永遠の０（映画試写会）を見終わって

単行本が売れているとの情報から、なぜか単行本はすぐに家には有りました。
零戦の話しだと知っていましたが、ページをめっくった事は有りません。
映画化される事で是非見ていたいと思ってたところ、前先予告編を数分見ただけで
涙が溢れました。



戦争を知らない私は子供の頃から零戦が好きでした。いろんな飛行機を見てきましたが
零戦の格好良さに勝る機はあらわれません。今も零戦は大好きで模型を眺めるだけで
この零戦に乗って大空を自由に、自在に飛べたらなんて妄想を楽しんでいました。
零戦の事をいろいろ知ったのはここ近年の事だったように思います。
零戦がどうして有名になったのか、名機と呼ばれるようになったのか、
当時どれだけ高性能の機であったかは多くのみなさんがご承知の通りです。



亡くなった母から、幼い頃戦中、戦後の悲惨な時代の実体験をよく聞きました。
幼かったのと生まれる前の話なので聞いていても、物語、昔話と同じ様に思って
いたように思います。戦争は嫌いでしたが、零戦だけは兵器というより乗り物として
魅力は別物です。テレビでも零戦のドキュメンタリーがあると録画して何度も
見たくなります。元零戦パイロットの話とか米軍からの映像で零戦が撃ち落とされる
シーンとか当時の映像はもちろん白黒で古めかしくやはり昔のはなしの１ページです。
悲惨な戦争の出来事より、零戦しか見ていませんでした。



前回、零戦の設計者堀越さんのジブリ作品を観て製作者側の物語でしたが、
今回は永遠の０は、零戦パイロットの物語で零戦の飛行シーン、爆音、激戦シーン
すべてリアルカラー映像で戦争の生々しいシーンもあり、この時代に生きた
人々を物語っていました。



涙ボロボロ状態になると思っていましたが、いろんな思いが入り交じり前半一度涙でましたが
その後は、涙も忘れて見入ってしまいました。この時代に生まれなくて良かった思いと
この時代を生き抜いた方々の思いを伝える大切さを強く感じました。

今は自分の好きな時間を過ごせ、好きなGiuliaでドライブ出来、零戦の模型等眺めて
楽しめる時代をありがたく感じる事が出来ました。