
皆さま、おはようございます。たいらです。
前回あれやこれや、今回のクルマ選びに関する事を綴りましたが、ホンと今回のコロナ禍は、クルマを選ぶ上でやっかいごとだらけです。
「あわよくばモデルチェンジを控えたクルマを狙って、在庫車をお得に・・・」
なんて、考えていたら、折りからの半導体不足、東南アジア諸国のロックダウンにより工場稼働せず→部品供給滞る→国内工場のラインを動かせない
などもあり、9月中に現行車両の注文を打ち切るクルマも多数出てきました。
現行車両も、納期未定のものがほとんどです。
幸いうちのアクアとN-BOXは今年車検を受けたばかりなので、何だかんだ納期は気になりません。
ただアクアの夏タイヤとスタッドレスタイヤは現在2セット目ですが、来シーズンはもうダメかな~と言う事で、来春か初夏までには、次期愛車が手に入ればと言う所です。
今回は、奥さまの「雨の日でも、クルマの外に出ずに子供の乗り降りが出来たらいいな」
が、クルマ選びの発端ですから、必然的にセンターウォークスルーの出来るミニバンとなります。
ミニバンも、マックやケンタッキーのドリンクのごとく、Lサイズ、Mサイズ、Sサイズとある訳ですが、集合住宅、青空駐車場の我が家の暮らしでは、駐車場の関係で、アルファードを筆頭とするLクラスのミニバンは無理です。もちろん予算的なこともありますが(汗)
と言う事で、Mクラスと、Sクラス(コンパクトクラス)ミニバンをピックアップしてみました。
トヨタ ノア、ヴォクシー、エスクァイア、シエンタ
日産 セレナ
ホンダ ステップワゴン、フリード
まぁ、どれも子育てファミリーが選ぶ鉄板車ですね。
これらの車両って、デビューから5、6~7年経過、記憶ではセレナとフリードが一番後発だと思いますが(エスクァイアはノア・ヴォクと一緒にくくっています)、それでも5年が経過。
またトヨタのノア・ヴォク三兄弟以外は、前の型のプラットフォームのキャリーオーバーとなっています。
またセレナは、現行型が5代目のC27型ですが、先々代の3代目C25型からのキャリーオーバー
ステップワゴンは、現行型が5代目のRP型ですが、こちらも先々代の3代目RG型からのキャリーオーバーと、なっておりどちらとも時期型が出るときには、大幅に刷新されるであろうと想像されます。
ホンダのフリードも先代(初代)からのキャリーオーバーになります。
これだけデビューから時間が経過すると、次期愛車購入の際に重視したい ADAS(先進運転支援システム → 追従クルコン、レーントレース、レーンキープ、プリクラッシュブレーキ、歩行者、自転車検知ブレーキ)について、セレナ以外は、最新スペックから数ランク劣ってしまいます。(ステップワゴンの様に、ハイブリットとガソリン車でスペックが違うと言う例もありますが・・・)
セレナと言うかニッサンの方針ってすごいと思うのですが、マイナーチェンジの時に、ガンガンこの手の装備のアップグレードを図って来てますよね。
プロパイロットと呼ばれる、ニッサンのADASですが、この手のカテゴリーの中では、一番充実していると思いますが、C27セレナ登場時点で一番充実していたのですが、マイナーチェンジで、さらに後側方の車両を検知するBSWを搭載、車線変更時のヒヤリハットを防いでくれます。
SUVでは、各種センシング機能をどんよくに搭載してくるのに、一番コストコンシャス(多分世の奥さま型の目が厳しいので、装備を削ってでも車両価格を下げざるを得ない)なこのカテゴリーにおいて、ニッサンの安全装備への追及には、非常に好感が持てます。(その分見積取ると、高い~ってなりますが・・・)
それから見ると、この手のミニバンカテゴリーでは、トヨタが一番及び腰かなぁと。
アルファード、ヴェルファイアでは、マイナーチェンジ時に、トヨタのADAS、トヨタセーフティーセンスの内容を引き上げて来ましたが(LTA(レーントレースアシスト)の追加)
ノア・ヴォク三兄弟やシエンタは、自動ブレーキ関連と白線はみ出し検知は備わるものの、追従式のクルーズコントロールやレーントレース、レーンキープ等は未装備となっています。
ホンダは、私の中で微妙な存在でして、ホンダのADAS HONNDA SENNSIG は、非常に垂直展開が早く、あっという間にホンダ車全体で選べるように。
しかも殆どがメーカーオプションでなく、ほぼ標準装備と言う所が好感もてます。
しかし、最近のホンダって、出したら出しっぱなしと言うか、ADASも含め、デザイン、機能性についても、マイナーチェンジで機能アップしました!魅力的に
なりました!って要素があまりない・・・
何だか新型車を出すのにエネルギーを集中して、現行車は放置されているというか・・・
例外はN-BOXでしょうか?、このままで行くとマイナーチェンジで電動パーキングブレーキが追加されるんだか、されないんだとか・・・
ステップワゴン、フリードのADASについても、結構一通りの機能がついているのですが、一世代前だなと思うのは、追従式クルーズコントロールが30km/h以上でないと作動してくれないこと。
まぁ発進する方はいいんですけど、問題は減速していて行く時、30km/h以下になると、警告のビープ音と共に、機能が解除されるから、後は自分でブレーキを踏んでくださいと言うのが、ちょっと面倒。(これはフリードも同様ですね)
まぁステップワゴンは、+50万円の追金が許せて、ハイブリットの I-MMD(今はe-HEVでしたっけ)の車両を選べれば、電動パーキングブレーキもついて、全車速追従式に式になりますから、停車まで作動してくれますが、何か「高価なハイブリッド車にだけ用意しました!」ってのは、なんだかなぁ・・・
いくら新しいクルマとは言え、FIT4やN-WGNでは、全車標準装備ですから・・・
自分もどんどん年齢を重ねてきましたし、家族を守りながら、楽にドライブを楽しむためにも、優秀なADASや後方、側方をカバーしてくれるセンシング系のセンサー類は、選べるなら装着したいと思うのです。
優秀なADASが欲しいなら、メルセデスベンツでも買ったら?
いえいえ、そんなお金はございません(涙)
実は、Mクラスミニバンについて、前回の時期FX選定2018年編の頃からカタログは読んでいましたが、「今の我が家には長すぎる」と言う奥さまの一言で、試乗はしたものの、候補とはしていませんでした。
3年の月日がたった今、改めてカタログを見回してみると
「外装を除けばセレナ以外、ほとんど進化がない・・・・(汗)」
黙っていても売れるカテゴリだから電装系のアップグレードは必要ないと言うことなのでしょうか?
それともコストコンシャスな奥さま方に向けて、コストアップになりそうな装備は必要ないと言うことなのでしょうか?
(確かに、奥さまはADAS等センシング系の装備には特に興味がない様子)
前回候補車としたSUVと言うカテゴリーは結構各社のハイテクの結集と言うか、ちょうど新型車ラッシュの時期になっていますので、中々装備充実だったのですが、Mクラス、Sクラスミニバンは、現状、そういった装備にあまり期待してはいけないようです。
さて、タイトル画像ですが、私のMクラス等のミニバンについての最初の印象は、「冷蔵庫」です。
「デザインは各メーカーそれほど違いは無いので、選ぶ要素は使い勝手と価格・・・」と言うのが、昔冷蔵庫を買う時と似ているからです。
そして大容量ですしね(笑)
色々考えて、考えて・・・
秋の夜長に、まだまだ楽しい悩みは続きます。