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2015年06月19日 イイね!

S660のレンタカーを借りた1

S660のレンタカーを借りた1レンタカーのコペンを借りてみようと前々から思っているのだが、
5月のある日、レンタカー屋のHPをチェックすると、S660が入荷されているではないか。
問い合わせると、すでに1ヶ月先まで予約が埋まっていた。
6月は梅雨だが、晴れることを祈って48時間予約。
当日は晴れ、曇、雨の3パターンを体験できた。

H27年5月に登録されたばかりの6MT、グレードはα。
走行2600キロほど、カロッツェリアのゼスチャー機能付きナビと
ユピテルのドライブレコーダーが装着されていた。

第一印象は「小さい」。車高がすごく低いので、駐車場だと他の車に埋もれて
見つけにくいかもしれない。


最近のホンダデザインはゴテゴテとデコレーションが多く、あまり好きでは
ないんだけど、S660はカッコいいと思う。




リヤは特に未来的。センターの1本出しマフラーが似合う。




フロントバンパーのダクト風に見える部分だが、フィットなどと同じく
穴は開いていない。


他のダクトというかスリット部分は、ちゃんと穴が開いていた。
Fフェンダー部分。


リヤタイヤ前。


リヤエンブレム下。


リヤバンパー部分。


タイヤは前165/55R15、後195/45R16と異径。


この気合の入ったパターンを見よ。


リヤフェンダーをよく見ると、小さな樹脂のモールがついている。


これがないとタイヤがはみ出るんだろうな。


指定空気圧は、前190kPa、後200kPa。スペアタイヤはない。


走行前に測ると、全輪250kPaほど入っていた。
新車ではよくあることだが、本来の乗り心地を知りたいので
指定空気圧ピタリに調整した。

ちなみにこのモノタロウ空気圧計の精度はかなり高い。
先日工具屋さんに置いてあったエアゲージ精度チェッカーで
テストしてみたが、優秀な成績であった。


タイヤの前には、前後ともエアスパッツというのか、整流板がついていた。
最近の車ではもう当たり前の装備になったようだ。




ライトはローがLEDの2灯式、ハイがハロゲンだった。
LEDやHIDは、ライトの照射範囲がはっきりしていて、境目の外に
ぼんやり光が広がらないので好きではないのだが、雨の夜運転してみると
その明るさに圧倒された。

LEDを直視すると、もはや危険なほど明るい。


リヤは、スモールが「⊂」の形に光り、ブレーキを踏むと⊂の中の
ストップランプが光る。
ブレーキを踏むと面積が同じで照度が変わるのではなく、面積が変わる
タイプなので、こちらのほうが被視認性がいいと思う。


⊂の中の5つの六角形がストップランプ。


バックランプはエンブレム部分のガーニッシュに隠れている。
バルブを見ると明るそうだなと思ったが、夜光らせてみるとそうでも
なかった。


ペダル。
軽にしてはペダル間隔が広く、操作しやすい。
シート位置が車体中央にあるので、タイヤハウスが前に出せて
足元に余裕があるのだろう。

純正でペダルカバーがついており、滑りにくいというか、もはや
靴裏に引っかかる。
シート位置が非常に低く、靴のかかとも引っかかって運転しにくいので
10年ぐらい前のダンロップのスポーツシューズを久々に履いたのだが、
靴裏のゴムがペダルカバーの抵抗に負けて剥がれてしまったw
かかとの出っ張った靴でも運転しにくいし、靴を選ぶ車である。
ドライビングシューズがいるかもしれない。

アクセルペダルはストロークが深く、適度な反発力がある。
ブレーキペダルのタッチは良かった。安心して踏める。
クラッチペダルはやや軽めではあるが、これも適度な抵抗があって良い。
クラッチのつながり方は、普通の軽と同じだと思う。
特にエンストしやすいなどということはない。
フットレストも大きめのしっかりしたものがつく。

クラッチペダルがセンターコンソール側から生えているな。


フロアマットのエンブレム。S660は、スポーツカーには珍しく、
室内に赤のアクセントがほとんどなかったのだが、フロアマットの
バイピングは赤だった。


ステアリングコラム下にはフューズボックスがあるのかな?
膝がコラム下に当たる人がいるかもしれないが、ここはツルツルしていた。
ステアリングはチルト付き。テレスコピックはしない。
オープンカーらしく、膝に向けてエアコンの吹き出し口がある。


ボンネット&エンジンフード&フューエルリッドオープナー。
オープンカーの中には、フューエルリッドオープナーを小物入れの中などに
隠してある場合もあるが、S660は通常の位置にある。
というかフタができる小物入れ自体がない。


ボンネットを開けたところ。軽には珍しくダンパー付き。
ルーフを両手で抱えたままでも開けやすくとの配慮だろう。

照明がないので、夜ルーフの出し入れをするにはライトを片手で
持ってないといけない。
自分の車なら、ボンネット照明をつけたいと思った。






ボンネットはダブルヒンジになっている。


ルーフ入れ(ユーティリティボックス)。


ユーティリティボックスを開けたところ。
紫っぽい袋は工具入れ。


ロールトップの収納のしかた。


ユーティリティボックスは二重底になっており、下にはジャッキと
パンク修理キットが入っている。


ボックス自体も取り外すことができる。
金属のクリップを回すと外せるが、再びつけるとき、クリップが嵌まりにく
かった。




ボックスを外すとバッテリーが見える。


エンジンフードを開けたところ。こちらは棒で支える方式。






ところどころ塗装がピンクの部分があるな。


エンジンフードのコーションシール。


スリットから見えるHONDAロゴがセンターから少しズレている。


フューエルリッド。バイオ混合ガソリンも使えるらしい。
レギュラー仕様。


ドアを開いたところ。長いドアなので、狭い駐車場では隣に当てないよう
注意が必要。


ドアハンドルは横から引っ張るタイプ。車高が低く、ドアハンドル位置も
低いので、横から開けるのはやりにくい。


ドアポケットはない。内張りはカーボン風の模様がある。


パワーウィンドウにワンタッチはないが、開け閉めの速度は早い。
「REAR」は後ろの小窓。


リヤ窓を開けると、エンジン音が後ろからよく聞こえるが、
信号待ちのとき、むわ~と熱気も伝わってくる。
リヤ窓の上にハイマウントストップランプがひさしのように張り出している
ので、少し開けたぐらいでは大雨でも室内が濡れない。
換気にはちょうどいいと思う。

