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しまえるシューマッハのブログ一覧

2017年10月23日 イイね!

WEC 6 hours of Fuji 2017観戦記(後編)

WEC 6 hours of Fuji 2017観戦記(後編)










前回に引き続き、“WEC 6 hours of Fuji 2017”のレポートをお送りします!

前回をご覧になりたい方は↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/1499353/blog/40617321/

2017.10/15(日)

一夜明けて、決勝当日。

雨です。。

うさぎ㌘の“912/6”と、富士スピードウェイに到着しました。

耐久レースの朝は早く、11時には決勝レースがスタートするので、ピットウォークは8:30から始まります。

昨日のうちに、お目当てのポルシェLMPチーム #2号車は貰っていたので、今日はポルシェGTチーム #91号車のピットに並びます。

LMPチームと比べると、平和的な列です。

マコヴィッキィとリーツにサインをもらいました!
マコヴィッキィの前に“Porsche Motorsport”のストラップが置いてあったので、「Can I take it ?」って聞いたら、日本語で「どうぞ!」って言われました^^;


殺伐とした(笑)LMP1ワークスチームの列と違って、GTチームは和気藹々で気軽にドライバーとも交流できて、それはそれで充実感があります。来年は、ポルシェワークス居ないから、GTドライバーともっと交流しよ~


K4-GPのパレードランが始まりそうだったので、ピットビル3階に上がってきました。

ルマン式スタートで各車一斉に走り出します。

決勝日はパレードランということで、カルガモ走行で数週していました^^;

ピットビルのすぐ横がK4-GP車両のピットなので、ピットまで見に行ってみました!

“ロスマンズ ポルシェ 962C”をモチーフにした“サマンサ 962C”と“トヨタ7”をモチーフにしたK4車両。


“クライスラー バイパー”と“コルベットC7R”になった“カプチーノ”。

そして“ポルシェ 935”になった“カプチーノ”。

近くで見ても、とてもクオリティ高いです!

テールランプユニットは、911用のように見えますね。


左はCan-Am車両の“ポルシェ 917 PA-Spyder”をモチーフにしたクルマと、“GT40”になった“カドウェル”です。

“GT40”は直列4気筒エンジン↑を縦置きに搭載していました。


グランドスタンド裏に設けられたフランス村で“ロティサリーチキン”を買って、決勝のスタートを見届けるために、グランドスタンドに来ました♪

グランドスタンドでは、うさぎ㌘と大学時代の後輩kimu_march君、K君と合流し4人で観戦しました。K君は、4年前の一度もレースをしないまま終了した幻の“6 hours of Fuji 2013”以来4年ぶりのWEC観戦だそうです。今回こそはコンペティションシーンを目に焼き付けて帰ってもらいたいところです^^;


雨天のためセーフティーカーランによって、決勝レースが始まりました。


4周のセーフティーカーランのあと、いよいよレーススタートです!



後続のGTクラスは、各車が巻き上げる水しぶきのなか駆け抜けることになります。


予選ではトップタイムを叩き出した“919 Hybrid”ですが、雨量が多くなると思うようにペースが上がらない様です・・・


逆にGTE-Proクラスの“911 RSR”は雨を味方につけて、クラストップを快走します!

こちらはGTE-Amクラス、RRの“911 RSR(991)”ですが、ワークスのMR“911 RSR”と比較すると、車両後方に巻き上げる水しぶきの量が少ないのが判ります。この違いが、ポルシェが喉から手が出るほど欲しかったリヤディフューザーの効果ですね^^;


#1号車は序盤にトヨタ#8号車との接触で右フロントのカナードを失って、4位に後退してしまいました。

雨足が強くなると、強さを見せるトヨタ勢。


レース開始から36分がたった頃、霧が濃くなってきました・・・

遂にイエローフラッグが振られ、

一時、ポルシェ#1号車がトヨタ#7号車の前に出ますが、

天候には勝てずに、セーフティーカーランとなります。


このタイミングでピットインが必要なクルマは、ここぞとばかりにピットに入ってきました。

レース開始から約1時間20分経過、さらに霧が濃くなって赤旗中断になってしまいました~(T_T;)

他のWEC戦ではなかなか見られない光景ですが、WEC Fujiではお馴染みのホームストレート上に車両を並べて天気の回復を待つの図↓です。


2時間経過を前に、レースが再開しました!

