GOODYEAR Efficient Grip 205/55R16  

工場出荷時に装着されていた標準タイヤ。
ザラついた路面での遮音性はそんなに高くないが滑らかな路面は驚く程静か。
なんとなくコンチネンタルのPremium Contactに似ている気がする。思ったより悪いタイヤではないけど少しトレッド面が硬いんだろうな。ウェット時の排水性とかに関係しているのかもしれない。
日本製のGood Yearとは製造場所も異なりフランス製とのことでヨーロッパ的なコシがある感じなのは擦り込みじゃぁないかもしれない。というのは今日までタイヤラベルを見ていなかったから。
滑らかな路面や周期の大きなウネリのある路面ではシッカリとした味付けでサスペンションも良く動き、この車のスイートスポットをうまく引き出していると思う。
一方頑張っているとはいえ細かな段差や凹凸は吸収しきれていない気がする。
また、ゴムの硬さやリアの重さからか絶対的なトラクション能力が不足している。スタッドレスでは特に感じていたが、このサマータイヤでも特に雨天の右折やUターンなどで大きめな舵角と深めのアクセル操作を与えると内輪が滑りがちでトラクションコントロールが介入しやすい。高速道路のループ橋の繋ぎ目でもリアが落ち着かないのはタイヤのグリップ力が不足しているためだと思われる。
おそらくこのクルマにはミシュランのパイロットスポーツ４あたりが乗り心地とグリップ力の点で合っているんだと思う。