オープンにしたときの風の巻き込みだが、小窓をあげても巻き込みは
けっこうある。


開け閉めできるのは、真ん中の小窓のみ。


ドアヒンジ部。


ドアキャッチ部だが、ウレタンかゴムのブロックがついている。


シートはヘッドレスト一体型で、座面と背もたれ部分はバックスキンという
のか、スウェード調で肌触りがよい。横のホールドも適度で、乗り込んで
しまえば卑屈ではない。


シート調整は、前後と背もたれの角度のみ。リフトはしない。
スポーツカーはこういうところにやたらと赤を使いたがるもんだが、
意図的に赤を避けてるのだとしたら好感が持てる。
特別仕様向けに取ってあるのかもしれんが。

座った感じは普通のスポーツ風シートだった(異常に低いことを除けば)。
48時間で1000キロほど走ったのだが、体のどこも痛くならなかった。
こんなシートは珍しい。


自分のポジション(かなり前)に合わせると、シート裏にカバンをおける
スペースができる。ルーフをここに置くのはさすがに無理だな。
シートベルトは革のストラップを通る。


とにかくシートが低いので乗り降りが面倒。
おまけにステアリング右横のドアミラースイッチ部分と、シートの
サイドエアバッグ部分が出っ張っているので、余計に乗り込みにくい。

眺めのいいパーキングに寄っても、気軽に降りて風景を楽しむという
わけにはいなかった。

今思いついたが、映画みたいにドアを閉じたまま、オープン状態で
飛び乗るのはどうか?
想像しただけで立ちどころにボツだが、試してみればよかったw


足を収めるときに当たるので、ドアスピーカーやサイドシルの前のほうが
汚れてしまう。


いったいシートがどれぐらい低いのか、測ってみた。
地面からサイドシル上までが約35センチ。


サイドシル上にものさしを水平に置き、シート座面お尻の一番低いところ
までは約10センチ。
ということは、地面から25センチぐらいのところに座っていることになる。


ちなみにうちの23Sアルトで同じように測ってみたところ、46センチぐらいだった(ものさしより1センチほど座面が凹んでいる)。

アルトとS660では、21センチほど地面からの座面高が違う。


シート座面長さは51センチぐらいで、軽としてはやや長めか。


横幅の一番広いところは48センチで、大きそうに見えたがここは
アルトと同じだった。


ステアリング。このステアリングは良い。
握りやすく滑りにくいし、D型なのでステアリングのどの辺りを握ってるかも
わかりやすい(本来同じ位置を握るべきではあるが)。
ステッチが白なのもいい。
下スポーク部のメッシュは、外観のダクト/メッシュモチーフの繰り返しか。

スポーク部のカーボン風模様(おそらく本物のカーボンではないはず)は、
私的にはカーボンでない部分にカーボン風の模様だけってのはカッコ悪い
と思うのだが、こういうのも需要があるんだろうと思う。

回した感じはやや軽めだが、待ってましたと言わんばかりに車のほうから
向きを変える。月並みな表現だが、オンザレールとはこのことかと思った。

エンジン始動のときはステアリングが一瞬ブルっと震え、切ったときは
ウィーンとモーター音がする。ステアリングロックの音のようだ。


ステアリング左右のスイッチも操作しやすい。
ただし、左はオーディオコントロールなのだが、左右が曲選択、
長押しでフォルダ選択なので、大容量のUSBメモリでフォルダが
たくさんある場合は、目的のフォルダにたどり着くまでがたいへんだ
(スキップするやり方があるのかもしれないが)。
オーディオの音質は、純正にしては良かった。

右はクルーズコントロールで、MTの場合ギヤチェンジしたらどうなるんだろう
と思っていたが、キャンセルされるだけだった。
クラッチを切っただけではキャンセルされない。

ホーンの音は軽トラ風でものすごくチープ。


ライトスイッチ。オートライト付き。回し切っても、少しガタというのか、
もう少し回りそうな遊びがある。ピタっと止まって欲しかった。
レバーを向こうに倒してハイ、手前に引いてパッシングと普通の操作方式。
昔のホンダ車はハイ/ロー切り替えも手前に引くやり方だったが、普通になった。

エンジンスタートはボタン式だが、エンジンがかかるまで長押しする
必要はない。最初のうちはずっと長押ししていた。
ボタンのリングはつや消しのほうがいいが、これぐらいならまあいいか。

MT車にアイドリングストップはついていなかった。


ワイパースイッチ。奥のセレクトボタンは、押すとメーター照明が赤になり、
燃費計がターボブースト計表示に変わる。CVTの場合はスポーツモードに
なるようだが、MTではそれだけ。けっこう謎のボタンである。


メーター。アナログタコメーターの中心にデジタル速度計がつく。
燃費計はあるが、水温計は警告灯なのも今風っぽい。


警告灯表示状態。エンジンをかけるとタコメーターがスワイプする。
これも当たり前の機構になってしまった。アルトバンでさえ現行はそうだ。


普段は白基調のメーターだが、セレクトボタンを押すと赤くなる。


ピンぼけで申し訳ないが、夜はこのように光る。
赤じゃないところがいい。


ステアリングスイッチやエアコン照明も白。


ナビはカロッツェリアのゼスチャーナビ。
エアコン下の赤いのはハザードスイッチ。


乗り込むときに邪魔な右側のドアミラースイッチ部。
左右シンメトリーデザインにするためか。


ドアミラーの鏡面調整は電動だが、折りたたみは手動。
折りたたみといっても、わずかに倒れるだけ。


これだけしか倒れない。


ドアミラーは横に長く、上下に押しつぶされたような形をしている。


てっきりドアミラーウインカーかと思っていたら、そうではなかった。


幅の狭いセンターコンソール。エアコンを操作したとき、ピッピッと音がせず、
無音なのが良かった。エアコン風量は7段階。ハザードスイッチは押しやすい位置にある。
この車には、CDプレーヤーがついていなかった。
通常の1DINは入らない。
「禁煙車」の無粋なステッカーが目立つが、こうでもしないとタバコ吸う
人がいるんだろう。


一番下の奥は、12VソケットとAUX IN、USB端子。
左側がメッシュで仕切られているのがおもしろい。


ナビはカロッツェリアのゼスチャー動作するナビがついていたが、
よくなかった。太陽光を背にして走ってると、影が動くのを誤認して
勝手に時計の大表示になったり、地図が知らないうちに縮小されて
日本列島が写っていたりする。
純正オプションでこれがあるのかわからないけど、太陽光が室内に
差し込みやすいオープンカーにゼスチャーナビは特に向いてないと思う。




非常に薄いグローブボックス。取っ手は横押しタイプ。
ETCが助手席側につけられていたのはありがたい。
運転席側だと、膝が当たることがある。
オープンカーということを考えるとグローブボックス内につけるべきだろうが、
つけるスペースが多分ないんだろうな。
純正のETC取付位置は決まってるんだろうか?

