2006年03月28日
限りなく広がる思春期の妄想again
今日のモテナイ男板チョイス
限りなく広がる思春期の妄想again
1 名前: ('A`) [sage] 投稿日: 2006/02/28(火) 22:49:49 0
授業中、異世界への扉が開かれます
都合よく、好きな人がヤクザに襲われます
世界が崩壊しても、好きな人と自分は生き残ります
素晴らしかった思春期の妄想、青春時代の(妄想内の)思い出
あなたはどんな妄想をしていましたか?
7 名前: 不能科学者 ◆q6SHwHGmA2 [。] 投稿日: 2006/02/28(火) 22:52:32 0
科学で世界が救えると本気で考えていたやつ挙手
8名前: (;・`д・´) ◆0/9VW/Ap5s 投稿日: 2006/02/28(火) 22:53:29 0
むしろ自分が世界を救うと考えてたやつ挙手
9 名前: 不能科学者 ◆q6SHwHGmA2 [。] 投稿日: 2006/02/28(火) 22:54:13 0
>>8
ノシ
っていうか今も頑張ってる。
91名前: ('A`)投稿日: 2006/03/10(金) 02:26:31 0
雨が降っている。行き交う人々は皆濡れまいと傘を指し、急ぎ足に過ぎ行く。
俺は俺で傘を差し、さりとて急がずに帰路を行く。特別急ぐ理由もなかった。
ぱしゃぱしゃと音を立てて歩いていると、公園の入り口が見えた。
ああ、昔はここでよく遊んだよな、と思いながら横目で公園を見ながら歩き――
雨に濡れることを厭わぬかのように、少女がベンチに座っていた。
「風邪ひくぞ」
「……え」
声を掛けたのは、ちょっとした好奇心だった。
この雨の中、傘も持たずにただベンチでぼんやりとしている七瀬という隣席のクラスメイトに、
ほんの少し興味が湧いただけだった。
「鹿島くん……?」
彼女はぼうっとしながら俺の苗字を呼んだ。上目遣いで少しだけ首を傾げたその様子がなんか可愛いなと思った。
「何してんの?」
俺がそう訊くと、彼女は黙り込んだ。まあ、見たところ何もしてないんだけれど。
「まあ何でもいいけど、そのままだとマジで風邪ひくぞ。帰った方がいい」
「……そう、ですね」
言ったものの、彼女は立ち上がる気配はない。30秒くらいその時間が続いて俺は、
「はい」
傘を差し出した。
「え?」
何事かときょとんとする彼女。使っていい、と俺は言った。
「俺の家はすぐそこだからさ。走って行けば大して濡れないし」
「でも、そんな」
困惑する彼女になかば無理矢理傘を押し付けて、それじゃな、と俺はその場から走り去る。
久々に体に浴びた雨は、ひどく心地よかった。
翌朝、前日の雨が嘘だったかのように、快晴だと声に出して言ってもいいくらい晴れていた。
春を少し過ぎたこの時期だと、この晴れっぷりでは少し暑い。
昨日みたいな雨も悪くないよなと心中で呟いた。
学校へ行くと、昇降口に昨日見た姿があった。七瀬だった。傘を抱えている。
七瀬は俺に気付くと、あ、と呟いた。声は聞こえなかったけど、口の形がそれっぽかった。
「おはようごさいます」
「おはよう。どうしたの?」
朝の挨拶をお互い交わして、俺は訊く。
「これ……昨日は、ありがとうございました」
そう言って七瀬は傘を差し出してきた。
「もしかして、俺が来るまでわざわざ待っててくれたのか?」
「はい」
こくりと七瀬は頷く。今時珍しいくらい几帳面な子だなあと思った。
俺は今まで七瀬のことは何も知らなかった。多分、クラスの連中だって皆知らない。
彼女は孤立していた。大人しく、口数が少なく、人と話すのを躊躇う人だからだと思う。
話して疲れる人より、話して楽しい人を選ぶのは、俺達高校生にとっては道理だと思う。
でも、こうして少し触れたことで、彼女の内面を少しだけ知ることが出来た。
同時に、今まで俺が抱いていた彼女の像は歪んだ。
「そっか、ありがとう」
俺が礼を言うと、彼女はふるふると首を振って、
「いえ、私こそ、本当に助かりました。あの……ありがとうございました」
微かに微笑んだ。
以下彼女との日常的会話や非日常的状況(否ファンタジー的内容)が幾度となく繰り返される。
俺も現役だし妄想激しいけど、このスレ読んで上には上がいると思ったよ。
92名前: ('A`)投稿日: 2006/03/10(金) 02:32:05 0
ふむ、変態ばかりだ