ピットストップのタイミングの違いポルシェ#2号車は後退し、トヨタ#8号車がトップに躍り出ます。

続く2位もトヨタ#7号車、

ポルシェ#1号車が3位と続きます。

レース開始から2時間40分後、再びセーフティーカーランとなりました。


約40分後にレース再開。

トヨタ勢はピット作業に手間取り、ポルシェ#1号車が首位に立ちますが、再開直後のヘアピンで#13 レベリオンレーシングの“オレカ 07-ギブソン”がクラッシュ↓し、すぐにセーフティカーランへと逆戻り。。。


ここで、レクサスコーナーに移動してみました。

ここは、低速コーナーでマシンの近くまで行けるので、迫力のある写真が撮れます。

首位はトヨタ#8号車。

移動している間にトヨタが1-2体制、ポルシェ#1号車は3位に後退していました。

こちらはGTE-Proクラスのトップ争い。

逃げるAFコルセ#51号車と、追うポルシェ#91号車。


レースも残り1時間半を残して、またもセーフティカーランから赤旗中断へ。


ポルシェ応援席に来ました。

本日2度目の赤旗中断大展示会です。


ポルシェ#1号車は、もう完全にボデーカバーまでしていますね・・・


何度かセーフティーカーでヤニック・ダルマスがコースの状況を確認に行きますが、一向に回復する兆しがありません。


結局レースはこのまま終了となり、ホームストレート上のレース車両はセーフティーカーの先導でコースを1周して、ピットへと向かいました。


パルクフェルメには、各クラスの優勝マシンが並べられて、表彰式が始まりました~


まずは、LMP1-Hクラス

1位:#8 トヨタ ガズー レーシング “TS050 ハイブリッド”
2位:#7 トヨタ ガズー レーシング “TS050 ハイブリッド”
3位:#1 ポルシェ LMPチーム “919 ハイブリッド”

GTE-Proクラス

1位:#51 AFコルセ “フェラーリ 488GTE”
2位:#91 ポルシェ GTチーム “ポルシェ 911 RSR”
3位:#92 ポルシェ GTチーム “ポルシェ 911 RSR”

LMP2クラス

1位:#31 レベリオン レーシング “オレカ 07 - ギブソン”
2位:#36 シグナテック アルピーヌ “アルピーヌ A470 - ギブソン”
3位:#38 ジャッキー・チェン DC レーシング “オレカ 07 - ギブソン”

GTE-Amクラス

1位:#54 スピリット オブレース “フェラーリ 488GTE”
2位:#61 クリアウォーター レーシング “フェラーリ 488GTE”
3位:#77 デンプシー プロトン レーシング “ポルシェ 911 RSR (991)”
という結果となりました!


表彰式も終わって、霧の中に浮かぶ幻想的なピット。

車検場にワークスポルシェの“911 RSR”が置いてありました。

ガワは911のまま、エンジンをミッドマウントしているので、メンテナンス性は悪そうですね・・・^^;

エンジニアの後姿が「あぁ~、なんでこんなところにエンジンもってきちゃったかな~」と聞こえてきそうです!爆


悪天候に見舞われた今年の“WEC 6 hours of Fuji”でしたが、なんだかんだ言ってもヨーロッパのスポーツカーレーシングを、ここ日本で堪能できる年に一度の祭典には変わりありません。パドックで感じる雰囲気は、ヨーロッパのレーシングシーンそのものですし、今回も充実の週末でした!

問題は来年以降のWECの行方です。来シーズンは、現在のLMP1-HクラスとLMP1-Lクラスが統合されて、LMP1はワークスとプライベーターが入り乱れた1つのクラスとして競われることが決定しています。

個人的には、現在のメーカーがLMP1カテゴリーに参加する場合はハイブリッド車両でなければならない規定が、エントラントの門戸を狭めているのは明らかなので、デイトナ プロト インターナショナル(DPi)やもっとメーカー側に開発要素やブランドイメージの反映が可能な、純粋なガソリンエンジンレースカーの参加も認めるべきだと思っています。

もしくは“919 ハイブリッド”が、かつての“962C”のようにワークス撤退後にプライベーターに放出されて、魔改造される(笑)というシナリオも面白いかもしれません^^;

そして、帰り際にkimu_march君から素敵なプレゼントを頂きました~

なんと、マルカツの“ベック 550 スパイダー”と“ノーブルP4 & ノーブル 23”のカタログ!!

昨今、探してもなかなか出てこないシロモノを掘り出してきてくれた様です♪
ホントにありがとう!
Posted at 2017/10/24 00:02:50 | コメント(3) | トラックバック(0) | モータースポーツイベント | クルマ
2017年10月23日 イイね!

