タイロッドエンド交換

前輪の舵切りをする部品”タイロッドエンド”のゴムブーツが破けてグリスが漏れ出していたのを見つけたので交換しました。
グリスが切れるとハンドルが重くなったり、最悪ジョイントが外れハンドルが切れなくなります。
セドリックはブーツだけを交換できるグレードもありますが、ブロアムVIPはASSY交換でした。

ダートラやドリフトで、走行中ジョイントが外れてハンドルが切れなくなりクラッシュした人を見たことがあります。一般的な定期交換部品ではありませんが、１０万kmくらい走ったら交換するくらいの考えでいいと思います。

重要保安部品の１つなので、作業に自信のない方はディーラーや整備工場に依頼して下さい。

タイロッドエンド脱着工具のプーラー/レンチです。

プーラーの代わりにナックル側をハンマーでガンガン叩いても外れますが、うるさいし部品へのダメージも無視できないので、プーラーの使用をお勧めします。
レンチは大きいモンキーなどでも代用できますが、出来れば当たり面が大きくナットをナメることが少ないタイロッドレンチの使用をお勧めします。

まずブーツ破けに気付いた左側です。

この時は右側はまだ大丈夫と思っていました。

しかし半年/5000km後に、右のタイロッドエンドのブーツにもひび割れを発見したので、破ける前に交換しました。

締め込み数を間違えるとトーインが狂ってしまいますので、もし狂ってしまったら指定工場などでサイドスリップを調整してもらいましょう。