
昨日ガソリンを給油しました。
PHVに乗って3年7か月(走行距離42.2千㌔)ですが、給油は4回目になります。
そして今回が最長間隔で、一年と約半年ぶりです。
どうしても気になるのが、
”ガソリンってそんなに長い間使わなくても大丈夫なの?”
という疑問です。
メーカ(トヨタ)は半年以内に給油することと推奨しています。
一般的に言われるガソリンが腐る(劣化)するってどういうことか?
調べてみました。
ガソリンが腐る原因は、長期保管や不純物の混入による品質の低下です。燃料油キャップがきちんと閉まっていないといったちょっとしたことでも、劣化が早まることがあります。
ガソリンの劣化は、ガソリンに含まれる「アルケン」という物質が空気中の酸素に触れて酸化しギ酸や酢酸に変化してしまうことや、揮発成分が抜けてしまうこと等が挙げられます。
劣化したガソリンは独特の匂いを放ちます。酸化してギ酸や酢酸に変化し、鼻をつく刺激臭に変わります。
また、ガソリンタンクに入っているガソリンが腐ると、ガソリンタンクやエンジンの腐食につながります。酸は金属を溶かす性質があるためです。
他にも、揮発成分が抜けると粘り気のあるヘドロのような物質が発生します。その状態でエンジンをかけると、ヘドロのような物質が管の汚れや詰まりを引き起こし、エンジンがかからないといった大きな問題が起こる可能性もあります。
ガソリンには明確な使用期限はありませんが(防災グッズのガソリンの缶詰などには記載がありますが)、劣化するまでの期間は保管方法によって異なります。
気温の変化が少ない冷暗所では半年程度といわれており、常に空気に触れているような状態では3か月程度で劣化してしまうことがあります。
空気に触れることが少ない状態や車の燃料タンクのガソリンは、半年程度使用できるといわれていますが、季節による温度変化の影響を受けるため、実際はもう少し早く使い切ったほうがいいでしょう。
長期間乗らない車やバイクには劣化防止剤を入れるのもよいでしょう。
劣化防止剤のメーカーや種類にもよりますが、ガソリンに劣化防止剤を添加することで、エンジンを掛けなくても1年~2年程度は劣化しにくい状態になります。
しかし、ガソリンの劣化防止剤は、腐ったガソリンを元に戻す効果はありません。
劣化防止剤を使うときは、車を長期間使わなくなる「前」に使うようにしましょう。
ということで、私が実践しているのが、給油毎に”ガソリン添加剤”を一緒に注入する方法です。
これなら2年は大丈夫!
って保証はありません。
自宅の農機具は5年放置くらいではガソリンに粘性や異臭が出たことはありませんので、相当劣悪な環境を想定していると思います。
特に自動車メーカのガソリンタンクは内圧を抜いたり、低すぎない様に調整するバルブがついているので比較的いい条件と思われます。
あくまでも私個人の意見ですが、ガソリン添加剤を給油と一緒に入れて、上記にあるようにたまにはドライブに出かけて”1年以内”で給油するのが安全ですね^^;
Posted at 2021/06/28 16:13:58 | |
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