もてぎホンダ博物館
投稿日 : 2011年10月17日
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ライフのエンジンです。Vベルトが途中で90度ねじって据え付けられています。クランクシャフトの回転力で強制冷却ファンを回しているようです。
今の多くの車はVリブドベルト([vvvv]みたいなベルト)が使用されていますが、もしかしてこういう使い方も出来ませんかねw
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シビックCVCCについているミッションです。
なんでクラッチレバーにこんなデカイダンパーが付いているのでしょうか?
クラッチワイヤーで引っ張るだけなら反力はクラッチカバーのダイヤフラムスプリングで十分だと思いますが、受付のお姉さんに質問するわけにもいかないので(爆)結局ダンパーの理由はよく分かりませんでした。
ジャダー防止かな?
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引き続きシビックです。CVCCエンジン。
約35年前に世界一厳しい北米の排ガス規制を世界一番乗りでパスした伝説のエンジンです。
主燃焼室の希薄ガスの着火のため副燃焼室機構を持つと言う今考えるとかなり無駄で強引なやり方ですが、触媒も無くキャブレターの時代、与えられた条件で規制をパスしたという、世界に誇れる発明です。
また意外だったのはタイミングベルトを採用している点です。OHVやカムチェーンが主流の時代に、他社に先駆けての採用ではないでしょうか。
このエンジン開発の過程で本田宗一郎は思う事があり、社長引退を決意したそうです。
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ちょっと時代は戻りますが、ホンダ1300
インプルイズベスト主義の本田宗一郎が意地でも空冷にこだわったエンジンだそうです。
まるでサンゴ礁のようにエンジンの廻りは冷却フィンだらけですw
しかしこの時代の車のキャンバー角は凄いです。
そして脱穀機のようなプーリー。。。おっと??
カムシャフトでオルタネータ回してるのか??
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40年位前のレーシングカーです。既にDOHC4バルブですね。
現代でも排ガスの関係で燃焼を安定させるために4バルブにセンタープラグの燃焼室を持つエンジンが多いですが、この時代からそのスタイルを採用しているとは驚きます。
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上はNRというバイクの楕円ピストンです。燃焼効率的にはあまり良くなかったそうですが(真円(球体)がベスト)、レギュレーションの関係でこうせざるを得なかったようです。単車も市販されましたが1台400万円位したように思いますw
下はシビックとS800?でしょうか。S800のリア脚は独立懸架ですが、当時ドライブシャフトが開発されていなかったので、なんと後輪への駆動力の伝達は、ドライブシャフトではなくチェーン駆動だったそうです。
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昔の小排気量のバイクレーサーのようですが、これもミッキーマウスのシリンダヘッド形状から、DOHCということが分かります。
VTEC革命が起こるまでずっとこのスタイルだったんですから、基本的な設計思想がしっかりしている証拠です。
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昔「ふたり鷹」というマンガで見たELFホンダの耐久レーサーです。
フロントホイールは片持ちですが、板から叩き出した洗面器みたいなアルミホイールでした。
当時デュアルヘッドライトのバイクはあまり無かったように思いますが、その後ホンダではCBX750あたりに採用されましたね。
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