Carplay 有効化② Carplay Activation編

前回の作業でWi-Fiアンテナを接続しているので、今回はCarplay のアクティベーション作業を開始します。

まずは、E-sysケーブルを用いてPCと車両（OBD2）を接続します。

①PCよりFemtoEVOをダウンロードし起動します。
ソフトのダウンロード先：https://portal.femtoevo.com/
　ちなみにこのソフトをダウンロードした後にWindowsDefenderよりウィルス検知の警告が出ました。
　ホームページより問い合わせしたのですが「弊社は車のメーカーに嫌われているんです。」という回答が来ました。（ちょっと面白いｗ）
　私は自己責任でウィルスの警告を無視して利用しました。

②「ZGW Detect」を選択してIPアドレスを取得します。
　※PCはIP設定をDHCPにしておきます。

③「Identify」を選択して車両情報（拡張子bin）をダウンロードします。
　

　ここで、一旦車両とPC接続は終了です。

④ここからはサイト（https://portal.femtoevo.com/）にアクセスしユーザ登録を行います。
　登録時に電話番号に認証コードが送られてくるはずなのですが送信されず（おそらくキャリアで拒否されていた？）再度ホームページより問い合わせすると「ユーザ名とメールアドレスを教えて」と連絡が来たので情報を伝えると認証コードを教えてくれましたｗ

⑤画面はユーザ登録しポータル上で自身のVINを入力した画面です。
　ちなみに自身の購入時の車両情報を確認できます。

⑥自身の車両情報の中の「Activation」を選択します。
　そのあとにユニットの種類を聞かれるので選択します。
　ちなみに私の車両はID6だったのでNTB EVO ID5/ID6を選択しました。

⑦先ほどソフトより取得した車両情報（拡張子bin）をアップロードします。

⑧アップロードすると購入するソフトを選択します。
　私は「Full SFC set,Carplay」を購入しました。
　VIM(Video in Motion)付もあったのですがコーディングソフト「Bimmercode」を持っているので選択しませんでした。

⑨REGION MAPより「Road Map JAPN EVO」を選択します。
　初期選択は海外が選択されているので必ず選択してください。

⑩OPTIONAL CHOICEより「caplay full screen」を選択。
　OnlineRTTI（クラウドベースのナビゲーションシステム）はついていないと思うので選択しませんでした。

⑪RHD MODEより「Right hand drive」を選択。

⑫購入後に画像のポップアップが表示され、下部の３つのデータを選択するとダウンロードできます。
　拡張子（evo）：この後にアクティベーションするデータ
　拡張子（fsc）：最後に「Store FSC」をするデータ　※このデータがないとマップを表示できなくなるので注意
　拡張子do_not_use：使いませんでした。

⑬車両とPCを接続し、再度PCよりFemtoEVOを起動します。

⑭②を実施し、「Activation」を選択し、ダウンロードした拡張子（evo）を選択します。

⑮すると購入した情報が表示され問題なければ「はい」を選択します。
　するとアクティベーションが開始されます。

⑯Part1～3まで実行されます。
　その間ユニットの再起動し青画面になったり、「NO SIGNAL」と表示されたりするのでドキドキしますが待ちます。
　完了すると「Task Completed, please check log window」と表示され「OK」を選択します。

⑰ユニットが起動した数分後にナビが「起動中です」で止まってしまうので「Store FSC」を選択し、ダウンロードした拡張子（fsc）を選択します。

⑱そのあとに「Clear Errors」を選択し「ECU Reset」を選択します。
　するとユニットが再起動しナビも起動されます。

⑲作業は以上でナビのメディア選択で「Carplay」が表示されます。

この続きはまた来週にアップロードします。