ばたばたと、仕事の納期に追われ、10月の後半の「小布施」に行った時の記事が今頃になってしまいました。
備忘録を兼ねていますので、長文です。あまり車の事は出て来ません。。(^^ゞ
ほとんど食べ歩記です。
当日は子供たちを学校に送り出してからの出発だったので、家を出たのが9:30過ぎ。
小布施には13時過ぎには着けるかなと思っていたのですが、関越に入りいきなりの渋滞。
三芳付近で40分、さらに高坂付近の事故渋滞で1時間以上、合計で2時間近くロスしてしまいました。
まったく、日本の高速道路はその機能を果たしていません。
特に最近の、東北道と関越道の酷さと言ったら。。。。
藤岡JCTまでは結構つながっていましたが、上信越道に入ると結構走りやすい交通量に。
軽井沢ICまでは、そこそこ走っていましたが八風山トンネルを過ぎるとクルマの量もまばらになり、小諸を過ぎるあたりから、ほとんど貸し切り状態!!
ついついスピードを出してしまいそうなので、オートクルーズを90Km/hにセットして楽々ドライブ。
しかしながら、関越でのロスは取り戻す事が出来ず、途中トイレ休憩はしましたが、
小布施に着いたのは14:30過ぎ。。。(涙)
自宅より259Km、4時間47分も掛かってしまいました。
9割以上高速であったにもかかわらず、平均時速54Km/h、平均燃費13.3Km/Lでした。
今回は、小布施で食べてみたいお店があったので、遅くなってもドライブインではお昼を我慢して、やっと到着。
小布施ミュージアム近くの「鈴花」です。
あいにくとランチの時間を大幅に過ぎてしまったため、懐石は食べる事が出来ませんでした。
私が「
信州牛サーロインステーキ膳」、家内は「おまかせ海鮮膳」をお願いしました。
料理、味、お店の雰囲気、接客と非常に満足のいくお店でした。
地元にもこう云うお店あるといいのにな・・・・
仲居さんとの話の中で、「鈴花さんの料理を食べたくて来たけど、渋滞に巻き込まれ・・・」なんて雑談していたら、最後にわざわざ店主が挨拶に来て下さり、こちらが恐縮。
セットメニューのコーヒーゼリーのデザートはいただいたのに、小布施名物の栗を使った自家製のアイスクリームを食べていって下さいと、サービスして下さいました。
これがまた栗の風味抜群でとっても美味。
次回は子供たちもつれて、絶対に懐石を食べに来るぞと、思いました。
また、紅葉には早いようでしたが、町中では柘榴が実を撓わに付け、秋の気配はもうそこまで来ています。
町内ではちょうどお祭りをしており、 賑わっていました。
ちょっと面白いブースを発見。
今ではめったに見かける事の少なくなった発動機ばかりを集めて動かしていました。
別に販売をしている訳でもなく、今の人たちに、こんな発動機があったのを動態保存で見せています。
昔の機械がコトコトと動いているのは見ていてもとても楽しいものです。
で、お祭りでの収穫は・・・
名物の小布施栗、獲れたての巨峰と黄玉。いずれも格安で予定外に買い込んでしまいました。
巨峰もちゃんと種有りで、昔ながらの巨峰の味!