WEC 6 hours of Fuji 2017観戦記(前編)

WEC 6 hours of Fuji 2017観戦記(前編)









こんにちは。最近、雨が多いですね。。。

先々週末もそんな雨の中、富士スピードウェイで行われたFIA世界耐久選手権 第7戦 “WEC 6 hours of Fuji”に観戦に行ってきました!(やはりスポーツカーレーシングには目がないので、色々語ってしまい超長編ですが、長過ぎて文字数オーバーになってしまったので、前編・後編に分けてレポートします^^;)

1週間前から天気予報と睨めっこしていましたが、1週間変わることなく週末は雨の予報でした。
しかし、今シーズン限りでワークスポルシェがWEC LMP1カテゴリーから撤退することが決まっているので、ラスト”919 Hybrid”を応援しに、550で行くことにしました!


2017.10/14(土)

夜も明ける前から550を駆って御殿場を目指します。

岩手を出発した時は全く雨も降っておらず、淡い期待を抱きましたが、郡山付近で雨と遭遇。

夜が明けてきましたが、圏央道に入っても雨模様は続きます。


午前9時頃、無事に富士スピードウェイに到着!

まもなく”サーキットサファリ”なるイベントでWEC車両の走行があったので、ヘアピンの立ち上がりで観戦します。

早速、ヘアピンでワークストヨタの“TS050 Hybrid”と富士急行の“日野 セレガ”によるサイドバイサイドを拝むことが出来ました!爆


ここで、今回の“WEC 6 hours of Fuji”に参戦する車両をクラス別に紹介していきましょう。

まずは、トップカテゴリーのLMP1-Hクラスから。

#1 PORSCHE LMP TEAM “Porsche 919 Hybrid”


#2 PORSCHE LMP TEAM “Porsche 919 Hybrid”

ポルシェは、2リッターV型4気筒ターボエンジン+MGU-H(排気エネルギー回生ユニット)を組み合わせたパワーユニットとフロントにMGU-K(モータ・ジェネレータ・ユニット)を搭載して、ハイブリッドLMP1カー特有のレギュレーションである“1周あたりのエネルギー放出量”は“8MJ”を選択した“919 Hybrid”を2台体制でエントリーしています。

ご存知のように、ハイブリッドカーは減速時に“エネルギーの回生”が出来ることを最大の強みとして2000年代以降大きくシェアを伸ばしてきました。後述するトヨタや昨年までエントリーしていたアウディが、減速時にタイヤの回転によって生み出されるエネルギーを回生しているのに対して、ポルシェはタイヤの回転によるエネルギー回生に加えて、ターボ加給時にタービンの回転からもエネルギーを回生している点が特徴的です。

モータによるエネルギーの回生と聞くと、やはり”加速に費やしたエネルギーの一部を少しでも取り返す”といったニュアンスで語られることが多いですが、逆に溜め込んだエネルギーで必要な時にモータを回して、エンジンの出力を補うことで異次元の加速を実現できるメリットもあります。

この理論をポルシェの“MGU-H(排気エネルギー回生ユニット)”に当てはめると、溜め込んだエネルギーでモータを回して、必要な時に最適な加給圧を得られることにもなります!

”919 Hybrid”でのレース活動は今年限りで終了になりますが、この技術が後々のポルシェ市販車に搭載されるとすれば、なかなか面白い“ポルシェ ターボ”となって日の目を見るのではないでしょうか^^;


#7 TOYOTA GAZOO RACING “Toyota TS050 Hybrid”


#8 TOYOTA GAZOO RACING “Toyota TS050 Hybrid”

一方トヨタは、2.4リッターV型6気筒ツインターボエンジンに前後にMGU-Kを搭載して、エネルギー放出量はポルシェと同等の“8MJ”を選択した“TS050 Hybrid”を2台体制でエントリーしています。

TS050はヘアピン立ち上がりで見ていると、ハイブリッドシステムとエンジンとの協調制御の影響からか、“コッ!”という独特の排気干渉のようなサウンドを残して、シフトアップしていく姿が、とても印象的です。


続いて、LMP2クラス

#31 VAILLANTE REBELION “Oreca 07 - Gibson”

昨年までLMP1のプライベータークラスに参戦していた“レベリオン レーシング”がヨーロッパで人気のレースコミック“ミシェルヴァイヨン”とのコラボカラーでLMP2に参戦してきました。

