、外径15mm、口金底面の電気接点が2個
●定焦点口金(ツバ付き口金)
形状記号(P)、口金外径または取付け上の重要寸法および口金の底面にある電気接点(はんだ接点または端子)の数を表す記号の組み合わせ
“P20d”
●両口金
形状記号(S)および口金の外径の組み合わせ
“S7/7.5”
●エジソン口金
形状記号(E)およびねじ部の外径の組み合わせ
“E26”
●ウエッジベース口金
形状記号(W)、厚さ、幅および電気接点の数の組み合わせ
“W3×16q”

【着色電球と光色の法規制】
『着色白熱電球』
ターンシグナルランプ及びサイドマーカランプの目的でガラス球に着色。
『光色の法規制』
道路運送車輌の保安基準により、規定された用途と光色の組み合わせ以外の光色の場合、周囲の誤認による事故を誘発するおそれがあるために、法規違反となり、車輌検査規定にも抵触する。

【特性】
供給電圧が上昇すると明るくなるが、寿命は短くなる。一般に電圧が1割上昇すると寿命は1/3になり、2割上昇すると約1/10になる。ヒューズの付け間違い及びリレーやハーネスの追加などで電圧が変わる場合がある。
寿命末期には電球のガラス部が黒化する。特に白熱電球の場合は、使用状況によっては著しく黒化する場合もある。黒化が進んだ電球は、安全運転のためにも即交換が望ましい。
※電球の寿命は、電球の種類・用途及び点灯消灯の頻度によっても変わる。基本的にはJIS規格で定められている寿命時間を参考にして設計及び製造。但し特別な理由で明るさを重視するために、寿命時間が短い種類もある。
Posted at 2015/12/24 21:37:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 灯火類 | クルマ
2015年12月21日 イイね!

自動車用電球-1.歴史-

先日スイフトをHID化したが、選定及び導入にあたり事前に自動車用電球について勉強をした。

学生の頃を思い出し、資料(自動車用電球ガイドブック、ウィキペディア、ほかインターネットサイト、など)を参考にまとめた。

教科書のようになってしまったが、割と解り易く仕上がったと思う。興味のある方はご覧いただきたい。










1.歴史
1.1ヘッドランプの歴史
●1909年にフランスでヘッドランプ用「白熱電球」として登場

●日本では1916年に「豆電球」として製造されたのが始まり

●1963年頃からのモータリゼーションに伴い自動車用電球も飛躍的に進歩
「ウエッジベース電球」:マイクロコンピューターの登場で自動車の電子制御化が進み計器盤に多くの情報を表示するために、組み込みやすく生産性の高い電球が必要になった
「シールドビーム形ヘッドランプ用電球」:モータリゼーションによってヘッドランプが対向車や歩行者にあたえるグレア(眩輝、眩惑=不快感や物の見えづらさを生じさせる「まぶしさ」のこと)が問題だった。ヘッドランプの配光を重視するため、前面プリズムレンズで配光する電球が必要になった

●1983年にアメリカ(それまでシールドビーム形ヘッドランプのみ認可)で、灯具のデザインや設計の自由度を高められるHB1「ハロゲン電球」を使用した電球交換式の異形ヘッドランプが認可。全世界で普及し、ハロゲン電球へ急速に代わる

●1992年にドイツで車の安全性の見地からハロゲン電球よりも明るく効率のよい「ディスチャージ(HID)」ランプが実用化。2004年には水銀不使用HIDランプが日本で実用化

●2007年に日本・ドイツで省エネ・長寿命化を目的として「LEDヘッドランプ」が実用化

1.2信号灯及び標識灯用電球の歴史
●アメリカで1985年以降に製造される車へ「ハイマウントストップランプ(車の追突事故防止に役立つ)」の装備を義務付け→日本でも急速に普及

●「停止補助灯」はT16ウエッジベース電球やLED

●1989年にT20ウエッジベース電球が製品・実用化(停止灯・尾灯及び方向指示灯等の光源)

●1999年LEDを使用した停止灯・尾灯が実用化、現在急速に普及





次回は原理・構造について

Posted at 2015/12/21 17:05:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 灯火類 | クルマ

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