95名前: ('A`)投稿日: 2006/03/10(金) 12:00:38 0
きめぇwwwwwww
107名前: ('A`)投稿日: 2006/03/11(土) 21:37:34 0
俺たちには妄想しか(ry
109名前: ('A`)投稿日: 2006/03/11(土) 21:43:45 0
おまえらなかなかの妄想士だな
122名前: ('A`)投稿日: 2006/03/12(日) 00:36:02 O
すげー!ほぼ毎日寝る前に妄想してる俺にとって最高の良スレ!!んじゃ今からまた妄想するわ
133名前: ('A`)投稿日: 2006/03/12(日) 19:08:19 0
脅威発生
↓
美少女を救うため身を挺して戦う喪
この構造はみんな一緒だな
137名前: ('A`)投稿日: 2006/03/13(月) 15:57:38 0
妄想キーワード
・特異なチカラ
・隠された過去
・忌避される存在
・血で汚れた手
・甦った仇敵
・相討ち
このあたりを絡めつつ、無限に拡がる妄想世界
138名前: ('A`)投稿日: 2006/03/13(月) 16:28:12 0
>>137
最初から四つ目までよくつかってるwwwwwwwwwww
191名前: ('A`)投稿日: 2006/03/23(木) 01:33:29 0
やっぱりアレだな
適地のど真ん中で
「先に征け!俺は此処で食い止める」的妄想は外せんな
205名前: ('A`)投稿日: 2006/03/23(木) 16:52:10 0
小説風というよりエロゲテキスト風だな
215名前: ('A`)投稿日: 2006/03/23(木) 20:58:26 0
読んでるこっちが恥ずかしくなったわ
229名前: ('A`)投稿日: 2006/03/23(木) 23:04:24 0
校庭の桜の木の下で、いきなり平手で殴られた。
「なんでアンタが、あたしの妹を泣かせるのよ!」
バレー部の同級生が、おれを睨んでいる。
スパイクで鍛えた平手は、打たれた頬にジンジンと染みる。
おれは何も言えず、頬をおさえて
「…ごめん」とだけつぶやく。
彼女はおれの頬を打った手のひらを胸元で握り、
「なんで? あんた、うちの妹に何したの?」
彼女がくやしそうに言う。
「あの子、昨日、一晩中泣いてたんだよ?」
おれたちの間に沈黙が流れる。
「あいつさ、ひどいこと言ったんだよ」
おれは、言葉を選んで言う。
「聞きたくない!」
彼女は感情的に叫ぶ。
彼女のショートカットの髪が、春の風に揺れる。
「言い訳はしない。 …おれが悪いんだと思う。」
おれはゆっくりと言う。
「おれ、あいつに、『好きな人っているんですか?』って聞かれて、好きな娘の名前を言ったんだよ」
彼女に打たれた頬を撫でながら、うつむいて彼女に言う。
彼女もうつむいて、おれの声を聞いている。
おれは続けて、
「そしたら、おまえの妹がさ、『お姉ちゃんより、あたしを見てよ!』って言って、
そのあと、おれの好きな人の悪口を言ったんだ」
彼女の肩が、ぴくりと揺れる。
「 …え? 」
彼女が怒った顔のままで、おれを見上げる。
「おれ、おまえのことを、おまえの妹が悪く言うのが嫌でさ。 …怒鳴ったんだ。 『おれは君の姉さんが好きなんだ!』って」
彼女が泣きそうな顔で、おれを見る。
「そんなこと、いま言うなんて …ずるい…」
おれの肩をつかんで、ゆっくりとおれの方にもたれてくる。
おれは彼女を抱きしめる。
彼女はおれの制服の胸に頬をあてて、
「あとで、いっしょに、妹にあやまらなきゃね…」
目を閉じて、かなしそうに、それなのにどこか幸せそうに言った。
桜の木の下で、恋が一輪、花開いた。
231名前: ('A`)投稿日: 2006/03/23(木) 23:06:40 O
>>229
最後の一行が喪っぽくて良い。実に良い
232 名前: ('A`) [sage] 投稿日: 2006/03/23(木) 23:22:40 0
この世のエロゲの結晶みたいなスレですね
233名前: ('A`)投稿日: 2006/03/23(木) 23:47:13 0
みんな病気だ
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Posted at
2006/03/28 15:41:50
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