私は会社で仕事が暇な時は、ほぼヤフーオークションと言う夢の国で、泳いでいます。
そしていつものように暇な時間がやって参りました
さてさて、水着に着替えて泳ぎにいきますか。
汚い作業着に別れを告げ
いつもと変わらない、何の変哲もない会社用のデスクトップに顔を向ける
グーグルクロームのアイコンを、優しくダブルクリック。
ページが開かれると同時に、人差し指に全身の力を込める
目を瞑り、大量の空気を吸い込み深い深呼吸
これは、0.8秒以内に行われる儀式
ブックマークされたヤフーオークションのロゴを、破壊するかのように力強いクリック
破壊寸前のマウスのボタンには、私の指紋がくっきりと刻み込まれる
マウス周辺のホコリは、その衝撃波により・・・8ヤードまで吹き飛ぶ
その瞬間、シンナー臭い職場は一瞬で巨大な夢の国へと変貌する
遠くから聞こえてくる、シャカシャカと爽快なリズム
徐々にその音は近くなっていく。
黄色いネズミが天から地へ舞い降りてくる幻想
ディズニーランドを超えた異次元の世界、空間、新次元
ヤフーオークションを、しなやかに背泳ぎからクロール
突然、ゴールデンワールドへの入場券が目に入ったのだ
フォグランプをハロゲンの2400ケルビンと迷った末
明るさに引かれHIDした
ある程度の渋さは出ていたのでヨシとしていたが
少なからず不満はあった
運命の日はやがて訪れる
新青梅街道で対向を走っていた黒塗りのセダン
遠くからでも分かる、他の車には無いオーラを放っていた
「ゥワッ」
思わず声を漏らしてしまう
30セルシオ前期だった
僅かに青みがかったヘッドライト
フルスモークで運転手の顔が見えず
自光式4桁、暗くて数字の確認が出来ない
リム被りのローダウン、泥除けが着地しているかのように見えた
"BBS SUPER RS"
高速回転していても、はっきりと分かるその圧倒的存在感
渋さを追い求める者が行き着く未来
その30セルシオから放たれたフォグの光が私を暖かく包み込み
次第に眼球が金色に染まっていく
そしてすぐに渋さが足りない事に気づく
その瞬間、嗚咽が止まらなくなり呼吸困難に陥る
ハンドルを握っていた手が顔面を強打、散らかり、スピンしました。
周りに車が居なくて本当に良かったです(21歳男性)
後ろ方で「キィィィ」言うタイヤが滑るような音がして
一瞬何が起こってるのか分からんかったわ(野次馬32歳男性)
ついに日常生活にも支障が出始め
さすがにまずいと思っていた矢先
この入場券が手に入ったのだった
「汎用タイプ イエロー管」
このカバーをHIDに被せるだけで更に濃い黄色を再現できると言うゴールデンアイテム
なぜゴールデンなのかと言いますと、ご覧頂きたい
"新世代の幕開け"
お分かり頂けただろうか
地面が、黄金に。
レモンイエローからゴールデンイエローに変わった瞬間である
興奮が収まりません
アドレナリン8008リッター垂れ流し状態です
私の体内のアドレナリンは消滅しました。
リアビューからこの黄金の光が漏れているのを見た途端、私は目を疑いました
いきなり膝がガクガク震え始め
ボーリングマシンのごとく地面を掘り進めて地中深くまでメリ込んでしまい
危うくマントルまで行く所でした(汗)
HIDでこの色は冷や汗が出まくって体中の水分が蒸発して粉になります
「ゥァッ」
渋すぎて直視出来ません
8000kのヘッドライトがやっと息しました
そしてオレンジを塗りたくったウインカーバルブ&ウインカーポジション・・・
これがゴールデンワールドか・・・
「ここに入場してしまった者は、二度と抜け出す事が出来ない」
これは抜け出す事が出来ません
3000kイエローHIDの時代は終了しました
「入場した者は皆、ゴールデンタイムを送る事となる」
安らぎの心、譲り合い精神、ドライバーの鑑。
これがゴールデンタイムか・・・
頭にヒートシンクがたくさん付いているような落ち着いた時間を送れます
見た感じ2400kと言ったところでしょうか
極みを目指している方はオススメです。
取り付けには加工が必要な場合があるみたいで
バルブ挿入口をヤスリで削って拡張して取り付けました、でないと入りません
今回取り付けたバルブはH3です
あとカバーを被せたことにより、若干光度が落ちました
その代わり、素晴らしい渋みが手に入りました。
Posted at 2015/07/21 22:06:56 | |
トラックバック(0) | 日記