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2022年11月27日 イイね!

FORUM8 Rally Japan 2022 Aichi/Gifu 観戦記(Part 1)

FORUM8 Rally Japan 2022 Aichi/Gifu 観戦記(Part 1)









こんにちは~

最近はすっかりモータースポーツ観戦ブログになりつつありますが、今回もモータースポーツ観戦について書きます^^;

先々週末、12年ぶりに日本再上陸を果たした"Rally Japan"を観に行ってきたので、その模様を複数回(2回の予定だけど3回になるかも・・・汗)に分けてレポートします!
※例にもれず今回も長編となっていますので、お時間のある時にご覧ください!汗

しかし、まぁなんといっても個人的には"WRC(世界ラリー選手権)"初観戦とあって、行く前から期待度抜群でした!!

またFIA格式のラリー観戦という意味では、2009年に卒業旅行で行ったイタリア サルディニア島で行われた"FIA ヒストリックラリー選手権 ラリー・デル・コラーロ 2009"↓観戦以来のラリー観戦になります^^;
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2022年11月11日(金)深夜
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"Rally Japan 2022"の開催地 豊田市へ向けて、東北道を南下します。

途中、ちょうど東名の秦野中井付近で夜が明けてきました。
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天気も良く、霊峰富士もバッチリ拝んで豊田へ向かいます。

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新東名 掛川PAでトヨタ 2000GTと遭遇!

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豊田が近くなるにつれて"ラリー"なクルマが増えてきました^^;

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"FORUM8 Rally Japan 2022 Aichi/Gifu"のメイン会場である豊田スタジアムは、駐車場にサービスパークを設置していて、今回は駐車場がないので、近隣の駅前駐車場にRossoを停めてパーク&ライドで向かいます。

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豊田スタジアムに到着しました!
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今日(11/12(土))は、ここ豊田スタジアムでのサービスパークと岡崎SSの観戦をスケジュールしています。

関西方面から合流予定のkimu_ninetyさん、Kさん、Hさん、Sさん御一考の到着が遅れているため、会場内を散策して待ちます。

こちらは"歴代ラリーカー展示"コーナー
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1995年 トヨタ セリカ GT-FOUR ST205(Toyota Celica GT-FOUR ST205)
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1995年のコルシカラリーにて、ディディエ・オリオールのドライブで優勝した車両そのものです。この時代のWRCはGr.A車両により戦われていて、街で見かけるクルマがそのまま世界選手権で優勝するとてもロマンのある時代だったように思います。

1998年 スバル インプレッサ 555 WRC 98(Subaru Impreza 555 WRC 98)
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それまでGr.Aのホモロゲーションを持っていたインプレッサ 4ドアセダンのWRXベースから、改造範囲の広いWRカー規定発足に合わせて、非力なNAエンジン搭載の2ドアクーペのベースグレード”リトナ”をベースに、英国のプロドライブがWRカーに開発した車両です。

1997年 トヨタ カローラ WRC(Toyota Corolla WRC)
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こちらも改造範囲の広いWRカー規定に則り、本来2リッターターボ+4WDの設定がない欧州カローラに、肥大化して戦闘力を失いかけていたセリカのメカニカルコンポーネンツとジョイスティック型シーケンシャルミッションなどの新技術を詰め込んで、WRCを戦える戦闘力を構築していきました。

この車両、以前はお台場のメガウェブに展示されていて、Rossoに"カローラWRC Bodykit"を装着する際に、何度も参考に観に行ったので久々の再会です!

