スーパーオートバックス東雲に行ってきました。
3回目です。
等長エキマニは完成しましたが、
より音質・パワーの向上の為、継続チューニング中です。
また、スルガエキマニをインストールする方も、
全てスルガブランドで揃えない方も居るかと思いますので、
以下に参考としてデータ提供します。
性能曲線図ですが。
1回目(青)1500rpmスタート:不等長タイプエキマニ+60Φフロント・中間パイプ+60Φマフラー
2回目(黄)3000rpmスタート:等長タイプエキマニ+60Φフロント・中間パイプ+60Φマフラー
今回(赤)2000rpmスタート:等長タイプエキマニ+60Φフロント・中間パイプ+50ΦPFSマフラー
実線:馬力
破線:トルク
諸条件(スタッフ・スタート回転数、気温・気圧、油温・TM油温・空気圧、等)に
かなりの差異があります。
また等長タイプエキマニでの2回目の測定は、
あまりに吹け上がりが鋭くシャシダイでの測定が難儀しデータも1回目との公平性にかきます。
以上の為、あくまで参考データとして下さい。
しかしエンジン特性は大凡机上通りの結果としてみてとれました。
等長・不等長共にレッドゾーン6000rpmを超え6400rpm迄綺麗に回ります。
特筆すべきは4000rpm以上の回転域の吹け上がりの速さです。
これはエキマニをインストールした事での排気抵抗の明らかな低減効果です。
不等長と等長エキマニを比較ですが、
・こもり音(1500~2000rpm)
不等長:中
等長:小
・ボロボロ音(V8特有音)
不等長:小
等長:無
・吹け上がり(4000rpm以上)
不等長:高
等長:最高
ピークパワーは若干(100rpm程度)、等長タイプが高回転よりになります。
逆に低速トルクは若干不等長が上回ります。
また60Φマフラーと50ΦPFSマフラーとの比較ですが、
4000rpmを境に60Φでは高回転域で20ps程度上回ります。
しかし逆に中低回転域では40ps程も50ΦPFSが上回ります。
常用回転域と最高出力、どちらを取るか、これはひじょうに悩ましいです。
所感ですが、扱いやすさ総合的な速さは等長にPFSが良さげです。
最高速やサーキット等で、4000rpm以上を常時多用する事、殆ど無いですからね・・・・・
またマフラーが60Φだと、ゼロ発進等の加速でも吹け上がりが良すぎてタイヤが空転するだけで
前に進まないばかりか横に進んでしまいますし、、、
ちなみにNA車は排気流量から、PFS一択です。
総評:
音質は不等長タイプと比べ、明らかに等長タイプが良いです。
ただ低域でのトルク特性、また全体のトルクカーブは不等長タイプが理想的です。
しかしこれは後ろ側のエキゾーストの抜け方(Φ)次第でどうにでもなる事です。
これらデータを検討してみた結果、
現状では54Φをパイプのどこかに入れると丁度良い塩梅かと思っています。
ちなみに、等長エキマニを入れる事でPFSの音、つまりスルガサウンドが驚く程良い音になりました。
首都高のトンネル内で素晴らしく澄んだ音が聞こえ、思わずニンマリしてしまいました。
次回、4回目は28日です。
次に54Φを試す予定です。
いやぁ面白い(笑)
Posted at 2013/01/22 17:12:41 | |
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