伊号４０３のブログ一覧

昨日、読み終えた一冊。








「天翔ける！」
葉室 麟著


徳川12代将軍徳川家慶の従弟、福井藩16代藩主松平春嶽の物語。

明治維新後も政権安定に尽力した、徳川親藩の藩主でありながら英才の持ち主の春嶽。
大政奉還に尽力し、最善ではない形ながら最小限での内戦で維新を乗り切り、海外の傀儡を切り抜ける。

愚直と謙虚な心を持った、政治家。
今の日本に、蘇って欲しいものです。

昨日、読み終えた一冊。






「決戦！」
岡本 さとる著


江戸時代の名門道場の一つ、小野派一刀流剣客・中西忠太の物語。

当時、斬新であった防具・竹刀での稽古を逸早く取り入れ、素行悪し6人の弟子を本流筋の道場生と立ち合せ、勝つ実話。



私は、無外流を15年稽古しました。

今思えば15年飽きもせず、ほぼ同じ稽古を毎回していましたが、
「もっと上手に稽古出来るはず！」
と、昔は一つの事に打ち込める純粋な心がありました😅

昨日、読み終えた一冊。








「五郎治殿御始末！」
浅田次郎 著


激動の幕末期、名も無き武士の生き様を書いた短編集。

私てきには、ちょっとノスタルジックな心境の時に、再読したい一冊かな(^^)。

先日読み終えた、一冊。






「奥州戦国に相馬奔る」
近衛龍春 著


戦国時代の東北の名家当主、相馬義胤。

伊達政宗の侵略を拒み続け。
関ヶ原の戦いで徳川家に反目しながらも、御家存続を成し得た戦国時代の名将。

戦いとは別に大震災に2度もあいながら、復興させた名君でもある人物の400ページ超えの大作。


実は、
読み始めの40ページ辺りで、一旦リタイヤ😓
(作者の注釈が多めの為)

で、
時間を置いて最初から読み直し😅。

以前もそうなのですが、
私的に、一旦リタイアした本の中盤は内容が凝縮され、読み応えのある本が多いかな。

昨日、読み終えた一冊です。









「火影に咲く！」
木内昇 著


沖田総士や中村半次郎、幕末の京を駆け抜けた侍達の
短編集。

彼らも誰かを愛し愛され、そして喜び、悲しみがあり。
激動の中にある、かけがいのない時間について。

幕末の斬り合いと違う観念で、書かれていました。
再読の本棚へ、直行です(^^)。