2005年 三菱 ランサー WRC 05(Mitsubishi Lancer WRC 05)
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こちらは三菱が2005年にWRカー規定に則って開発したランサーWRC。三菱のラリーカーの代名詞とも言える"エボリューション"の文字がないことからも判るとおり、"ランエボ"ではなく"ランサーセディア"をベースとしています。
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ボクのRossoに装着した"カローラWRC Bodykit"を製作しているポーランドのCars4You Custom社で、このランサーWRC 05ルックのボデーキットを販売しているので、ランエボIXあたりに装着したら面白そうだなぁ~^^;

お膝元"トヨタ ガズー レーシング(Toyota Gazoo Racing)"のブース
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最新のGRカローラとGRヤリスの展示と一緒に、GRヤリスの開発車両↓が展示されていて興味深かったです。
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会場内には、これらのマシン以外にも至る所にWRCにゆかりのクルマが展示されていました。

三菱 ギャラン VR-4(Mitsubishi Galant VR-4)
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トヨタ セリカ GT-FOUR ST185 (Toyota Celica GT-Four ST185)
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OZのカタログでおなじみのST185も、OZブースに展示されていました。

そろそろサービスインの時刻が迫ってきたので、サービスパークに移動し始めます。
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途中で00カーが通り過ぎ、近隣からエキゾーストノートが聞こえてきました。

このゲートの先にRally1カーのサービスパークがあります。
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当日開催のSSのチケットがあれば豊田スタジアムには入場できますが、このサービスパークへはSSのチケットでは入場できないので、別途 豊田スタジアムの入場券が必要になります。

"ヒョンデ シェル モビス(Hyundai Shell Mobis)"ワークスのサービスパーク。
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もうすでに結構な人だかりができています。

こちらは"Mスポーツ フォード(M-Sport Ford)"のサービスパーク。
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"Mスポーツ フォード"は、英国のラリードライバー マルコム・ウィルソン(Malcolm Wilson)が立ち上げたプライベートチームに端を発するコンストラクターで"フォード(Ford)"のブランドが入っていますが、完全なワークス体制ではありません。

こういった事情からか"トヨタ"と"ヒョンデ"の2大ワークスと比べると、ややこじんまりとしたサービスパークになっています。

ここから先(トヨタ ガズーレーシング方面)は、もう凄い人だかりで行ったら帰ってこれそうになかったので、ここで"Mスポーツ フォード"のサービスパークを見学することにしました♪
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サービスインが始まるまでの間に、ここで公式パンフレットの車両解説(英語)を翻訳しながら、2022年シーズンを戦うWRC最高峰クラス"Rally1車両"を見ていきましょう。

トヨタ ガズーレーシング WRT / GRヤリス ラリー1 ハイブリッド
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今シーズンから適用された"Rally1"カー規定に則って開発されたトヨタのWRCカーです。外観上は、市販車"GRヤリス"の面影があるようにも見えますが、鋼管スペースフレームのシャシにカーボン製ボデーを被せた全くの別物です。

またRally1規定では各社共通のハイブリットパワーユニット(HPU)の搭載を義務付けられているため、市販車には存在しない"GRヤリス ハイブリッド"というネーミングが与えられています。

ヒョンデ シェル モビス WRT / ヒョンデ i20 N WRC ラリー1
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"ヒョンデ"という聞きなれないブランドですが、"ヒュンダイ"改め"ヒョンデ"として近年日本に再上陸を果たした韓国の自動車メーカーです。

日本国内では、BEV(バッテリーEV)の"アイオニック5"と燃料電池車の"ネクソ"の2台のみの展開ですが、Rally1カーのベースになったのは、欧州を中心に販売されているBセグメントカー"i20"のスポーツ仕様の"N"です。

といっても"GRヤリス ハイブリッド"同様に、鋼管スペースフレームに"i20 N"風カーボン製ボデーを被せた別物である・・・

Mスポーツ フォード WRT / フォード ピューマ ハイブリッド ラリー1
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昨年まで"フィエスタ(Fiesta)"ベースのWRカーで参戦していたMスポーツ フォードは、今シーズンのRally1カー規定に合わせて、ベース車両をコンパクトSUVの"ピューマ(Puma)"にスイッチしてきました。

つまるところ、鋼管スペースフレーム+カッコだけのカーボン製ボデーなら、コンパクトカーより売れ筋のコンパクトSUVを被せた方が、マーケティング戦略的にも美味しくねぇ~って思ったかどうかはしらないですが(汗)、かくして横から見たら"ほぼフィエスタ"ってくらい"ローフォルム"でカッケーSUVが完成しました^^;

