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2014年06月27日 イイね!

バッテリー交換とトルク感

バッテリーを交換しました.ぶっちゃけ次からは工賃を払ってもやってもらいたい感じですw





まずはオーディオの音.すこし良くなりました.
低音の切れがよくなって,全体にすっきりしました.
ただこの車はもともとオーディオがかなり良いので,良くも悪くも誤差範囲です.


それとは別にはっきりと変わったことがありました.
加速が良くなりました.トルク感もパワーもかなり改善しました.
立ち上がりで思ったより加速しすぎるので,おもわずすこしアクセルを緩めるほど.

8万キロでプラグを交換したのですが,その時は体感変化ゼロでした.
でもバッテリーでこんなに変わるとは.


もともとのバッテリーはVW純正の80AモデルでCCAは640Aの規格でした.
最近,CCAをチェックしたところ790Aを保っていましたし,始動も問題なく,エンジン停止状態での電圧も問題なかったのですが,4年使ったのでそれなりにやれていたのだと思います.

思えば3年目くらいからトルク感が減ったなあと思っていて,でもそれはミッションのやれで滑りが出ているのかとなんとなく思っていたのですが違ったようです.


余談ですがミッションといえば,最近走り出しでちょっとショックが出るようになりました.とりあえずATFを変えてみようと思います.
Posted at 2014/06/27 18:31:57 | コメント(4) | トラックバック(0) | A4C | 日記
2014年06月16日 イイね!

有頂天ニコルその4――あとがきにかえて

僕はいまだにALPINA D3 BITURBOというクルマが何者であるのかを知らないままだ.


こうして三回にわたって記事を書き,自分の中でもそれなりに整理がついたと思うところもある.けれどもそれは例えば,大きな木に登りたいと思っているのにただその周りをひたすらぐるぐる回って地上の景色を確かめて満足してしまうようなものかもしれない.できることなら登った木の上から見る景色がとうなっているのかを知りたいものである.こんな能天気な妄想ブログを書くだけで満足するほど,僕もお人好しではないはずなのだ.


彼は何者だろうか.もしかしたら羊の皮の中にはとんでもない猛獣が潜んでいるのかもしれないし,もしかしたら「感動の極み」と書かれた一枚の紙切れがひらっと舞い落ちるだけかもしれない.まあでも,実際はそのどちらでもないだろう.


これは完全に予想なのだけれど,中に入っている生き物が何かと言えばそれはたぶん,とっても良くしつけられた,我慢強くて上品なとびきり血統のよい犬なのではないだろうか.まあ犬じゃないにしても,すくなくともたぶん野生の狼とか人食い熊とか凶暴なライオンそういったたぐいのものではないような気がする.


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すこし話が飛ぶ.実はB3 BITURBOに試乗したときも,得体が知れなくて怖いという気持ちは少しあった.でも二回ほどB3に試乗して思ったのは,少なくともB3の中に入っている「彼」は怒ると手が付けられないのかもしれないけれど,普段は意外と気さくらしいということだ.


動物で言うと例えばボルゾイなんかに似ているのかもしれない.大きさで言えばボルゾイはアルピナならB6クーペみたいなものだから,B3を例えるなら実際にはもうすこしサイズの小さな中型犬あたりなのかもしれない.けれど,僕は犬種にあまり詳しくないのですぐには思いつかない.だから,とりあえずボルゾイのもうすこし小さいやつ(架空の生物)ということで許して欲しい.



もうだいぶ前になるけれど,あるとき知り合いが数日間旅行に行くからと,彼が飼っていたボルゾイを僕に預けていったことがあった.一般にこの犬種はとてもエレガントで賢く足も速い猟犬として知られている.預かったその個体もやはりそういった美点を持ち合わせていた.あまりに美しく,あまりに賢く,聞き分けが良い.あたかも貴族のように超然としている.ある意味やっぱりちょっと怖い犬だ.


けれどもそのような高貴な雰囲気がありながら,実際には意外とおちゃめな性格をしていることが分かった.そのときのエピソードをすこし書きたい.ある日の夕食のあとで,僕はステレオのスイッチを入れ,気まぐれでソニー・ロリンズのサキソフォン・コロッサスをかけたことがあった.するとどうだろう.テナーサックスが奏でるセント・トーマスのテーマがBメロに差し掛かったところ,驚くべきことが起きた.