グローブボックスの上に、エアコン吹き出し口が見える。


ほとんど車検証入れぐらいしか入らない。


S660のレンタカーを借りた2へ続く
Posted at 2015/06/20 12:48:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年04月30日 イイね!

ベンツA180のレンタカーを借りた2

ベンツA180のレンタカーを借りた2ベンツA180のレンタカーを借りた1の続き

前ドア。Bピラーに沿って大きく傾斜している。
インナーハンドル前の集中ドアロックボタンと別に、懐かしい感じの
ピン式ドアロックもついている。


ウィンドウは4つともワンタッチ付きで、車速感応式のオートドアロックが
作動していた。ドアポケットは小さく、地図は入らない。
パナソニックの懐中電灯が入っていた。


四角いスポンジのホルダーに入ってる。


この電灯は自分も持っているが、非常灯代わりにもなってよい。
電池は、少し値は張るがエナジャイザーリチウム乾電池がおすすめ。
液漏れしないし、20年保存できるので、非常時のみに使うのであれば、
ほぼ廃車まで電池交換しなくてもいい。
低温と高温に強く、重量も軽いという車内保管には持ってこいの電池だ。

普通の電池だと液漏れしたり、いざ使おうとすると電池切れという
ケースも多々あるが、これなら大丈夫であろう。


ドアヒンジ部分。


リアドアは、上のラインがルーフに沿ってかなり下がっている。


意外なことに、リア窓は全開することができた。


前ドア足元の立派なプレート。これも夜は透過照明で文字が光る。


リヤハッチを開けたところ。開口部は小さい。


質感が高い両側出しマフラー。


ハッチ裏側のハンドル。右側にある。


奥行きはあるが、リヤハッチガラスの傾斜が強いので背の高いものは
入れにくい。




左側のサイドポケットには、遮音材のフェルトと救急セットポーチが
入っていた。




6ヶ国語で表記がある。


ビニールで梱包されていたので中身は出せなかったが、ガーゼや
布っぽいものが多い。ハサミも見える。




右側ポケットにもフェルトがいっぱい詰まっている。


トランクは二重底になっており、三角表示板とアイボルトがあった。
プラケースの中にパンク修理キットがあるはずなんだが、
取説を読むとランフラットタイヤ装着車にはついてないそうだ。


トランクの中フタにはバンドがついており、吊るせるようになっていた。


中フタの取っ手は収納式。


トノカバーを吊るすヒモとストッパーは普通の形だった。




リアシートを倒したところ。分割式で倒れる。


ダブルフォールディング式ではなく、単にシートバックを倒すだけの方式。




シートバックの留め金がゴツい。


視界。屋根が低いので、スポーツカーに乗り込んだような印象。
ルームミラーの取付部が低いので視界の邪魔になる。


Bピラーもかなり太い。


斜め後ろ/後方視界は悪い。屋根が後ろに下がってるし、リヤハッチ窓も
小さい。後方カメラは必須。


後ろを見ると、薄暗くてなんとなく洞窟っぽい。


後部中央席にも大型のヘッドレストがついていることは良いことだが、
それを上げるとさらに後ろが見えなくなる。


右斜め後ろも、太いBピラーが傾斜しているので合流の目視が
やりにくい。


ドアミラーの見え具合。


さてやっと走った感想であるが、エンジンをかけてアクセルを踏むと、
走り始めはやや遅め。アクセルは適度な反力があるが、ブレーキペダル
は少し軽めか。

天井が低く、ウィンドウの天地も狭いので、室内は薄暗く、スポーツカー
のような印象。Aクラスは実用ハッチバックかと思ってたので意外だった。

45偏平のランフラットタイヤということで、乗り心地がかなり固いかと
思っていたが、案外そうでもなかった。
全長(4290mm)に対して長いホイールベース(2700mm)と重い車重(1430kg)の
せいか、どっしりとしたピッチングの少ない感じで、固めだが乗り心地は
よかった。

ロードノイズはやや大きいが、エンジンはしっかり遮音されている。


特筆すべきはDCTで、アイスト復帰からのショックや振動がない。
非常に滑らかな変速をする。
VWやルノーのDCTにも乗ったが、アイスト復帰から一呼吸間を開けて
やらないと、ショックがあるのが普通だった。
しかしA180は、エンジンがかかった瞬間アクセルを踏み込んでも
ガツンと来るショックがない。
この制御はすばらしく、ショックを嫌う日本人好みだと思う。

減速のときは、さすがにカコンカコンというシフトダウンの音がわずかに
聞こえる。

7速DCTなのだが、大体66km/hで7速に入っていた。
Sモードでも、単純にシフトを引っ張り気味にする制御ではないようで、
アクセルの踏み具合が同じなら、66km/hで7速に入った。

パドルもついていたが、あまりAT車でパドルを積極的に使う気には
ならない。変速の楽しみというのは、クラッチペダル操作と一体に
なったものだと思う。

Mモードでも2速発進はできなかった。ギヤを固定してレッドゾーンまで
引っ張ると、強制的にシフトアップされる。

ブレーキペダルをぐっと踏むと自動でパーキングブレーキがかかり、
アクセルを踏むと自動で外れるのは便利だが、エンジンを切って駐車
するとき、降りようとするとパーキングブレーキが十分にかかってない
ことが何度かあった。

燃費は、12~15km/Lぐらいだった。


朝から借りたのだが、午後になってふとメーターを見ると、エンジンチェックランプが点灯しっぱなしになっていた。

エンジンを何度か再始動したり、もしかしたら出発前に空気圧を足したのか
原因かと思って、タイヤ空気圧警告システム再始動というのも
取説を見ながらやってみたのだが消えない。
(ランフラットタイヤなので、空気圧が常にモニターされている)。


一応レンタカー屋に電話してみると、ヤナセに問い合わせてみるとのこと。
しばらくすると連絡があって、「他に異常ないようならそのまま乗って
ください」「外車ですから」とのことだった。

チェックランプは結局返却まで消えず、走りに異常もなかったのだが、
全行程の半分ほどが、不安をかかえながらのドライブになってしまったのが
残念だった。
Posted at 2015/06/27 17:13:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年04月30日 イイね!

