
LEDに流す電流は定格電流を超えてはいけないのですが、逆に電流が小さすぎてもLEDは光らないか暗く光るだけです。
LEDに流れる電流はLEDにかかる電圧によって決まります。←コレ重要
では、出来るだけLEDが明るく光りしかも定格電流を超えないような電流を流すには、何Vの電圧をかければいいのでしょうか?
LEDにかける電圧(順電圧Vfと言います)と流れる電流(順電流Ifと言います)の関係はLED自体の特性によって決まります。
例として写真のグラフはオレンジ色LEDにおける順電圧Vfと順電流Ifの関係(Vf-If特性カーブ)を示しています。
例えばこのLEDに2.1Vの順電圧をかけると20mAの順電流が流れることがグラフから読み取ることができます。。
さらに、このLEDの定格電流は40mAですので、LEDにかける電圧は2.3V以下にしなければいけないことがグラフよりわかります。
逆に言うと2.3V以下ギリギリの電圧がこのLEDが一番明るく光る電圧になります。
ただし、このVf-If特性カーブなどと言うものはLEDのパッケージにもどこにも書いていないので、実際にLEDを使うときはここまでシビアに考えなくてもいいです。
要は、LEDがキレイに光る電圧は赤、緑、オレンジ色LEDの場合は 1.6V~ 2.2V、 白、青色LEDの場合は3.5V~ 4V と覚えておけばいいと思います。
ちょっと難しくなってきたかな・・・まだ大丈夫ですよね(^^
次回は実際に電圧,電流を制限する方法を紹介したいと思います
が、
明日は
飲み会があるので『LEDのお話』はお休みします☆
あしからず
Posted at 2006/05/11 22:12:16 | |
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LEDのお話 | 日記