そろそろ復帰を考えるかぁ

最近、よく｢死｣というものに考えさせられることが増えてきた。

ひと月前、かつて入院中一緒だった子のおばあちゃんから手紙を貰いました。

そうです…その子が1月の末に亡くなったとの知らせだった。

ここでも伏せていましたが、僕は6年前の骨折で小児科病棟に入院していました。

本当なら大人病棟にいてもおかしくない年齢ですが、今でも内分泌の関係で

小児科の主治医にお世話になっています。そんなこんなで色々あるので説明仕切れません。

話を戻しますが、入院中の初日から寝たきりの子と同室になりました。

その日からのお付き合いです。その子も2つの延命治療をしていて、

本当にたくさんの勇気を与えてくれました。

そして大変でも笑顔を絶やさずに辛い治療を頑張っていました。入退院を繰り返して、

自分も退院後は毎回、お見舞いとか誕生日、クリスマスには会いに行っていました。

今年初め、まさか会うのはこれが最後だと誰も思いませんでした。

また春頃に一緒に桜を見て散歩しようかなと。

ずっと3ヶ月間、おばあちゃんたちもとても辛かったと思います。

わずか14歳でした。だからしばらくブログも書けなくなり休みを設けました。

心配してくださったみん友さんのコメントを励みに、少しずつ復帰を考えています。

どうしても、重くなってしまうわけですね…自分も生まれた時から母と一緒に命について

話してきたものですから、そこが僕らの現実であり、当たり前の事なんです。

そして５年前、僕は透析という延命治療を決断しました。

治療自体はそんなに苦痛に感じていませんが、やっぱり患者仲間を

見送るというのはきつく感じてしまい、死は本当に辛い治療から解放

されることは言い方は悪いかも知れませんが、羨ましくもあるのです。

変な感じです。後の事は分からないから楽なのかなって。

まぁその子を見送られた事が良かったのかななんて。哀しませなかった

だけ良かったのかもと思ってみたり。ふぅ…思い出しても辛い。

付き合った中でも最も一番、存在が大きかったんだなぁ。もう会いに

行くことはないんだなぁ。兄ちゃん、ダメやね(笑)

おみゃあとの思い出がとても懐かしい。あっちの世界でたくさん話せているかな？

おみゃあの声が聞いてみたいぞ、なんて思う毎日です。