ベンツA180のレンタカーを借りた1

ベンツA180のレンタカーを借りた1BMWやVW、アウディと外車のレンタカーを借りてきて、未だ乗ったことが
なかったのが外車の、というか車の王道とも言えるベンツ。
Sクラスのレンタカーは見つけたのだが、高いので借りることができない。
Cクラスのレンタカーもあったんだけど、すぐ売れてしまったようで無くなってしまった。
格安のA180を近場で見つけたので借りてみた。
Aクラスでもベンツ気分は味わえるであろう。

H25年10月登録、走行11000キロほど、グレードはよくわからんが
素のモデルだと思う。

鼻先が長い特徴的なプロポーションのハッチバック。


横から見ると、窓のラインが後ろへ向けて大きく下がっている。


後ろ姿は割りと地味。リヤウィンドウの天地が狭いので、リヤワイパーも
短い。


グリルのベンツマークが大きい。
前のナンバーは中心線から微妙に折り曲げられている。


どれだけ大きいのか測ってみたら、直径18センチぐらいあった。


エンブレムはもうひとつ、ボンネットの上にもある。
ボンネットに直立するベンツマークはついていなかった。
歩行者への衝突安全性の問題があるので、各社ともボンネットマスコットは
減っていく傾向にあるようだ。


おやっと思ったのが、ドアミラーウインカーのデザイン。


ベンツは質実剛健なイメージがあったのだが、デザインで遊んでいるな。
それともこのような形でなければならない機能的な理由があるんだろうか。
しかもよく見ると、クロームの縁取りまでしてある。


光り方も、このように線状に光る。


鏡面は平行四辺形を感じさせ、端は点線から外が曲面になっていた。
運転席から、ドアミラーウインカーの点灯状態は見えない。


タイヤは225/45R17と太い。コンチネンタルのコンチスポーツコンタクト
SSRだった。「MOE」ともあるが、ベンツ指定タイヤのランフラットという意味
らしい。


バルブのフタが金属製。


指定空気圧は、フューエルリッドの裏にあった。
225/45R17で乗員が少ない場合は、前250kPa、後220kPa。
出発前に、レンタカー屋さんに合わせてもらった。


もはや当たり前となったタイヤ前のエアスパッツがついていたが、
妙な形をしていた。前輪側。


後輪側。微妙な切り欠きで気流の制御をしているのか?


ライトはハロゲンだった。上位グレードや、マイチェン後のモデルなのかも
しれないが、ライトの「眉」に当たる部分にLEDデイライトが仕込まれてる
モデルを見かけたこともある。この個体にはついてなかった。


点灯状態。よく見ると、ライトの縁にもクロームがついている。


リヤランプ。


ワイパーは一般的な2本タイプだが、助手席側は支点が動くパノラマ
ワイパーだった。


190E時代のパノラマワイパーは、カムで駆動する複雑な仕掛けだったが、
A180のワイパーの付け根を見ると、2本の短いアームで支点を動かす
仕組みのようだ。


パノラマワイパーが動く様子を動画に撮りたかったのだが、ボンネットを
開けると安全装置が働くのか、ワイパーが止まってしまう。


運転席側ワイパーは一般的なタイプ。


リヤワイパーはとても小さい。


リヤのウォッシャー吹き出し口も非常に小さく目立たない。
ハイマウントストップランプの上にある。


ボンネットオープナーがどれかなかなかわからなかった。
ブレーキペダル上にあるオレンジのレバーがそうだった。
オレンジ色なので、何か電圧関係の触ってはいけないものかと
思ってしまった。
フットランプがあるのが高級だな。


ボンネットを開けたところ。意外にボンネット裏に遮音材はない。
ダンパーではなく、支え棒方式。


ボンネットのロックも外すのに手間取った。
自分が知ってる車と違い、ロック解除レバーが上を向いている。


ほとんどカバーに覆われたエンジンルームだが、サスの取付部に
グリス?がはみ出していた。




フューエルリッドは、室内の鍵を開いた状態なら、リッドを押せば開くタイプ。
ハイオク仕様。シールが黄色なのはよい。
給油口にもクロームのリングがついているな。


室内。屋根が低いのでどことなく薄暗い。


どちらも吊り下げ式のペダル。ちょっと足元が狭いかな。


ブレーキペダルのゴムが、側面まで回りこんでいる。


ステアリングの感触はいい。重めだが、直径が大きいので相殺されて
いる。ステアリングのボタンがちょっと煩雑かな。
ホンダS660のステアリングのデザインによく似ている。
ホーンの音はヨーロッパ風で上品。


一番の特徴である、ウインカーレバーの位置にあるシフトレバー。
走行中誤ってシフトしてもRに入らないようにはなっているが、
この位置はどうなんだろうか。
自分も走行中、一度ウインカーのつもりで間違えて動かしてしまった。
ベンツ主要マーケットの一つである中国では、ウインカーシフトは危険と
警告を出されている。
質検総局、輸入メルセデスベンツ自動車のリスク警告通知書を下す


メーター内のシフトポジション表示に、レバーを動かせる方向が△で
示されるようになってる。画像はDに入れた場合。

Rに入れると、ポーンポーンと大きめの警告音が鳴る。


ウインカーシフトの注意シールは、ウインカーシフトレバー以外にも、
ドアを開けたときに見えるダッシュボード側面にも貼られている。


画像が白飛びしているが、シフトレバー上面にも黄色のシールがある。


7速DCT車だったが、パドルシフトがついていた。
右がシフトアップで、左がシフトダウン。
右側は指が当たる部分が丸く出っ張り、左側は凹んでいる。


左はウインカー兼ワイパー兼ライトのハイ/ロー切り替えレバー。
リヤワイパー操作&ウォッシャーも入ってるので、使い方がややこしい。
こういうレバーにもクロームの飾りがいちいちついている。