突然,彼が歌いだしたのだ,ソニー・ロリンズに合わせて.しかも彼は,夕食を食べ終わって団欒する家族たちの合間を練り歩きながらあたかも自分の歌声を聞かせて回るかのように歌った.それは吼えているのはないし,かといって遠吼えでもない.歌っているとしか言いようのない声だった.ボルゾイは生まれの良いハンターであっただけではなく,気さくなエンターテイナーでもあったのだ.このとき彼が残したインパクトのようなこの記憶はいまだに僕の中に鮮烈に残っている.出来ることならこんな魅力的な犬をいつか伴侶にしたいと心の底から思った.


さて一方のD3は,もし例えたらそれが犬だとしても,たぶんもう少し地味な犬種だと思う.これだという犬種がやはり思いつかないが、強いて言えばハウンドやポインターではなくてセントバーナードのようなワーキングといわれるジャンルなのではないだろうか.D3の中に入っている「彼」は,丈夫でとても力強くて我慢が効いて,でもすこしシャイな性格をしているに違いない.僕が試乗しても「分からなかった」のは,たぶん彼のそんな性格のせいもあったと思う.でも,慣れて馴染めばきっと愛しやすい本音も見せてくれるのではないだろうか.




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実際にD3に試乗してみたことで,僕はこのクルマがよく分からなくなった.でもそのことで逆に,どんなクルマなのかもっと知りたくなった.それは最初に書いたとおりだ.そして羊の中に入っているケモノがなんなのか,それを知るためにはそれなりの代償を払わないわけにはいかないのが現実だ.


先日ポルシェに乗ったときも同じように思ったのだけれど,結局こういうたぐいのクルマは自分で買って好きなように走らせてみないと分からないものだと思う.もしそれが叶うならば,あとは彼が僕と仲良くしてくれること,そして僕にそれだけの甲斐性があることを願うばかりだ.


いつかそう遠くない日に,彼が我が家にやってきてくれたら,そして僕の一家と仲良くしてくれたら,そして時にはその隠しきれない野性の本気も垣間見せてくれたら――そんなふうに僕が「有頂天」になれる日は,はたして来るだろうか?






終わり
Posted at 2014/06/16 01:39:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | アルピナ | 日記
2014年06月14日 イイね!

有頂天ニコルその3――きみのDSCを解除してみてもいい?

ALPINA D3 BITURBOというクルマは,ちょっと乗ってみただけではスペックほどは速く感じない.少なくともスポーツプラスモードに入れない限り「速すぎて怖い」とは感じない.けれど,怖いとはあまり感じないにもかかわらず,このクルマはやはりどこか怖い.なにか得体のしれない感じがしてすこし怖いのだ.でもちょっと考えてみても,一体何が怖いのか自分でもよく分からない.


たぶん羊の皮をかぶっているというやつなのだろう.もちろん,羊は怖くない.その羊が華麗な加速をみせながら草原を駆け抜けていっても,やはり怖くはない.でもそうするとやはり,被った羊の革の隙間からわずかに垣間見えるケモノの気配が怖いのだろうか.その中に潜んでいるものが,たとえば狼であると分かっているならいいものの,ちょっとやそっと触れた程度ではそれが何者であるのかがはっきりとは分からないあたりが怖いのだろうか.それは,元気で疲れ知らずの人懐こい中型犬かもしれないけれど、もしかしたらとんでもない魑魅魍魎かもしれない.





このクルマを実際に走らせてみよう.コンフォートモードのD3は極めて高性能で美しい一匹の羊である.ちゃんと皮を被っている.それもかなり上等の羊の皮だ.そして誤解を恐れずに言えば,彼はなんの破たんもなく完全に羊として機能する.ふかふかの羊毛に触れるとどこか家畜の匂いがする。頭をなでてやっても,やはり家畜の目つきでこちらを見る.擬態は完璧であって,そこに破綻はない.


