スーチャー取り外し（実際編）

ピッタリと美しく収まったSCですが、困ったことにSCを外さないと、色々と整備ができません。
今回の目的は、SCの下の吸気系の掃除、そしてPCVバルブの交換です。
まず、SCの後ろのパイプとかコネクターを外します。
このコネクターは、VWやアウディに良くある樹脂のロックを押し上げることで外れるタイプです。
写真のようなピックツールで、中のロックを押し上げます。

ここのコネクターも同様
分からなくなりそうなので、マーキングや写真にとって記録しておきます。

こうやって外したり…

ここのパイプは両側をプライヤーで押しつぶして、ロックをゆるめて抜きます

ここは圧力センサーかな？
反対側にもコネクターがあります

水冷式インタークラーなので、ここの冷却水ホースを外します。
クランプを外そうとしましたが、固着して外れません。
素人の悲しさです…
そこで、ここの取付部分を外すことにしました。

幸いにも、３つのネジは、どうにか工具がアクセスできる場所にあります。
T25です。
私は、このやり方の方がやりやすかったです。
磁石のピックアップツールで、ネジが落ちないように気をつけます。
クーラント（冷却水）が漏れますが、そんなにたくさんでは無いです。気になる人は、あらかじめ少しクーラントを抜く方が良いかも…

ベルトを外します。
都合の良いことに、ちょうど、長い工具がありました。

プーリー（テンショナー）の中央のボルトに工具をかけて、車体左側に倒せば、ベルトが緩みます。
ベルトを、SCのプーリーから外します。
ここは、組み立て時に元に戻す場面で苦労しました。
その話は、後ほど…

SC後方のパイプ類を、少しどかして、これでつながっている部分は無いと思います。

あとは、固定ボルト６本。１３ｍｍ。

あとは、まっすぐ上に持ち上げるだけ。
重いです。
でも、力が無い私でも、どうにか持ち上げることができる重さ。
腰に気をつけて…
車体前方に動かし、抱きかかえるようにして、クルマの横に置きました。
写真は、SCを取り外した後のエンジンルームです。