ワイパーレバーの下に、クルーズコントロール&速度リミッター操作の
レバーがある。自分のポジションではステアリングに完全に隠れるので、
気がつかないところだった。


慣れたら問題ないんだろうけど、クルーズコントロールになってるのか
速度リミッターになってるのか状態がわかりにくい。
レバーにオレンジ色のインジゲーターはついてるんだけど、
運転席からはまったく見えない。


リミッター作動状態。速度リミッターはルノールーテシアにもついていたが、
速度の上限を50キロとか60キロに任意で設定できるので、知らず知らずの
うちに速度が出すぎていたということがなく便利だ。
高級車なら、速度感がないのでなおさら。
レバー操作以外にも、アクセルペダルをいっぱいに踏み込めば
キャンセルされる。

レバーの後ろにスピーカーのようなものが見えるが、何かの警告音が
出るんだろうか。


メーター。ベンツらしくないというか、まあ他のベンツを知らないんだけど
ポップなデザインのメーターだ。
速度計が260キロまであるのと、目盛りが太いのでアナログメーターでは
今何キロなのか大体しかわからない。
中央の液晶パネルに、デジタル速度計などいろいろな表示を切り替える
ことができる。
白メーターにゼロが垂直というのもスポーツを意識してるんだろうか。


デジタル速度表示状態。メーターの中央部が市松模様の黒なんだが、
なんとなくチェッカーフラッグを連想させる。


ピンぼけで申し訳ないが、夜はこのように光る。
白基調で針は真っ赤。


ライトスイッチはダイヤル式でステアリングの右にある。
「P」ポジションがあるのがおもしろい。
駐車中にスモールライトを、車体の右側/左側の片側だけ点灯することが
できる。
ライトスイッチの下はパーキングブレーキ。
パーキングブレーキは自動で、ブレーキペダルを踏み込むとそのまま
保持され、アクセルを踏むと解除される。


ポジションランプ点灯状態。画像では助手席側を光らせているが、
この状態だと運転席側を点けるのが正しいんだろうな。


ダッシュボードは市松模様というのか、ブロック状の意匠があるんだけど
爬虫類の革っぽくて見ようによっては気持ち悪い。


キーは、通常の位置にあるキーホールに、電子キーを差し込んで回す。


ベンツ日本法人のオプションなんだろうか?、後付っぽいモニターが
ついていた。

エアコン吹き出し口は、さすがにベンツマークのデザインにしなかったかw
つや消しなので目にうるさくはないが、クローム加飾の多い車だ。


当然ナビかと思ったら、ソフトが入ってないのか、でかい方位磁石と
座標が写るだけ。


時計やラジオの表示はできた。




後方視界が悪いので、バックモニターはありがたい。


バックカメラはナンバーの上に隠れている。


ボリュームがダイヤルなのはいいが、ボタンが多くて煩雑な印象。
主に電話の操作をここでやるんだろうか?
ハザードスイッチは小さめ。左のSEMと書いてるボタンは、変速機の
スポーツ、エコノミー、マニュアルモードの切り替え、右のECOボタンは
アイドリングストップ。ECOボタンは切っても、一旦エンジンを切ると
再びECOモードオンに戻る。

ハザードスイッチと、両隣のスイッチの形状がほとんどいっしょなので
手探りでわかりにくい。


エアコンは風量調整が12段階ときめ細かい。


下のほうにあるが、回しやすいダイヤルで操作性はいい。


もちろんダイヤルはクロームの飾り付き。


夜はアンバーに光る。


ちなみにA180は室内随所に間接照明が隠してあって、夜はムードが
あった。
ヘッドレストの穴のところにまでついており、ほのかに照らしてくれる。
この辺の優雅さは、軽とは全然レベルが違うところだ。

シフトレバーやサイドブレーキがないので、センタートンネル部は小物入れや
カップホルダーが充実しており、深さもある。


モニター操作用のジョグダイヤル。左手をアームレストに載せていると、
うっかり動かしてしまうことがあった。


アームレスト部の小物入れも深い。


ここにUSB端子とAUX INがあった。返す直前まで気が付かなかった。


アームレストは革張りの上等なものだが、前後にスライドするので
勝手に動いてズッコケそうになった。




グローブボックスは狭め。


内部は斜めに出っ張りがあり、奥行きが三角形になってる。


革張りの立派な車検証入れを収めると、スペースにあまり余裕がない。


この車検証入れはずっしり重く、測ると1.7kgもあった。


バイザーは両側とも鏡付きで、照明もある。




前席の天井照明部。


シートはヘッドレスト一体型で、座面と背もたれが布、他が革仕様。
白いステッチが控えめでいい。


座面の角度を変える(前下りや後ろ下がりにできる)ことができ、
きめ細かな調整が可能。ずっと走ってて、お尻が痛くなってきたら
少し座面の角度を変えてやると解消した。
調整はすべて手動。


ヘッドレスト下の穴の周りも、クロームで囲っていた。
後席は、天井が大きく下がっているので狭苦しい。


乗り込むときも、注意しないと後席は頭をぶつけそうになる。


後席も、左右は前席と同じデザインの固定式ヘッドレストがつく。


中央席も、可動式の大型ヘッドレストが備わる。
上げるともはや後ろが見えない。


リヤ天井にも、立派なルームランプがある。左右スポットライト付き。
もちろんクロームリングもついてる。


ベンツA180のレンタカーを借りた2へ続く
Posted at 2015/06/27 17:12:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年04月13日 イイね!