でもその時点ですでに少し変だ。世の中にこんなに速くて美しいヒツジなど存在するわけがないのだ.毛皮に隠されているけれど,その筋肉はしなやかで強そうにみえるし,その毛皮だってあまり見たことのない独特の模様が入っている.彼は普通の羊ではないし,仮に譲ってそうだとしても,中にはなにか絶対に羊ではない別のものが入っている.でもそれは巧妙に覆い隠されていて,それがなんであるのかは一見わからないようになっているのだった.


スポーツモードにしてみる.足回りがしまり、ハンドリングが重くなってレスポンスも良くなる.走りは一層安定する.けれどもそうなってくるとその安心の中で,忘れかけていたあの不思議な怖さのような感覚がふたたび脳裏をよぎる.毛皮の縫い目が少し開き,その中からわずかではあるがケモノの匂いが立ち上がってくるのだ.羊のような目をしていた羊を再びのぞきこんでみると,その透き通った瞳の奥に小さな闇がわずかにちらつく.かすかな野生の闇.やはり中に何か別のケモノのようなものが入っているに違いないと思う.けれどそれがいったい何者であるのかはいまだにはっきりとは分からない.


スポーツプラスにしてみるとどうだろう.なんとデフォルトでDSCがオフになる.こうなってくると,この車はさすがにもはや羊ではないようだ.そのケモノは「フリ」をすることも辞めようとしつつある.依然として彼には首輪が付いており,人の手に馴染んでいることは確かだ.けれど,その牙とその顔つきはかつて見せた家畜のそれとはちょっと違って見える.それでも彼が何者であるのかは,僕の運転技術とこの試乗コースでは依然としてはっきりとは分からないままだ.彼は何者なのだろう.どうしてこんな変装をかたくなに続けるのだろう.


その先の彼を知りたいと思いながらも僕は,これ以上アクセルを踏み込むのをやめた.とりあえずの理由としては,これは自分のクルマではないからだ、残念なことに.そしてそこで、緩めたアクセルを再びどこまで踏み込もうか躊躇しながら,あることに気がつき僕はハッとする.


いつの間にか自分の中であらぬ気持ちが育っている.試乗ではなくて,このクルマを自分のものにして自分のペースでワインディングを好きなだけ走らせてみたい.彼の鎖を解き放ってみたい.もともとの姿を見てみたい.


そうしたら,こいつもその隠された顔を見せてくれるんじゃないか.ちょっとは本気を出してくれるんじゃないか.時には噛まれて傷を負うかもしれない.命令を無視して脱走したあげく,自然に帰って行ってしまうかもしれない.それでも,本当の姿を見てみたい.彼が自由になるそのさまを.


そしてもし仲良くなることが出来たら,まずはこう聞いてみたい.


「君はどこから来たの?いったいどうしてこんな皮を被ることになったの?」



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実は,実際にD3に試乗する前は「このクルマは辞めよう」と思っていた.それは,たぶん自分には「速すぎる」からだし,たぶん自分には「早すぎる」からだ.もう少し分相応の身の丈に合った車を選ぶのが良いのではないかと思うのだ..


けれども,試乗を終えてみるとどうだろう.こころがどこかで落ち着かない.大げさに言えば、たとえば世の中の景色がわずかに変わってしまったような感じだ.すこし変性したその世界では、巷の曲がり角を通りすぎるたびに物影の向こうからなにか視線を感じるような気がしてくるのだ.





その視線の先に佇んでいるのは美しい羊の皮をかぶった不思議なケモノ.視線が合うたびに彼はその牙をわずかに見せて上品に笑い、そして誘うように僕を待つ.


「こちらへ来ませんか」
「僕と遊んでくれませんか」



次で終わりです
Posted at 2014/06/14 23:01:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | アルピナ | 日記
2014年06月14日 イイね!

有頂天ニコルその2――感動の極みの先にあるもの

この記事の続きです)


BMWF30世代の3シリーズをベースにしたアルピナは素晴らしいクルマだ.


B3の素晴らしいエンジンフィーリングとエグゾースト.D3の上質でありながら湧き出るような太いトルク.わかりやすく目を見張るものがたくさんある.スポーツモードでの足回りはまさに理想的であり,デフォルトでコンフォートになる設定が惜しいほどだ.


