おおよそこの世の中の乗り物には速度というものがあり、だいたい上限が決まっている。車ならば、180キロ、のぞみで300キロくらいが関の山である。しかし、先週の土曜日に出張がてらに乗った乗り物の最高速度はなんと、430キロ。車で行くと40分くらいかかるところがなんと7分20秒。これはどういう感覚かというと、東横線全線7分位・・・・。いつも、「空港って何でわざわざ遠くに引っ越すんですかね? だいたい、飛行機乗ってる時間よりも空港行く時間の方が・・・」なんて言う会話を無理やり上司としたりする時間が、「あーーー、速いですね、あそこのお姉さん可愛いですねー」なんて言ってると、着いてしまう距離。NEXとかHEXとかにも見習って欲しい。
430キロで疾走する磁浮列車の隣の外環道路には100キロ出すのが精一杯のサンタナタクシーがやはり空港に向かっている。それに較べれば、お気楽極楽。とはいうものの、外国に行く時に、電車やバスやタクシーで空港に向かうのは好きではない。自家用車で成田に行くのは禁止だが、自分の車で眠い目をこすりながら、日曜の朝に東名ー首都高ー東関東道を突っ走るのが一番楽しい。外国に行く高揚感と車を走らせる楽しみが共に味わえる。何時間も狭い座席に押し込められる前だからなおさらだからかもしれないけれど。
磁浮列車(浮いているのに列車?)は、上海浦東の龍陽路から浦東空港まで毎土日に運転。普通車片道75元、貴賓車150元。貴賓車の客室乗務員のお姉さんは2倍増しで綺麗。ちなみに平日は人間の代わりに白い袋に入ったおもりを積んで走行実験をしているらしい。乗客の8割は日本人。土曜、日曜は人体実験かも?
何故か、上海で動くものは殆どドイツ製。サンタナ、地下鉄、磁浮列車等々。
Posted at 2003/11/29 13:00:40 | |
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