
『LEDのお話』も気がつけば10回目、いよいよ大詰めとなってきました。
今回は電圧降下についてお話します。
電圧降下と言うとあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、要するに電流が抵抗を通った時に電圧が下がる(降下する)ことです。
前回のブログで12Vの電源に12Ωの抵抗をつないだ時に1Aの電流が流れることをお話しました。
ここで、電流が抵抗を通り過ぎた後の電圧は
0V(バッテリーのマイナス側の電圧)になります。(12V→0Vへの電圧降下)
では12Ωの抵抗を図のように8Ωと4Ωに分けてつないだら電圧はどのように下がるかというと、
12V→4V→0Vと段階的に下がっていくことになります。
つまり、抵抗の大きさに比例して電圧が下がっていくわけです。
そして各抵抗において降下する電圧の値は図に書いてあるようにオームの法則で求めることができます。
さて、LEDをキレイに光らすための電圧制御の方法を延々と説明してきたわけですが、ここまでお話するとLEDの手前につなぐ抵抗値を計算する方法がボンヤリと見えてきたかと思います。
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LEDのお話 | 日記
Posted at
2006/06/03 00:24:20