ブレーキとハンドルのフィーリングなどはまさに驚きだと言いたい.カーブの入り口でブレーキを残しながらハンドルを切り始めるときに明らかになるそのリニアさ.しかもコーナーの出口でハンドルを戻すときもやはり同じようにリニアだ.さらに,ハンドルとブレーキがそれぞれ滑らかに連動していながら,それぞれが独立したリニアリティを保っている.作法には反するけれど,例えばハンドルを切り増している最中に,ブレーキを踏み足しても,驚くほどハンドルの感触が変わらない.まさに感動だ.感動の極みだ.





見た目も良い.ローターが大径化され,キャリパーが塗装された現行のアルピナ3番のエクステリアは,さらにインチアップしたホイールともあいまって,上質なスポーティネスを体現している.インテリアは相変わらず素敵だ.それでいて,どこかで3シリーズらしいDセグメントらしさというか,簡素な雰囲気のようなものも残っているところがさらに好印象である.





オーディオが改善されていたのもうれしい誤算だし,ヘッドアップディスプレイやアクティブクルーズコントロールが「アルピナとしては適切な価格」でつけられるのも自分には魅力だ.


それなりの走行距離を走っていた試乗車のB3では,ロードノイズが割と気になった.けれど,車の性格上20インチのミシュラン製スポーツタイヤを履いているのである程度は仕方がないだろう.5シリーズになるとボディの遮音性が格段に上がるのでおそらくもっと静かなのだろうが,やはりサイズとして3番にしておきたいという僕の思いを変えるほどでもない.一方で,慣らしが終わったばかりのD3に乗ってみると,エンジンも(良くも悪くも)ぐっと静かで,タイヤが新しいからか19インチだからかは分からないが,今度はロードノイズもまったく気にならない.



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でもどこか腑に落ちない.ディーラーに三回も訪れ,B3とD3の合計で三時間は試乗させてもらったと思うが,それでもこのクルマがどういう素性なのか分かったという気にあまりなれない.


スポーツモードにしてみたりマニュアルモードでシフトアップシフトダウンを試してみたり,キックダウンして加速してみたりエンジンブレーキで減速してみたり,いろいろやってみるのだが「なんとなくまだ先がありそうな感じ」が残る.「まだまだ僕の素性は明かせませんよ」と車に言われているような気がする.


それは時々あるような,「ドライビングインフォメーションが希薄」ということではない.むしろ,路面の状況や前後加重の具合やGのかかりかたなどをとてもナチュラルな潤沢さで伝えてくるクルマだと思う.


「クルマとの一体感に乏しい」というのでもない.むしろ,ほとんど遊びがないと思わせるほどドライバーの操作に対してピタっとあとを付いてくるような挙動を示すクルマだと思う.


「速いけれどエモーションがない」というのでもない.むしろ,純度の高いエモーションをごく控えめながらはっきりと持ちあわせているクルマだと思う.


ただ,色々試してみてもどこか本性をまだ隠しているのではないかと思わせるような雰囲気が残る.



つづく
Posted at 2014/06/14 22:08:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | アルピナ | 日記
2014年06月10日 イイね!




免許を取ってから,ようやく四年と半年が経った.去年,免許の色が緑から青に変わったばかりだ.免許を手に入れた僕は自分のクルマが欲しくなり,今の車を買った.それから数えるとちょうど四年.車を手に入れたら,もっと車のことが知りたくなってみんカラを始めた.それからだと二年と少し経った.

それが今だ.


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先日,はじめてポルシェを運転した.そのことで,自分の夢にはじめて一歩近づいたような気がする.


いつか911のカレラSを新車で買うというのが僕の夢だった.好きな色に塗って,欲しいオプションを全てのせてオーダーしたい.以前からずっとそう思っていた.基本的には新車志向は無いつもりなのだけれど,911に関してだけは別だ.できることなら新車で買いたいと思う数少ないクルマのひとつだ.

そして,買ったらあとはもうひたすら一生乗りたい.車の運転が出来なくなるまで.

