
クルマとほとんど関係ないが、フスマの張替えをしてみた。
認知症の父の離れのフスマで、以前飼ってたネコに引っかかれたり、
父がおしっこかけたりでボロボロ。
あまりにも無残なので、丈夫そうなのに張替えることに。
アサヒペンの「よごれにくいふすま紙(桑染)」というのにしてみた。
フッ素加工ではっ水効果があるということで、おしっこにも強そうだ。
まず木枠を外す。左右の縦枠は、上からプラハンマーで叩けば簡単に外れるが、上下の横枠は
釘で止めてるので、カワスキみたいなのを隙間に入れて、こじ開ける必要がある。

木枠と取っ手を外した状態。黄ばむわ剥がれまくりだわでこれはひどい。
下の方の何かが流れたような跡は、父のおしっこである。認知症になると、トイレがわからないのだ。

表皮を剥がすと、下張りがあるんだけど、漢文を書いた紙が貼ってある。これはなんだろうか?
昔、これで漢文の勉強したのかな?
拡大
村人の会合で使ったようなメモみたいなのもある。
穴が開いてる部分。ここを「ふすまの下ばり紙」でふさぐ。
ふさいだ状態。
今回買ったのは再湿タイプといって、水だけで貼るタイプなんだが、周囲部分と、耳にはノリをつけたほうがよさそうだ。
水をつけて5分ほど待ち(ここで待つのが重要)、なるべく2人で紙の上にフスマを載せる。
載っけたらひっくり返して、はみ出た部分を切ったり、耳にちゃんとくっつけるのだが、これがけっこう
面倒。左右は釘が出っ張ってるので、引っ掛けると痛い。
裏も同じようにやって、取っ手の部分もつける。取っ手は大きさが微妙で、裏表取り違えたら
入らなかった。取っ手の釘は、釘閉めというのを使う。
木枠も上下や左右を間違えると、寸法がおかしくなることがあるので、マークしておいたほうがいい。
上下の木枠を止めるのは、木ねじにした。次外すとき、木ねじのほうが外しやすいだろう。
何か問題あるかな?
木枠や取っ手をつけて完成。しわがあるけど、乾燥すると伸びる。
障子の張替えは簡単だけど、フスマはけっこう疲れるし、しわが寄って失敗することもあり得る。
数千円払って、業者にやってもらったほうがいいかも。
Posted at 2012/08/19 22:48:36 | |
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