LMP2クラスは、今年から使用できるシャシとエンジンが制限されて、シャシの方は“オレカ(Oreca)”、“リジェ(Ligier)”、“ダラーラ(Dallara)”、“ライリー(Riley)”の4ブランドから選択、エンジンは“ギブソン(Gibson)”製の4.2リッターV型8気筒NAエンジンのワンメイクとされましたが、WECに参戦するチームは全車”オレカ”を選択したため、事実上”Oreca 07 - Gibson”のワンメイクとなっています。


#38 JACKIE CHAN DC RACING “Oreca 07 - Gibson”

こちらも前述のように“Oreca 07 - Gibson”を使用した中国のチームで、チームオーナーはあのジャッキー・チェンが務めています。今年のルマンを観ていた人は記憶に新しいと思いますが、トラブルが続発するワークスLMP1勢をしり目に、一時総合トップを快走し、あわや総合優勝するのではないかと思わせるほどの活躍を見せたのが、この#38号車です^^;


#36 SIGNATECH ALPINE MATMUT “Alpine A470 - Gibson”

このクルマ、エントリー名は“アルピーヌ A470 - ギブソン”となっていますが、LMP2のレギュレーションに則り、オレカ製のシャシを使用しています。チームは最近”A110”を復活させるということで話題になった名門“アルピーヌ”が運営しています。

LMP2カテゴリーは“プライベータの参加”が義務付けられているため自動車メーカーは参加できません。現在、自動車を生産していない“アルピーヌ”は参加出来ていますが、市販車の生産に乗り出すとLMP2活動できなくなるというジレンマを抱えることになります^^;


つづいて、GTE-Proクラスを見ていきましょう!

#67 FORD CHIP GANASSI TEAM UK ”Ford GT”

”GT”クラスは文字通り、市販GTカーをベースにレース車両に仕立てられたクルマで戦うので、路上で見かけるクルマに姿が近いというのが人気の秘訣ですが、時として”コロンブスの卵”的なクルマが出てくるのも、このクラスの魅力の1つです。

この“フォードGT”もそんな1台で、他のGTEカーがベース車両を持つのに対して、フォードGTはまずこのレース車両を開発して、それから市販ヴァージョンを発売するというレースに勝つ為に は何でもあり 生まれてきたクルマです。

またアメリカンレーサーでありながら、“お約束”のV8エンジンをキッパリと捨て去って“エコブースト”なるV型6気筒ツインターボエンジンを搭載した辺りも本気度が伺えます。そして、この市販車離れしたスタイリングが、その出生を物語っていますね^^;


#71 AF CORSE ”Ferrari 488 GTE”

GTE-Proクラスにおいて、事実上フェラーリの“隠れワークス”的な存在の“AFコルセ”は、3.9リッターV型8気筒ターボエンジンを搭載する“488 GTE”を2台体制でエントリーしています。


#92 PORSCHE GT TEAM ”Porsche 911 RSR”

こちらはワークスポルシェがGTE-Proクラスにエントリーしている“ポルシェ 911 RSR”です。最大のトピックは、なんといっても駆動方式がこれまでの伝統的な“RR”から“MR”に変更になったことでしょう!

一般的に考えて“それアリかよ!”というレベルのモディファイですが、面白いのがレギュレーションでエンジン搭載方向の変更(横置き⇔縦置き)は禁止されているにもかかわらず、搭載位置の変更には規制がないことです。つまり、ポルシェの認識では“911のエンジン搭載位置を前にずらしただけ”なんだそうです(笑)

これで長い“911”の歴史の中で、エンジンがリヤ車軸を越えて前にやってきたのは、90年代後半の“911 GT1”シリーズに続いて2度目になります。


#95 ASTON MARTIN RACING ”Aston Martin Vantage”

デイビッド・リチャーズ率いる“プロドライブ(Prodrive)”が運営する“アストン マーティン レーシング”は、4.5リッターV型8気筒NAエンジンを搭載する“ヴァンテージ”を2台体制でエントリーしています。

プロドライブとアストンマーティンの関係は、GTEクラスの前身にあたるGT1クラス時代に“フェラーリ 550マラネロGTS”から“アストンマーティン DBR9”にスイッチして以来ですが、その後のGT1クラス終焉に伴ってGTE車両として開発されたこの“ヴァンテージ”も、そろそろ最古参の存在となってきました。


最後に、型落ちのGTE車両でプライベーター同士の戦いが繰り広げられるGTE-Amクラスで気になったクルマを紹介していきます。

#77 DEMPSEY-PROTON RACING “Porsche 911 RSR (991)”

この“911 RSR”は、アメリカの俳優パトリック・デンプシーがオーナーを務める“デンプシー プロトン レーシング”のクルマです。ワークスの“911 RSR”はMR化されましたが、こちらは昨年型のため”RR”のままです^^;

ワークス#92号車と比較すると、MR化された現行型の方がリヤ周りの空力処理の自由度が増しているのが判りますね。


サーキットサファリが終わる頃、912/6乗りのうさぎ㌘が到着したので、一緒にピットウォークの参加しました!