911は五十年という長い期間ずっと製造され続けているモデルだ.ポルシェはいままで製造された全てのクルマを合わせても,その四分の三がまだこの世に現存しているという.要するにそれだけ長く乗れるクルマなのだろうし,オーナーもそれだけ長く乗りたくなるクルマなのだと思う.






かつてから,ポルシェには並々ならぬ興味と敬意をもっていた.

けれどもじつは,単純に自分の意思だけでポルシェに近づくということは,気持ちのどこかで避けてきたのだった.ポルシェについてみんカラで何かを詳しく書くこともたぶんあまり無かったと思う.それは「自分にはまだ早い」という思いがあったからだし,逆にふさわしい時期になれば自然とその時が訪れることになると思っていたからだった.

折に触れてざわめく水面のような自分の気持ちをなだめるように眺めながら,僕は長い間それを待っていた.


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免許を取得してから今日に至るまでのこの四年間は,奇しくも自分にとってとても重く,代えがたい多層的な四年間だった.いろんなことを経験して,いろんな人と出会い,いろんなクルマに乗って,いろんなことを思った.だから,そういった経験をミルフィーユのように重ね合わせたものが今なのだと思う.そしてその記憶のミルフィーユの表面がつくる曲線が描く軌跡の先に,偶然の必然でポルシェが通りがかって,先日の僕とはちあわせた.そういうことなのだと思う.


そしてもちろん,短い試乗ではわかることは限られていた.それでもなお,そこで得た印象と体験は自分にとって愛しい輝きを持ったものだった.人間の記憶というものはかならずいつか消えてしまうものだ.だから,その思いが色あせる前にこうして記しておきたい.そういった意味では,この記事は純粋に自分のために書いている.いつかの未来の自分が読むための記事だ.十年くらいして,あの時大げさにまじめにそんなことを考えていたなあと思うための記事なのだ.


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一昨年くらいのBRUTUSに載っていたと思うが,その記事によると「暮しの手帳」編集長の松浦弥太郎さんは,あるとき「もう乗れないから」と高齢の知人から911を譲り受けたのだそうだ.それは,マニュアルミッションを搭載した1978年製のポルシェ911SCだという.「ジャケットを着てネクタイを締め身だしなみを整えてから乗り込む」「自分は運転が上手くないから,少しでもポルシェに認めてもらえるようにと思って向き合っている」といったような趣旨の記事だったと思う.






松浦さんはいま五十歳くらい.文面からは,それまでさほどクルマに強いこだわりをもってきた方ではないように思えた.それどころか,彼はこれまでクルマとはあまり関係のない世界で生きてきたのではないかと思う.そこで,彼にしか出来ない仕事とずっと向きあってきた.その結果,節目を前にして911に乗ることになった.それも半ば必然的に.

たまたま出会って偶然にバトンを受け取ったとも言えるかもしれない.けれども記事を読むにつけ,彼はそれにふさわしいように思えたし,それからも彼は引き継いだストーリーの続編を彼独自の文体で丁寧に書き続けているに違いないのだ.


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確かに,松浦さんのように人から託されるということは,並大抵のことではない.まあでも,自分にとって人生の必然として手に入れた911であればそんなことはどちらでもいいのかもしれないとも思う.極論すればそれが新車でも旧車でも構わないのだろうし,人から貰ったモノであっても自分で買ったクルマであっても,本質的な違いはないのかもしれない.

ともかく,いつかそうやってなにかの必然で誰かの物語を受け継いでゆける存在になりたい.人生の色々な物事がそれなりにうまくいって,その時たとえば自分がポルシェオーナーになっていたのだとしたら,まず最初にこの記事を読み返したい.初めて手に入れた911で走り出す前にこの日記を読みかえしてから,それを確かめるように走り出したいと思う.




それが僕の夢なのだし,この記事はそのための布石なのだ.
Posted at 2014/06/10 01:33:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

プロフィール

「@sky315 めっちゃかっこいいじゃないですか笑 色もナイス!」
何シテル?   12/11 14:14
ようやく免許も青色になりました. A4カブリオレは20年乗ってヴィンテージ化を目指します.
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4気筒のボルボ60シリーズ「ポールスター」 
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成功したい奴はポルシェに乗れ! 
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