
サイズのなかったスパナ類が届きました。16mm、15mmが厚さ7mm、13mmが6.5mmです。

後輪をジャッキアップするので、用心のため、前輪にタイヤ止めをかまします。

ジャッキアップですが、アームが短く、車体下に潜って腕力だけなので大変辛く疲れるので、延長の鉄パイプを購入しました。てこの原理で大変楽になりました。

ブレーキダストですが、アスベスト?まぁ肺に悪そうなので、防塵マスクDS1を利用します。

キャリパーのピストンを押し戻すので、ブレーキフルードがあふれぬよう、ティッシュを詰めておきます

キャリパーガイドピン13mmを外します。15mmのダブルナットなので、購入のスパナを利用します。

キャリパーを外します。自転車の荷台のゴム紐で吊ってみました。いまいちだったので、タイラップに変更しました。

フロントの片方はキャリパーのピストンに差し込む形式でしたが、リアのパッドは2つ共マウンティングブラケットの板バネに固定されてます。
マウンティングブラケットを外します。前後共、16mmでした。

ロータを外します。6mmの六角のネジで1か所のみです。ホイールナットが5本あるしね。ただ固着してるので、キャリパー部分の裏側のガイド板がない所を、プラハンマーで叩き。回転。ハンドブレーキ解除して、回転させつつ、プラハンマーで、まんべんなく全周叩き。なんとかロータが外せます。

ハンドブレーキシューの交換に続きます。
上下にスプリングで止まっているのでスプリングを外そうとしますが、デスクワークのみの、やさ男の腕力では埒が明きません。
ハブに1本ホイールボルトをつけて、ハブ穴をシューの止めピン位置に合わせて、ピンを90°回転してロックピンを外してシューを外しました。(5mmの六角)

シューを交換して、スプリングをかけるのですが、外せない人が、はめらる訳ないことにすぐ気づきます。スプリングがはめられないまま時間が過ぎ、1日目が終了です。大き目のフックピンと貫通ドライバーのでか目を購入しました。

大き目のフックピンでも、やっぱはめられず、どうしたものか思案です。
結果。でか目の貫通ドライバーで、上からひっかけててこの原理で引き延ばして、何とかスプリングがかけられました。(写真参照)シューの残量が充分だったのと、疲れて両方交換する気力も、持ちそうもなかったので、片方、分解したのを戻すのみとしました。上部のアジャスターボルト、下部のエキスパンダーともに、向きに、注意ください。写真は左側です。エキスパンダーの、サイドブレーキワイヤーホルダーが、車体前方側になります。右側なら、右側にホルダーが来ます。分解時の、初期設定の仕様に準じてください。
調整ですが、
まず、ハンドブレーキを解除します。ロータをつけて、回転させて、ホイール穴から上部のアジャスターの刻み付リングが見えるようにします。何か小さなライトが必須(MINI MAGLiTE使用)。アジャスターの刻み付リングを回転させて(多分手前方向?)ハンドブレーキシューを完全に拡張させ、ロータが回転しなくします。同時にアジャスターの刻み付リングも回らなくなります。アジャスターの刻み付リングを8ノッチまたは、9ノッチ戻します。ローターが回転することを確かめます。ハンドブレーキをゆっくりとかけ、ラチェット機能の3番目のノッチでブレーキシューがローターに接触し始めることを確認します。
逆の手順で、
ロータを付けます。6mmの六角で16Nmネジ頭をなめそうなので、実質14Nmで。

マウンティングブラケットの固定:16mmの六角:67Nm、ナット頭をなめそうなので、(60Nm)で。取り付けた写真、撮り忘れ。

マウンティングブラケットにブレーキパッドをセットします。裏側にブレーキグリスを。内側がパッドセンサーを付けるので裏側の板が山型でセンサー止め用の出っ張りがあります。外側はセンサー無しなので、ミゾがU字型です。

車体左側は、パッドセンサーがないので、キャリパーをつけるだけ。セパレータで最大にピストンを押し下げてパッドにかぶせて、ガイドピン(35Nm実質30Nmとした)でとめれば完成。車体右側は、パッドセンサーがあるので、キャリパーもパッドセンサーを外さないと、外せません。1度外すと、多分先端が割れるので、再利用困難です。パッドセンサーのケーブルは、しっかりホルダーで締め付けられてて、ソケット部分はタイヤハウスカバーをめくらないと見えません。8mmと10mmの六角です。

キャリパーをつけた後から、パッドセンサーを押し込む感じです。なかなか硬くて嵌りにくいです。キャリパーの隙間を通してパッドにつけてなど、試したのが良くなく、配線が切れそうになったりで、結局先端のプラ部分が割れたりと、再購入です。トホホです。

まぁなんとか組みあがって、キャリパーのガイドピン。マウンティングブラケットのボルトなど、再度、締具合を確認して、後輪をつけ(120Nm、実質70Nm)、30分、13kmほど軽く試走してブレーキ確認。まぁまぁでしょうか。
終わって風呂で洗髪。なんかザラザラするので洗面器でゆすいでみたら、お湯がまっ茶、ブレークダストでドロドロじゃん!2回目は普通。ダスト用粉塵マスクしててよかったぁ。です。
Posted at 2021/05/05 23:22:20 | |
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