まずは、ポルシェLMPチーム #2号車のピットへ

相変わらず、凄い人の列が出来ていましたが、

終了間際になんとか、サインカード↓をもらうことが出来ました。

おまけにベックの鍵に、F1デビューも決定してノリに乗っているブレンドン・ハートレー(Brendon Hartley)のサイン↓も貰っちゃいました~!

ちょっと薄いけど・・・


ポルシェGTチーム #91号車のピットは、ちょうどフレデリック・マコヴィッキィ(Frederic Makowiecki)が満面の笑みでピットの中へ消えてゆくところです^^;

人だかりが消えて、クルマをゆっくり見られるようになったので、各チームのピットを散策していきます。

こちら↓は、#77 デンプシー プロトンレーシングの昨年型“911 RSR”

昨年は、これでもエアロ系が格段に進化した印象を受けましたが、今年のワークス“911 RSR”を見ると大人しくさえ見えてしまいます。

こちら↓は#31 レベリオンレーシングのピット。

LMP2は最低1人はアマチュアドライバーが参加することになっていますが、ここのプロドライバー2人は、ニコラ・プロスト(Nicolas Prost)&ブルーノ・セナ(Bruno Senna)という、“セナプロ”コンビです!フロント右のカナードを日の丸にペイントしてくれていますね♪

#26 Gドライブレーシングのピット。

ロシアの石油企業ガスプロム社の“G-DRIVE”ブランドがスポンサードするロシアのチームです。

#7 トヨタガズーレーシングのピット。

予選に向けて、何かセットアップ中でしょうか。

#38 ジャッキー・チェン DC レーシング

この唐草模様のような特徴的なカラーリングがアジア的ですが、“JOTA Sport”の文字が読み取れるところを見ると、チーム運営自体はイギリスのジョタ・スポーツが手掛けているようです。

#67 フォード チップガナッシ チームUK

とても”GT”カーとは思えない薄さですね^^;

#1 ポルシェ LMPチーム

こちらも予選に向けて、セットアップに余念がない様です。


予選が始めるので、グランドスタンドでグラタンを食べながら観戦します。

若干霧も濃く、天候も心配ですが・・・

予選が始まりました!


トップタイムを出したのは、ポルシェ#2号車!


2番手にも、ポルシェ#1号車が続きます。

総合の予選結果は、
1位:ポルシェ #2 (LMP1-H)
2位:ポルシェ #1 (LMP1-H)
3位:トヨタ #8 (LMP1-H)
4位:トヨタ #7 (LMP1-H)
5位:レベルオンレーシング #13 (LMP2)

となりました。


続いて、軽自動車を改造したレースシリーズとして人気のK4-GPのエキシビジョンが、始まりました~


往年のレナウンチャージカラーを纏った“AZ-1”↓に、


”チームオレカ クライスラーバイパーGTS”や“コルベット C7R”を思わせる“カプチーノ”


そして、なんと“ポルシェ 935”と見紛うような“カプチーノ”!


こちら↓は東京R&D“カドウェル”のシャシに“GT40”風のボデーを被せたクルマ。


こちら↓も、あの“ロスマンズ ポルシェ 962C”をダウンサイジングさせたボデーを被せたクルマ。


だいぶ霧が濃くなってきましたが、この日のプログラムは無事終了。


グランドスタンド裏の出展ブースを散策します。

今年は、昨年まで大型ブースを構えていたアウディの撤退により、メーカーの出展ブースはトヨタとポルシェの2メイクスです。

トヨタは、往年のグループCカー“TS010”や“TS040”,“TS050”に加えて、新ブランド“GR”なども展示していました。


ポルシェは、“919 Hybrid”のモックアップと物販ブースという構成です。来年からは、ポルシェブースもなくなってしまうと思うとちょっと寂しいですね。。。


駐車場へ向かう途中で、ちょうどデンプシー プロトンレーシングの“911 RSR”が車検を終えてピットへと移動中でした。


後編へつづく!
Posted at 2017/10/23 23:42:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | モータースポーツイベント | クルマ

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「ゴールデンウィークのカート乗り比べ体験記 http://cvw.jp/b/1499353/47700125/
何シテル?   05/05 12:59
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