伊号４０３のブログ一覧

昨日、読み終えた一冊を(^^)。









「竜尾の剣！」
池波 正太郎作

新撰組隊長の長倉新八の闇の部分を書いた表題作から始まり、剣を極めた武士のみでなく、剣客町民の生き様を書いた短編作集。

池波正太郎の軽快で、登場人物の人柄が現れる表現が読み易さを感じさせます。

昨日、読み終えた一冊を。







「最低な軍師！」
箕輪 諒作


軍神と言われた、上杉謙信軍1万5千の大軍の侵攻をわずか2千の兵で、食い止めた臼井城の戦いの話。

軍師を引き受けた白井浄三は、想像を絶する奇策を次々と画策し、上杉軍を食い止める。
自身の生い立ちを明らかにしない浄三は、実は足利義輝の側近であり、将軍家の復活の使命を受けていた。

また一つ、知らない歴史を勉強出来た、一冊でした(^^)。

昨週に、読み終えた一冊を紹介。











「神剣 人斬り彦斎！」
葉室 麟作


幕末の四大人斬りの一人と言われた、河上彦斎の本。

熊本藩下級武士の家に生まれた彦斎は、伯耆流居合術の腕を見込まれ、藩主の命により幕府派の重鎮達を血祭りに上げる。

激動の幕末の中で、何を変えるのか悩みながら、命をかけたのか。
映画、るろうに剣心のモデルとも、言われています。

先週、読み終えた一冊を。












剣術修行の廻国旅日記！
永井 義男作


若くして鉄人流剣術の免許皆伝を授けられた、佐賀藩士牟田文之助の諸国修行の旅の日記を基にした一冊。

当時の武者修行の実態が、詳しく分かりました。


人によっては、会津戦争、明治に起きた「佐賀の乱」を戦った、最後の侍と言われた1人として、認識されているかと思います。

昨日、読み終えた一冊を(^^)。
(この本も、再読)










「酔象の流儀！」
赤神 諒作

朝倉家3代に尽くした、忠臣朝倉宗滴の後継者の山崎吉家の物語。

押し寄せる織田信長をことごとく退き追い込むも、朝倉家城主の義景の愚考に、織田信長を撃ちあぐねる。

最後まで「仁の将」を全うし、刀根坂の戦いで、力尽きる。
朝倉家との戦いで、織田信長は時間を費やし過ぎて、天下を取るタイミングを逃したと言われます。

「仁」を全うしながら、
この登場人物も、悲劇の戦国武将でした😢


山崎吉家の甥は一乗谷の戦いの後で、明智光秀に保護されました。