VWポロを一泊二日で試乗した2

VWポロを一泊二日で試乗した2VWポロを一泊二日で試乗した1の続き。

シートはざっくりした手触りで滑りにくい。グレー基調の地味なチェックで
質実剛健な内装に合っている。
シートバック角度調整はダイヤル式。


座ると平板な感じで座面が固い。しかしそこはさすがにドイツ車の
シートで、何百キロ走っても疲れなかった、と書きたいところだが、
100キロぐらいでお尻が痛くなってしまった。

シートリフターもついてるのでいろいろ調整してみたのだが、
どうもしっくり来ない。
座面の前(膝裏付近)はあまり動かず、座面の後ろ(お尻部分)が
大きく上下に動くシートリフターなので、上げると膝裏のサポートが
足りなくなってしまい、今度は膝が痛くなってしまった。

シートリフターを一番下に下げた状態。


シートリフターを一番上に上げた状態。


ポロは天井があまり高くないので、リフターを目一杯上げると
頭が天井に当たりそうになり、またルームミラーの取り付け位置が
低いので、視界高さの中央にルームミラーが来てしまう。

座面は長さ50センチほどあるので、特に足りないというわけでは
ないはずなんだが。


ちなみに自分の23Sアルトの座面長は45センチほどとすごく短い。
横方向も小さくモコモコしてるので、小さな座布団の上にちょこんと
座ったような感じになる。しかし長時間走ってもお尻が痛くならない
のが不思議だ。尻がアルトに適応してしまったのだろうか。

シートリフターは助手席にもついていた。


ヘッドレストはガッチリしたのがついており、高く上げることができる。


反対に、下げようとしてもここまでしか下がらなかった。


後席は非常に広いとは言えない。お尻部分が落ち込むような姿勢になる。




リヤヘッドレストを上げた状態。


リヤエンブレムがトランクオープナーを兼ねている。


リヤハッチに、コンビランプ部分の切り欠きがある。


リヤハッチを開けたところ。アウディA1でも感じたが、ハッチが高く上がるので
背の低い女性だと手が届かないんじゃないだろうか。


リヤハッチ裏側の取って。


十分広いトランク。実はアルトでも、リヤシートを倒せば荷物が
入らなかったことがない。

トランク底は高さを2段階に調整できるようになっており、
浅くすると車いすの出し入れが楽だった。

深い状態。


浅い状態。






トランク底をめくると、パンク修理キットが入っている。
発泡材を取れば、スペアタイヤも収納できそうな形状だ。




トノカバーストッパーの形状。


トノカバーストッパー見て思い出したんだが、タイムズで借りた
BMWミニ・クロスオーバーのストッパーとそっくりだ。
同じパーツじゃないだろうか。


トノカバー紐の引っ掛け部分。


リヤシートはダブルフォールディング式になっており、
座面を前に倒せば広大な空間が出現する。


座面裏のスポンジというのか、白い発泡材が丸出しだな。
座面は取れそうで取れなかった。
簡単に取れると、定員が変わってしまうので取れないようにしてる
のかもしれない。




フューエルリッドは右側にあり、室内の鍵を開いた状態でリッドを押すと
開く。ハイオク仕様。


キャップをこのように引っ掛けるようになっているが、安定が悪い。




給油口に緑色の樹脂が見えるが、ハイオクなので黄色のほうがいいと思う。
日本仕様のポロにディーゼルはまだなかったと思うが、紛らわしい。


視界だが、まあまあだった。外観からもっと良さそうな予想をしてた
のだが、やはり今の車なのでピラー類が太く、窓もあまり大きくない。


リヤの三角窓はルーテシアと違って、視界に寄与する。

真後ろ。リヤウィンドウの大きさはこんなものだろう。
スイフトやデミオも、同じような感じだ。


Bピラーも太い。


自分の23Sアルトはピラー類が細くて窓が大きく、視界抜群なんだが、
安全基準の緩い前世紀の設計だからできたことで、今は無理なんだろうと
思う。

リヤヘッドレストを上げた状態。




フロントの視界。ルームミラー取付位置が低い。
ルームミラーの上にドット模様があるが、アダプティブクルーズコントロール
装着車はここに何か機械がつくんだろうか?レーダー自体はバンパーに
つくようになっていたはずだが。
ルームミラー取付位置自体を、上下に可動できたらいいのにと思う。




ドアミラーの見え方。ドアミラーウインカーなのだが、室内からでも
ウインカーが光っているのを確認することができる。
画像では撮影のタイミングで、わずかに光っている。




リヤ窓をいっぱいに下げた状態。意外と下がらない。
窓を区切ってないからしょうがないか。


フロントバンパー下にはリップ、タイヤの前にも整流板がある。




さてやっと走った感想であるが、タイヤ空気圧 前260/後240は、
平板なシートもあって、実用車としてははっきり固い。

2日目は230/210にしたが、これで「心地良い固さ」ぐらいかな。

DSGの発進時の振動は、前に借りたゴルフ6より少なくなっていた。
アイドリングストップからの復帰は、セルモーターの音は小さいが、
わずかな衝撃はある。余裕をもって発進させれば問題ないが、
慌てて発進しようとするとショックを感じてしまう。
アイスト復帰のモチーフはブレーキで、ステアリングには反応しない。


DSGはあっという間に2速に変速する。アクセルを踏まず、クリープだけで
発進しても、メーター読みで5キロになる前に2速に上がる。

動き出してしまえばさすがDSGで、変速のショックはなく、エンジン回転が
低いときはタコメーターを見てないと、変速に気づかないほど。
大体60キロで7速に入る。

Sモードにするとやたら引っ張り気味になり、100キロでも7速に入らない。

最近のATはどれもそうなのかもしれないが、下り坂では自動でシフトダウンして
エンブレを効かせてくれる。


エンジン音がディーゼルっぽいというのか、自分が知ってるガソリンエンジンの音とはちょっと違った感じだった。
直噴エンジンだとこういう音になるんだろうか?

車内騒音はうるさくはないが、そう静かというわけでもない。

前車追従機能があるアダプティブクルーズコントロール(ACC)は非装着だったが、
プリクラッシュブレーキは全車標準だ。
故意に試すわけにはいかないが、一度左折でブレーキをかけた先行車に
接近したとき、メーターに車の絵が出てアラームが鳴ったので、
プリクラが作動したようだ。


高速でも山道でも軽快に走り、小さめのボディとも相まって万能選手と
いった感じだ。
一泊二日で700キロほど走った。メーターの燃費計によると、高速や郊外の
空いた道路が主体で大体17~18キロ/Lぐらいの燃費だった。

VWジャパンは女性をターゲットにして売ろうとしているようだが、
女性にはちと質実剛健すぎるような気がする。

確かに赤いポロを女性が運転する姿を街中でよく見かけるが、
女性だけにこの車を味わさせておくのは実にもったいない。
(そんなこと書いたら怒られるか)。

ポロへの事前の期待が大きかったので、シートがちょっと自分の体型には
合わなかったり、視界が思ったほど良くなかったのはあったが、
それでも非常によくできた車なのは間違いない。

ポロを買って、道具として使い倒せたらどんなにいいかと思うが、
下級グレードでもナビやらACCやらつけると、見積もりは300万ぐらいになる。
スイフトが2台買えてしまう値段だ。

-------------------------------------------------------
米子道溝口IC出口付近から見る大山。
この角度からだと、富士山のようだ。


おまけ。
大山寺近くの駐車場に停まっていた佐川急便のクローラー付き配送車。


オーバーフェンダーをつけないといけないんだな。
Posted at 2015/04/17 20:02:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2015年04月13日 イイね!

