オレはまた、女性を悲しませた・・・。（笑）

明日、妻と河口湖方面にドライブに行くため、

ガソリンスタンドに行って、給油と洗車をした。

セルフのスタンドなので、給油後レジに行き、

「すみません、手洗い洗車をお願いします。」

と。

するとそこには、20歳代半ばの女性が立っていた。

初めて見る顔だ。

オレはキーを渡し、

「お願いします。」

と言ったら、その女性が、

「BMWですね？」

と・・・。

オレは、

「はい、そこにある白い車です。」

と答える。

女性、

「私、BMWが大好きなんです。

いつか自分でも買いたいなあ、って思ってるんです！」

「そうなんだあ。ちょっと高いけど、良い車だよ？

彼氏に買ってもらったら？（笑）」

「はい、買って欲しいんですけど、高くて・・・。

それに私の彼、車に興味がなくて・・・。

免許は持っているんですけどね。

自分の車は持っていないし、デートは電車です。（苦笑）」

「最近の車は高いからね・・・。仕方ないよ。

なんなら今度、君をドライブに連れて行きたいんだけど。（笑）」

「ホントですか！」

・・・ヤバイ、冗談が通じなかった・・・。（汗）

彼女は

「今、2ドアクーペなんて珍しいですよね！

『2人だけのデートカー』って感じが大好きです！」

「・・・。（汗）」

「近くでもいいんです！連れてって下さい！」

「あ・・・、いや、その、ごめん・・・。

僕には妻もいるし、2人だけ、という訳には行かないんだよ・・・。」

「え！？で、でも、そうですよね・・・。（悲）

ごめんなさい。　BMWを見て、一人でテンパってしまいました・・・。」

と、頬を伝う涙、ひとすじ・・・。

「僕はもう55歳だし、君にはもっと若い彼氏の方がお似合いだよ？」

「は、はい、有り難うございます・・・。

でも、どうしてもBMWでドライブしたくて・・・。」

「そうは言っても、僕みたいなおじさんじゃ・・・。」

「いえ！私は、あなたが、あなたが好きなんです！！！」

・・・。

はい、今日の妄想、終わり！（苦笑）