こんだけ車高短で着座位置も低いならSUVでもいいかなぁ~爆
まぁでも、このベースになった"ピューマ"は、市販車モデルでも"エコブースト ハイブリッド"のグレードが設定されていて、48Vマイルドハイブリッドシステムと6MTの組み合わせが選択できる点が、とてもヨーロッパ的で素敵な1台でもあります♪

そして、各社統一されていないフォーマットで提出されたと思われる車両解説ページの中にあって、Mスポーツ フォードのスペック表が妙に"カーマニア"感が出ていて、好感が持てますね^^;

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そうこうしているうちに、#42 クレイグ・ブリーン / ジェームス・フルトン組の"フォード ピューマ ハイブリッド ラリー1"のサービスインが開始されました!

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そしてクルマはまだサービスに来ていないですが、ガス・グリーンスミス(Gus Greensmith)本人が登場!!
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快くファンサービスに応じていました。こういう姿を見ると、ファンになっちゃいますねぇ~
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#44 ガス・グリーンスミス / ジョナス・アンダーソン組のサービスインも開始されました!
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サービスインが始まると、すぐさまマシンは馬に載せられメンテナンスが進められていきます。

Rally1車両はサービスパーク内では、モーター駆動での走行がルール化されているようで、サービスインが終了するとモーター音と共に走り去っていきました~

※途中で通過する"シュコダ ファビア R2(Skoda Fabia R2)"はRally2車両なので
、ガソリンエンジンで走行しています。

Mスポーツ フォードのサービスインが終了したので、一応トヨタのサービスパークの前に行ってみました。
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ご覧のような人だかりで、全く中が見えません(T_T;)
ちょうど、トヨタのサービスパークの向かい側がサービスパークに入るチェックポイントになっていて、続々と参戦車両が入ってきていました~

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こちらはモータージャーナリストでJ-sportsのWRC解説でもおなじみの国沢 光宏さんの"ルノー クリオ R5"です。ルノースポールの伝統的なワークスカラーをまとっていて、通好みですね♪

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「スバル ヴィヴィオ以来の軽自動車WRC参戦!!」と、一部の界隈で話題になっていた"ダイハツ コペン(Daihatsu Copen)"がやってきました。

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Rally1車両がいなくなってやっとトヨタのサービスパーク内が覗けるようになりました。

こちらは"ヒョンデ"のサービスパーク。
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ヒョンデはシェルがメインスポンサーなので、シェルHELIXカラーの給油機?がカッコいいですね!

ヒョンデのサービスパーク横に停められたクルマ達。
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前の1台は国内でも販売開始した"アイオニック5"ですが、後ろのクルマが気になりますねぇ~
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ドイツ登録のナンバーが付いたレッキ車のようです。
欧州をクルマで走っていたりすると、ある時期のヒョンデ車のリヤデザインが結構BMWに似てるなって思うことがあったので、てっきり日本未発売のヒョンデ車か?っと盛り上がっていましたが、どうやら本当にBMW 1シリーズのレッキ車だったようです^^;

Mスポーツ フォードは、ちょうど海上コンテナサイズの"M-Sport"ロゴ入り横断幕が掛けられていてカッコいいですね!
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こういう所は、Rally1車両を扱う3メイクスの中ではMスポーツ フォードが一番ヨーロッパ的でハイセンスなように思います。

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Mスポーツ フォードのレッキ車両は"フォード フォーカスRS"を使用していました。

WECの時にも感じますが、このようなFIA格式の世界選手権のパドックやサービスパークって、ヨーロッパのレースシーンをそのまま切り取って持ってきたような雰囲気が漂っていて、格別なんですよね~♪

この雰囲気を感じられるだけでも、サービスパークの別料金を払った甲斐があったと思います^^;

初回からずいぶん長編になりましたが、今回のレポートはここで終了です。
次回はいよいよ岡崎に移動して、Rally JapanのSSを観戦します!

つづく


Posted at 2022/11/27 23:34:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツイベント | クルマ

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