VWポロを一泊二日で試乗した1

VWポロを一泊二日で試乗した1以前からVWポロに乗ってみたかったのだが、ネットでポロの
一泊二日試乗キャンペーンというのを見つけた。
早速申し込み、貸していただけることになった。
VWさんどうもありがとう。

去年12月登録・走行1500kmほどのマイチェン後6Rポロ・TSIコンフォートラインだった。
前車追従機能があるアダプティブクルーズコントロール(ACC)にも
興味あったのだが、残念ながら試乗車にはついていなかった。

外装は水平基調でクリーン。ミニゴルフのようである。








キレイにまとまったデザインで、文句をつける余地がほとんどない。


TSIブルーモーションテクノロジーのエンブレム。


リヤナンバープレートはけっこう上を向く。


マイチェンで、Fバンパー部分に「八」型のクロームラインがつけられた
ようだ。


最近はFバンパーの辺りが「八」字型デザインになってる車が多いと感じる。
最たるものがトヨタ・ミライだと思うが、流行なんだろうか。


タイヤは185/60R15のコンチプレミアムコンタクト2。
自分が今まで借りた外車は、このタイヤを履いてることが多かった。


指定空気圧表示はフューエルリッドの裏にある。
乗員2人・荷物が少ない状態で、前260/後240kPaか、
前230/後210kPaのいずれか。コンフォート優先の場合は空気圧を
落としてもいいらしい。


走りだす前に測ってみると、ほぼ完璧に調整されていた。さすがだ。


鉄ホイールにホイールキャップがついているのだが、バルブ周りが
狭いデザインなので、バルブフタを外しにくい。VWの整備士がやるときは、
ホイールキャップを外すのかな?
バルブフタが銀色なのが細かい。


ヘッドライト。4灯ともハロゲンだった。




点灯状態。アウディのように、中のモール自体が目立って光ることはない。


スモール&ウインカー点灯。


ロービーム点灯。


ハイビーム点灯時。


バンパーの四角いパネルは、ヘッドライトウォッシャーかと思ったら
一般的な牽引フック取付穴だった。


リヤコンビランプ。リヤランプを全体的に白っぽくするのが流行かも
しれないが、逆にウインカー部分まで赤である。


夜はこのように光る(ウインカー点灯状態)。


リヤフォグをつけた状態(霧や悪天候時以外つけてはいけない)。


ボンネット・オープナーは運転席側足元にある。


ボンネットを開けたところ。ボンネット裏のロック外しと、支持棒握り部分が
目立つ色に塗られており、機能的だ。ダンパー式ではない。


三本和彦さんのテレビ番組「新車情報」では、三本さんがボンネットを
開けようと、ロック解除レバーをごそごそ手探りで捜して、メーカーの
人が助けに来ようとしたところで開くのが定番だった。




VWの冷却水タンクは球形。


バッテリー。




ボンネット内のコーションシールの日本語がもろに翻訳調で笑える。
ネットで機械翻訳したのをそのまま載せたのか?
中華製電気製品の説明書っぽくもある。

「熱いエンジン部品。動く部品。」
「クーラー・ファンがいつでもスタートできる状態です。」


ドアを開けると、端っこの角が出っ張っている。




これはドアを開けるとき体に当たらんかな。


ドア内張り。思うのだが、全体的に水平基調なんだから、ドア内側の
クロームモールも後ろ下がりではなく、水平のほうがすっきりしないか。


リヤドア内側のクロームモールも後ろ下がりで「へ」の字になってる。


ドアポケットに地図は入らないが、カップが入るようになっている。


パワーウィンドースイッチ周りは布張りで感触がいい。


ポロやゴルフはドイツ合理主義の塊みたいなイメージがあるんだが、
おやっと思ったのがドアミラー調整スイッチの位置。
前方に向かって斜めにつけられているので、運転席から表示が
よく見えない。


おそらく、本国ではポロに電動ミラーをつける人などほとんどいないのでは
ないか。だから、取ってつけたような位置になってしまったんじゃないかと
想像する。


フロントドアヒンジ部分。


室内。黒基調で質実剛健な感じ。


ステアリングの革はしっとりした握り心地。アウディA1と同じなのかな?
回した感じは特に重いとも軽いとも思わなかった。
スポーク部分が樹脂でテカテカしてるのが気になった。
ルーテシアも同じようになっていたが、特別仕様車などではここの
色を変えるんだろうか?
上級仕様では、スポーク部分にスイッチがいろいろつく。

ステアリング形状がD型になってるのは、感触でステアリングが回った
位置がわかり、意外と便利だった。まあ本来ステアリングは決まった位置を握るもんだとは思うが。

ホーンはシングルなのかな?貧相ではないが、脱力系のかわいい音だった。


ライトスイッチはダッシュボード右側につく。引っ張るとリヤフォグ。


ライトスイッチ自体の位置は操作しやすいし問題ないのだが、
夜運転すると、ライトスイッチの照明がちょうどドアミラー部分に
写り込むのが気になった。
おわかりいただけるだろうか?


ライトをつけているというインジゲーターも、ライトスイッチ部分ではなく、
メーター内にあったほうがいいと思う。


エンジンを切ると、ヘッドライトも自動で消える。
最近の車はこれが普通なんだろうか?切り忘れがなくていい。

外車なのでウインカーレバーとワイパーレバーの位置は逆。
ウインカーレバーの操作は通常の国産車と同じだが、軽くウインカーを
操作すると、3回連続で点滅するタイプ(だったと思う)。


ワイパーレバーには、間欠の時間調整やメーター操作用など、
スイッチがいろいろ上下右につく。
上側に上げてワイパーを作動させる。日本車は下げてワイパー作動が
多くないか。


リヤワイパー付きなのだが、後ろのウォッシャー液吹き出し口が
ハイマウントストップランプと一体になっており、凝っていた。

ハイマウントストップランプは、ルーフスポイラーについている。


このポッチがリヤウォッシャー吹き出し口。霧状に噴射される。


フロントワイパーも、日本車となんだか形状が違うな。


スッキリしたデザインだが、ゴム部分だけ交換できるんだろうか?


