DIY 全塗装 その3 研きとコンパウンド
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
楽しい時間はしばらくお預けです・・
素人塗装に因って、画像の様にゆず肌で半艶になってしまったので、、、ココからは研きです。
通常プロが仕上げた場合、ゆず肌も鮫肌も基本的には発生しない為ココからの作業は例外を除いて必要有りません。
例外って何?って、ショーカーや、デモンストレーション用、一部の高級車ですと、この研き作業を行う場合が多い様です。
私のデルソルもショーの為に研き仕上げによって、新車以上の光沢を得る事が出来ました。オートサロンに並んでいる様なビカビカテラテラなボディですね。
ボディ塗装
凹凸が無いため、鏡の様な触り心地になります。
つまり、研きの行程に因って、プロ以上の仕上げにしましょうvって事ですね。
2
作業自体は難しい事は有りません。
まず、800番でボディを水で研きます。
すると研いた部分は白く。ゆず肌で凹んでる部分が塗装色で残ると思います。
まずはボディ全体でコレを無くして全体を白っぽくしていきます。
中性洗剤を2〜3滴混ぜた霧吹き等を使うと、研き易いです。
サンドキューブ等の当て板は必ず装着して研いて下さい。塗装が波打つ原因になります。
ゆず肌が酷く無い場合には1000番から初めても大丈夫です。
話は逸れますが、新車でも高級車を除いて塗膜のゆずは発生していますので、全塗装をしていなくても研けば凄い光沢を得る事が出来ますw
3
ボディ全体が白くくすんだら、紙ヤスリの番手を上げます。
800(1000)番から、1500番に上げます。
正直、1500番からはかなり楽になります。
この1500番で800番傷目を消して行きます。
不完全ですと、完成後に線傷として残ってしまいますので根気よく研いて下さい。
濡らしながら、傷の具合を見つつ作業を進めて行きます。
なお、画像は1500番手です。
この後、2000番で研きますが・・・これはもう研いてるか分からないです。肌触りが変わったら、きっと研げたのでしょうw
4
写真が無い・・・
さて、ココからはコンパウンドです。
市販のコンパウンドで手で研く方法も有りますが、紙ヤスリ以上の時間を要してしまいますので私はレンタルガレージで道具を借りて磨きました。それでも1日作業です。
コンパウンド込み13,000円の出費でしたが、仕上げには替えられません。
が、同じ事は誰にでも出来ます。
用意するもの
・回転可変式ポリッシャー
4万円程度から売られています。
・3M製コンパウンド3種
ヤフオク等でセット売りされている物で十分です。
ポリッシャーは、ワックスでも使えそうなので、私も買いそろえたいアイテムの一つです。
さて、まず荒めのコンパウンドを使いヤスリ傷を消して行きますが、エッジが強い部分、ドアやフェンダー、トランクの境目の淵にはマスキングテープを貼っておくと、削りすぎずに良いです。
マスキングした部分は荒めでは磨かずに、中目から研き始めても問題ないかと思います。
また、全体に言える事ですが、ポイントはコンパウンドを多すぎず付けすぎずがコツです。伸ばして磨く感じですね。コンパウンドに関しては、説明書通りで恐らく問題有りません。
手で研いていこうとすると、おそらく3日〜1週間程度必要な気がしますw
5
最後になりましたが、塗装での厚塗りのポイントです。
素人作業の中で、ボディ下地を均一にならすのは大変な作業で、時間的にもある程度で妥協の作業になるのは仕方が無いと思います。
でも、仕上げの段階でこれは誤摩化せてしまいますので問題ないとも言えます。
一番上の画像は通常通り塗った場合です。塗装後800番で研いていきますが、滑らかな面に仕様とすると、クリアを落としきってしまいます。
その為、3段目の様に厚く塗っておきます。
これでクリアを保持したまま指で触った時の感触はツル艶になります。
クリア層の厚みが異なると可笑しいんじゃないの?と思われがちですが、プロの板金屋さんでも、ベースカラーは結構凹凸が有る様です。
実際、エッジが強い部分や、ドア淵は厚く塗られているのを多く見てきました。
ベースカラー迄厚く塗っているのは保険的意味合いです。それでもクリアを全て削ってしまった場合、ベースが薄いと直ぐに下地が出てしまいます。
再度ベースカラーを塗らなくてはならないのですが、削った部分以外はクリアまで塗られているので、ぼかす処理が凄く大変な事になります(実際濁った感じになります)
ベースカラーを厚くしておけば、クリアを再度吹くだけで処理出来ますので、この様にしています。
6
そのエッジ部分ですが、まぁ、削り易いです。
800番で研いてると、下地迄出る事も有ります(実際やりましたw
ホイルハウスや、ドア淵、バンパーの角、フェンダーのボンネットとの淵。
S2000で言うと、クォーターパネル上部や、フェンダー上部も注意したい部分ですね。
7
まぁ、このように保険代わりに厚く塗っておけば、再塗装
防ぐ事は出来ます。
8
ベースカラーでダマ、垂れになってしまった場合は、クリアを特に多く吹く事で研きの段階で綺麗に処理出来ます。
ダマが出来ている事は、クリアの上からは分からなくなります。
ただダマ、垂れが大き過ぎると、クリアの厚塗りが大げさになり過ぎ、クリアの中に気泡が発生する場合が有りますので、大きいかなと思ったら、削って塗り直す事をお薦めします。
同じ事ですが、クリアで垂れが発生しても、あまり神経質になる事は有りません。クリアは削る物と考えてもらって大丈夫です。
コレさえ覚えておけば、失敗は減る(だろう)ポイント
・指示されたシンナー希釈量は目安なので気温と塗り易さで自分で判断する。
・塗装前のパラ巻き必須w ベースカラーは塗装後もパラ巻き
・クリア1回目はベースカラーを20%混ぜると深みが出る
・マスキングは新聞紙を使う。(ちゃんと角は折るv
・塗る時はゆっくり左右に振る。い〜ち〜に〜い〜程度で大丈夫。塗って直ぐ乾いてる様ではダメー
・バンパー角や、モール部分は先に何度か塗っておく
・とにかく薄く塗って、何度も吹き直して塗膜は厚くする。
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