最近流行の種無しは味的にも好みではありません。
種無しはデラウェアだけで十分です。
予定外に沢山買い物をしてしまったために、一度、車に戻り荷物を積んで、再び小布施の散策に戻ります。
まあ、見るところと言っても、そう沢山ある訳ではなく、、、、
まずは高井鴻山の住居。
信濃の国の豪農商であった鴻山は、 29歳頃、漢詩人の梁川星巌に入門。その後、江戸に移住し、昌平黌の佐藤一斎に朱子学を学んだり、佐藤一斎門下の佐久間象山や大塩平八郎らとも交流を持ち、攘夷論や公武合体論を説いた当時のいわゆる知識人。
そして35歳頃、葛飾北斎と知り合い、碧漪軒というアトリエを建てて、葛飾北斎を厚遇し、北斎に入門した。 このとき鴻山37歳、北斎83歳。
このあたりの話には諸説もあり、高橋克彦などの小説家によっていくつかの読み物も出ており、非常に興味深いところ。。。。
次は、葛飾北斎美術館。
ここには、北斎の肉筆画や版本、版画、北斎唯一の立体造形物「祭屋台」が展示されていて、なかなかなものです。
ちょっと疲れたので、北斎館前のちょっとお洒落なお店で、お茶しました。
いただいたものは、「栗のアイスのアフォガート」
栗のアイスクリームに、熱々のエスプレッソコーヒーをかけていただきます。
栗の甘みと、エスプレッソの苦みがほどよく混ざり合い、とっても美味でした。
ゆっくりしていたら、時刻も17:50
今夜の宿は、いつもの草津温泉なので、これから志賀高原を抜け、一気に草津入り。
途中、信州中野を抜け、志賀高原ルートへ。
丸池を過ぎた辺りから、気温が下がりはじめ、渋峠の辺りでは外気温3.5度。。。。。
ちょっと停まって外に出たら、さすがに寒い。
しかし、頭上では満天の星々が燦めいていました。
久しぶりに見た美しい星空。
一眼レフを持ってこなかったのが悔やまれました。(;´_`;)
草津に到着したのは19時ちょっと過ぎ。
もっとも、走っているクルマもほとんど無く、外灯も無い真っ暗な道をほとんどハイビーム状態で走行。
途中すれ違った車はほんの数台でした。
紅葉の状態も全く見る事の出来ない志賀高原ルートをひたすら走るだけだったので、思ったより意外と早く到着です。
本日の走行は、走っている時間だけで6時間17分。
走行距離317Km、平均燃費12.1Km/Lでした。
夕食は、行きの横川ドライブインで買っておいた、たかべんの「とりめし」。
これ、大好きなんです。
私的には「横川の峠の釜飯」より上だと思っています。(^_-)
翌朝、草津はちょっとだけ紅葉していますが、見頃は来週末ごろとの事。
今年は少し遅れているようです。
ゆっくりと、出発して、今回も軽井沢経由で帰ります。
今回は、久しぶりに六合村経由で長野原に下ります。
国道292号線を、のんびり走り、湯の平温泉から小雨へ
この風景はいつ見ても落ち着きます。。。
途中、赤岩地区を通ると、今までにはなかった案内図が出ています。
「重要伝統的建築物群保存地区「六合赤岩」集落の案内」ですって。。。。
できればあと5年位早く 保存に動き出してくれていれば、もう少し古い建物が残っていたのにと悔やまれます。。。
長野原より、ちょっと戻って国道146号線に入ります。
浅間山が綺麗に見えました。
またまた、久保農園に立ち寄り、野菜の買い出し。。。(^^ゞ
キャベツにジャガイモ、洋梨にリンゴと、たくさん買い込みました。
このルートでは、白樺が色づきはじめ、ちょっと良い感じです。
峰の茶屋、中軽井沢を通り、軽井沢の町営駐車場へ。。。。。
今日のお昼は、前回ちょっと目をつけておいた「虎杖」でビーフシチューです。
「虎杖」・・・読めますか?「とらつえ」ではありません。
これで、「いたどり」って読むそうです。
本店は京都らしいのですが、築地の場外に隠れるように何店舗かあります。
でも、軽井沢店は、入るのはじめてなので、どんな感じかな・・・
いや~、築地に負けず、お料理はとっても美味。
ビーフシチューもよく煮込まれていて、お肉がトロトロ。。
店員さんも若い人たちが手際よく、そしてとても丁寧な対応で気持ちよく接客してくれます。
ん~、この店も次回から利用しよう。。(^_^)b
1Fの信州そば「なずな」も虎杖の運営だそうです。ここは次回食してみます。
旧軽銀座も夏よりも人出は多く感じるほどに賑わっていました。
あまりにも混んでいたので、今回はパス。
軽井沢出発は15時ちょっとです。
ここから一気に上信越道軽井沢インターへ・・・
横川サービスエリア(上り)で、渋滞状況を確認すると、、、、、、
なんと、甘楽から先が事故渋滞で真っ赤っか。(x。x)
ここで下りるわけにも行かず、渋滞に突っ込みました。
甘楽の渋滞は藤岡近くまで続き、ず~とノロノロ状態。
関越道に入っても、またまた渋滞。
寄居から三芳付近まで断続的に渋滞しており、まともに走れません。
今回は渋滞にたたられるドライブでした。
高速で25Km/hですよ・・・・・・・(-.-#)
結局、自宅に着いたのが23時過ぎ。。。
草津から237Km、平均時速31Km/h、平均燃費14.0Km/Lでした。
全走行距離554Kmの1泊2日のドライブでした。
実燃費は、次回、給油の後に計算します。