フロントのウォッシャー吹き出し口。こちらも霧状に噴射される。


リヤワイパー。


エンジン始動は、従来のエンジンキーを回す方式だった。
問題ないのだが、キーをひねる時に何か違和感がある。
なんだろうかと思ったら、手首をかなりひねる必要があるのだ。


キーホールを見ると、差込口の角度が立っている。
キーが立った状態からさらにひねるので、手首をかなりひねらないといけない。


ちなみに23Sアルトのキーホール。差込口角度が寝ているのがわかる。


エンジンキー。薄いキーホルダーがついていたが、
運転中このキーホルダーからビビリ音が発生していた。
うるさいので輪ゴムで止めたが、音の発生源がわからず、
試乗で「ポロはビリビリうるさい車」と感じる客がいるとすれば残念な
ことである。


裏側。


銀色のボタンを押すと、飛び出しナイフのようにキーが出てくる。


ペダル。画像で見ると、左側に寄っているように見えるが、踏んだ感じは
自然だった。足の大きな人は、フットレストの幅が足りないかもしれない。
ブレーキはしっかり踏むとしっかり効くタイプ。足先でちょんと踏む人だと、
効きが悪いと感じるかも。


メーター。シンプルな2眼式で見やすい。メーターの周りをリングで囲むと、
視認性が高まるらしい。つや消しのクロームリングだが、日が当たると
少々反射していた。速度計の30キロと50キロのところが赤くなってるが、
ドイツでは何かその速度で規制みたいなのがあるんだろうか。

目盛りが40キロまでは5キロ刻みだが、40キロからは10キロ刻みになる。
速度計は中央にデジタルでも表示でき、見やすい。

アイドリングストップ付きだが、アイストできない状態のときは、
画像の中央デジタル速度表示右上のシフト表示部分に、「A」に斜め線の
表示が出る。シフトレバーを動かしても、アイスト作動可能状態に
なるまでは、表示はAに斜め線のままだった。


中央デジタル表示部分は、オイル温度や燃費計など、さまざまな情報を
出すことができる。


メーターのシフトポジション表示がちょっと小さいと思う。
もっと大きいと一目でわかるのだが。


ピンぼけで申し訳ないが、夜はこのように見える。
メーター部分は白っぽい照明。


センターコンソール。ここもシンプルなデザインである。
モニターの表面保護シールがまだついたままだった。


エアコン吹き出し口の風量調整ダイヤルの感触がすごくよかった。
滑らないし、回し切ったときにカチッとしたクリック感がある。

吹き出し口やモニター周りなどはつや消しのクロームモールで控えめに
囲ってあるのだが、日光の角度によっては反射が眼に入る。

ハザードスイッチは押しやすい場所にあるのだが、アイストオフや
デフロガースイッチと同じ形状なので、触っただけでは判別しにくい。
デザイン的にはこちらのほうがすっきりするのだが、ハザードスイッチは
出っ張らせたほうがよくなかったか。


試乗車のモニターにナビはついてないようだったが、車体の設定や
いろんな情報表示など、車体のコンピューターと一体化されてるようだ。
左右のダイヤルも回しやすい。


日本車風に、エコスコアの採点なども出るようだ。


エアコン操作部はダイヤル式でシンプル。使いやすい。
上級グレードはオートエアコンになるようだ。
最近の高級車は知らんが、自分が昔使ったことのあるオートエアコンは
長時間走ってると自動調整がうまく行かず、結局手動で調整することが
よくあった。手動式のほうが簡単に調整できて好みである。


エアコン操作部下には、AUX INと12Vソケット、USB端子がある。


フタを開けた状態。12Vソケットだけフタにバネがついていて
開けっ放しにできない。今思いついたのだが、ソケットが上を向いているので
異物が入ってショートしないためかな?


シフトレバー。ステアリングと同じくしっとりした革で握り心地がいい。
左に倒してマニュアル的に操作できる。引いてシフトダウン(-)、押して
シフトアップ(+)。Dレンジからそのまま手前に引くとSモードに入るが、
レバーをわずかに引くだけでいい。クリックみたいな感じ。

Rに入れても警告音は出ない。


サイドブレーキ。これもしっとりした革で(略)。
操作感は重めで力がいる。


これもピンぼけで申し訳ないが、センターコンソールの照明は赤っぽい色。


天井の照明部分。スイッチ後方が小物入れ風に見えるが、開かなかった。
最近は室内照明にも青白くて明るいLEDが流行りのようだが、
あまり明るすぎるのは目の暗反応が遅れて好ましくないと思う。
電球色の薄ぼんやりした明かりがよい。


バイザー裏のミラー。助手席にもある。


ミラーの扉を開けると照明も自動で点く。




後席天井にも室内照明があった。


ダイヤル式スイッチで、後ろ左右席のスポット照明もできるようになっている。




グラブボックスのハンドルは横から引っ張るタイプ。


グラブボックスを開けたところ。


エアバッグスイッチが、タイムズカーシェアのキー管理装置に似ている。
その横はタイヤ空気圧警告装置のセットボタンと思われる。


グラブボックス内の中ブタを開けると、CDやSDカードの差し込み口があった。
ペンホルダー風のものや、他にもいろいろ何か機能がありそうな
樹脂部品がついている。試乗車にETC車載器はついてなかったが、
おそらくグラブボックス内につくんだろう。


ボックス内右側にあった謎のダイヤル。


取説を読めばどこかに説明があるんだとは思うが、375ページもある
分厚い説明書で、翻訳調の文章な上に「日本仕様車を除く」が
非常に多く、この個体に該当するのかどうかよくわからない部分が多い。


VWポロを一泊二日で試乗した2へ続く。
Posted at 2015/04/17 20:01:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ

プロフィール

「どこにある?「京都、森に隠れた廃墟の庭」 http://cvw.jp/b/1463410/38269405/
何シテル?   07/24 09:40
HA24SアルトからL880Kコペンに乗り換えました
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