くーたん1222のブログ一覧

 

 

夏バテかな？痩せちゃったし食欲ないね…と病院に行って検査をしたところ、腸に腫瘍が見つかり、腸がほとんど機能していないという診断から点滴と抗生剤の投与による治療をしましたが、３週間後に再度エコーをとったら獣医さんもびっくりするほど進行していて、治療も実らず、おとといの昼に母が見守る中、茶の間で息を引き取りました。

手のひらに乗るくらいの生後１週間ほどの500gの小さな体で、塀の外に出しても何回も乗り越えて我が家にやってきた縁から10年、たくさんの癒しと思い出を招いてくれた、お利口さんな猫でした。

今日、荼毘にふしました。
冷たくなっても今にも起きだしそうなくらい、最期まで本当にきれいな姿でした。
母が目を閉じてもうっすら目を開けた状態でした。
きっといつまでもみんなの姿を見ていたかったのでしょうかね。

私は仕事だったので、骨まで拾えませんでしたが…

今は、石に写真から顔を彫ってモニュメントにすることもできるようで、我が家の庭の隅に埋葬することになりました。

やっぱり、帰ってきていないとわかっていてもなんとなく物足りないさみしさがあります。
でも、一番思うことは、「ありがとう」の感謝の気持ちです。この思いを忘れないように、ここに残しておきます。

ペットって、思い出の分だけ別れがつらいですね。

父は寝るときに声をかけると寄り添うように毎晩近くで寝ていたし、母は洗濯物を干すときに外に出たいと窓をカリカリやってちょっとだけ外に出したり。
臆病な猫は敷地の外には出なかったので、足の裏もとてもきれいな色をしています。
両親は私よりも関わっている時間が長かった分、もう二度とペットは飼いたくないと言っています。

猫は我が家での生活に、幸せをかみしめてくれたかな？

生まれ変わって、またうちに戻っておいでね。